フェンシング 男子エペ日本代表の見延和靖が、オリジナルウェアの開発へ。新たなプロジェクトを始動。
繊維業界のプロフェッショナルとトップアスリートがタッグを組んだ 地元創生プロジェクト。「福井発、世界へ。」
株式会社スポーツビズ(本社:東京都中央区銀座)がマネジメントを行う、フェンシング男子エペ日本代表の見延和靖(NEXUS FENCING CLUB、福井県越前市出身)と大手スポーツブランドやアウトドアブランド、肌着メーカーなどのOEM生産を展開する株式会社アタゴ(本社:福井県福井市)、メイドインジャパンの工場直結ファッションブランド「FACTELIER(ファクトリエ)」を展開するライフスタイルアクセント株式会社(本社:熊本県熊本市)の3者は、「福井の“クラフトマンシップ”を世界に発信する」地元創生プロジェクトをスタート致しました。
繊維業界のプロフェッショナルとトップアスリートがタッグを組んだ地元創生プロジェクト。福井発、世界へ。
「福井が誇るクラフトマンシップを世界に発信する。」を合言葉に、世界の最前線で活躍するトップアスリートのリクエストに全て応えた今までにないファクトリー発のオリジナルスポーツウェアを制作しました。この取り組みは、今まで、誰もチャレンジをしていないことに大きな価値を見出す各分野のスペシャリストたちが表現者・架け橋となり、それぞれの想い・品質・技術を結集することで実現したプロジェクトです。
<3者の使命>
●アパレル産業の構造に劇的な変革をする。(FACTELIER(ファクトリエ))
●物作り集団がブランドのOEMの壁を越える(アタゴ)
●パリ2024オリンピックでのフェンシング団体戦連覇、日本史上初の個人戦での
オリンピック金メダルの獲得に向けて、勝ち続ける。(見延和靖)
3者が産み出したオリジナルのスポーツウェアを身にまとい、世界の頂きとさらなる高みへ挑戦し、完成したファクトリー発スポーツウェアを通じて、福井が誇る日本の技術・品質・確信(≠革新)を世界に示していきます。
工場とアスリートが直接繋がることで、アスリートが抱える悩みや課題、競技環境・競技特性が反映・解決された完全オリジナルのスポーツウェアの実現へ。
福井県越前市出身で、フェンシング男子エペ日本代表の見延和靖がかねてより抱えていたスポーツウェアに対する悩みや課題、フェンシングの競技環境や競技特性、フェンシングの道を極めたい強い想いに応えた、4つのオリジナルウェアの工場直制作、そしてアタゴとFACTELIER(ファクトリエ)が展開している商品に改良を加えたアイテムの提供が実現し、そのアイテムを身にまとい、2023年11月よりスタートした新しいシーズンの戦いに挑んでいます。
身体的な特徴、競技環境・競技特性を考慮したオリジナルのスポーツウェア制作のチャレンジと改良提供された今回のアイテム。
<アイテム>
①インナー(試合用)
②Tシャツ(トレーニング用)
③ハーフパンツ(トレーニング用)
④ジャージ上下(トレーニング用)
⑤移動着(移動用)
製品に関する更なる情報はコチラ↓↓
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今回のプロジェクトに関する各者からのコメント
●見延 和靖 (フェンシング男子エペ日本代表)
この度、ファクトリエ代表の山田さんからのご縁で、アタゴ様とお引き合わせいただいたことに感謝をしております。フェンシングは、数cm、数mmの身体の動きの精密さが勝負を分ける競技です。その点では、普段のトレーニングから試合に近い・試合を想定した動きの感覚を研ぎ澄ますことが大事だと考えています。今まで、自身の身体の特徴と競技特性上、なかなか自分に合うスポーツウェアが見つからず、ストレスを抱えていたのが事実です。今シーズンから実際にご制作いただいたものを移動~トレーニング~試合でフル着用し、着用物へのストレスが激減し、試合に集中でき、結果にも表れてきていると感じています。私は自身をフェンシングの職人と思っています。その拘りに対して、アタゴさんのクラフトマンシップで、通常では考えられないとても細かいリクエストに応えて頂き、本当に有難いと思っています。プロトタイプからどんどん私の拘りが工場の技術で形になっていくのを見て、感銘を覚えました。ただし、ウェアを作ったのがゴールではなく、日本代表の前に福井県の代表として、世界で30代後半になっても結果を出し続けることを使命に頑張って行きたいと思います。
●櫻井 俊也(株式会社アタゴ 営業部営業3課)
福井県というご縁と、ファクトリエ山田代表とのご縁が繋いだこのプロジェクトに参画させて頂けたことにたいへん感謝致しております。弊社としても大きな取組みと位置付け、ロゴマーク・デザインは社内公募を募り、転写マークとして生産する段階においては同じ福井県の企業(ジャパンポリマーク社)のご協力を頂きながら、進めて参りました。通常、スポーツアパレルメーカーを介して行う選手との製品開発のプロセスは、とても刺激的なものであり、特に弊社設計担当には貴重な経験になったと思います。今回のゴールは良い製品を納品することではなく、見延選手のパフォーマンスのお役に立つことにありますので、今後の更なる活躍を応援しております。
●山田 敏夫(ファクトリエ代表)
見延選手と初めてお会いしたのは2019年の夏頃でした。ちょうど見延選手がエペの年間ランキング1位で世界王者になったタイミングでしたので、日本人として大変感銘を受けました。私は若い頃にパリでラグジュアリーブランドと出会い、エルメスやグッチが工房から生まれたことを知り、日本のものづくりから世界ブランドを作りたいと思ってファクトリエを始めました。ところが見延選手はもうすでに世界一をやってのけていたのです(フェンシングはフランスの国技ですので、鼻を明かした思いでした)。見延選手は当時から越前市のふるさと大使を務めるなど、地元とものづくりへの想いが強く、ファクトリエの商品も愛用してくださっていました。試合はもちろん、長時間の移動やトレーニングに集中するため等、ウェアへの意識が高く、自分に本当に合ったものを着用したいという話を聞き、福井に素晴らしいスポーツウェアを作る工場がある話をしたことからプロジェクトがスタートしました。移動用としてはファクトリエが企画デザインと協業して作ってきたデザイン性と伸縮性を両立した「エアーシリーズ」を、トレーニング用としてはアタゴ社のスポーツウェアの叡智を集結したウェアを彼専用に作りました。見延選手は遠征の合間をぬって福井の工場まで足を運んでいただき、アタゴ社のみなさまは細かな数センチ単位の修正を何度も繰り返していただきました。大変お忙しい中、ご協力いただいた両者には心から感謝を申し上げます。
●見延和靖選手およびフェンシング男子エペ日本代表の今後の大会スケジュール予定
<各社情報>
・見延和靖 https://kazuyasu.net/
・株式会社アタゴ https://www.atago.jp/
・ファクトリエ https://factelier.com/
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