<クレジットカードに関する調査>所持・利用トップは!?2人に1人は持っている「楽天カード」!所持枚数は5枚以上が最多、利用のメインは「オンラインショッピング」
家計診断・相談サービス『オカネコ』が、クレジットカード利用に関する意識調査を実施
昨今のキャッシュレス決済の発展などにより、クレジットカードの利用が一般的になり、さまざまな場面でよりその利便性を実感されていることと思います。本調査では、人気のクレジットカードや、クレジットカード選びの際に重視しているポイント、利用によるメリットなどを回答いただきました。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://okane-kenko.jp/media/credit-card-survey-2023/
<調査結果サマリー> ・所持しているクレジットカード 1位は「楽天カード」、また、もっとも利用されているカードも「楽天カード」で、次点の「au PAYカード」や「三井住友カード(NL)」に大きく差をつける結果に ・約6割の人がクレジットカードを選ぶ際「ポイント還元率」「年会費」を重視 ・クレジットカードの所持枚数は5枚以上が最多、男性のほうが枚数が多い傾向 ・クレジットカードのもっとも多い利用シーンは「オンラインショッピング」 ・クレジットカードのもっとも大きなメリットは「ポイントが貯まる」「現金を持ち歩かなくて済む」 |
所持しているクレジットカード 1位は「楽天カード」がもっとも多く、
次点で「PayPayカード」「イオンカード」「三井住友カード(NL)」が続く
「あなたが所持しているクレジットカードを以下の中から教えてください。」という質問に対して、「楽天カード」がもっとも多く、1,530人の回答者のうち、実に845人(55.23%)の方が所持している結果となりました。
次点で「PayPayカード」「イオンカード」「三井住友カード(NL)」の所持枚数が多く、キャッシュレス決済との連携、買い物などでの普段使い、銀行口座との連携など、それぞれの利用シーンが垣間見える結果となっています。
また、「その他」で多くみられた回答として「Olive」などの新興カード、「ビューカード」などの鉄道系カード、「道銀カード」などの地銀系のカードが挙がりました。
メインカードとしてもっとも利用されているのも「楽天カード」
次点の「au PAYカード」や「三井住友カード(NL)」に大きく差をつける結果に
所有しているクレジットカードの中で、メインカードとしての利用がもっとも多かったのも「楽天カード」でした。次点で「au PAYカード」「三井住友カード(NL)」が挙がっていますが、大きく差をつけています。
約6割の人がクレジットカードを選ぶ際「ポイント還元率」「年会費」を重視
クレジットカードを選ぶ際にもっとも重視しているポイントとして、約6割の人が「ポイント還元率」「年会費」を重視していることが分かりました。カードのステータス性や、VISA・JCB・Masterなどのカードブランドについては、カード選びの際にはそこまで重視されていないことが分かります。
その他の回答では「マイレージの貯まりやすさ」や「セキュリティや安全性」といった回答が見られました。昨今流行りのナンバーレスカードの影響などもあり、セキュリティ面での付加価値も今後価値が高まりそうです。
クレジットカードの所持枚数は5枚以上が最多、
カードの使い分けが浸透したことで所持枚数が増加の可能性
クレジットカードを5枚以上持っている割合は男性の方が高い傾向
クレジットカードの所持枚数についての質問に対して、実に453の人がカードを5枚以上所持していることが分かりました。所持枚数1枚の人は267人に留まり、多くの人がカードをシーンによって使い分けている実態が垣間見える結果となりました。
前述のクレジットカードを選ぶ際の重視ポイントが「ポイント還元率」「年会費」であることから、カードを所持するハードルが下がり、より多くのポイント還元を得るために複数枚のカード所持がスタンダードになりつつあるのかもしれません。
さらに深堀して、クレジットカードの所持枚数の男女別の割合を見てみると、クレジットカードを5枚以上持っている割合は、女性23.8%と比較して男性34.3%と、男性の方が多い傾向が見て取れました。
クレジットカードのもっとも多い利用シーンは「オンラインショッピング」
次いで「食料品・スーパー」と日常の決済に活用
クレジットカードのもっとも多い利用シーンとして「オンラインショッピング」が挙がっています。Amazonや楽天をはじめとする巨大ショッピングモールでのクレカ利用は、ポイント還元キャンペーンなども多いため相性が良さそうです。
次点では「食料品・スーパー」「公共料金・携帯料金」が続き、日々の生活の中でクレジットカードが日常使いされている状況が垣間見えます。
その他の回答では「投資信託の決済」や「保険料の支払い」などが見られました。積立投資との相性も良さそうです。
クレジットカードのもっとも大きなメリットは?
約6割の人が「ポイントが貯まる」ことと回答。次点で「現金を持ち歩かなくて済む」
クレジットカードの利用で感じるもっとも大きなメリットとして、約6割(59.74%)の人が「ポイントが貯まる」ことを挙げています。ポイント還元率が高く、年会費が安いカードが人気であることとも紐づく結果となりました。
次点では「現金を持ち歩かなくて済む」という回答が多く、キャッシュレス決済が浸透したことにより、その利便性の高さから現金を持ち歩かないスタイルが浸透しつつあるのではないでしょうか。
その他の回答の中では「所持することで商品やサービスの値段が割り引かれる」「旅行時の補償」といった回答が挙がっていました。
株式会社400F代表・中村仁 考察
今回の調査結果からは楽天経済圏の強さが際立つ形となりました。この強さの源泉は楽天のフィンテック戦略としてクレジットカードを軸としつつ、ポイント付与からその他の金融サービスの利用体験までをシームレスにつなげていることだと考えています。クレジットカードの利用意向に関してはポイント還元率への注目度が高く、現在では公共料金の引き落としだけではなく、資産運用もカード決済で行いながらポイントを貯めることができます。カード利用に関しては、決済に応じてどのようなポイントを貯めることができるか把握しておくことでよりお得な家計管理ができるのではないでしょうか。
<プロフィール>
中村 仁
株式会社400F 代表取締役社長
一般社団法人日本金融サービス仲介業協会 代表理事会長
2005年 野村證券株式会社入社。3年間の支店営業後、野村資本市場研究所ニューヨーク事務所に出向し、米国金融業界の調査及び日本の金融機関への経営提言を行う。帰国後、野村證券株式会社マーケティング部・営業企画部にて、営業部門の経営戦略立案に携わる。同時に営業部門CEO補佐役として世界中の金融業界を現地訪問しながら調査。その後、京都支店ウェルスマネジメント課にて、上場・未上場企業を担当。
2018年7月より株式会社400F代表取締役就任。一般社団法人日本金融サービス仲介業協会代表理事会長
アンケートの調査概要
調査方法:WEBアンケート
調査期間:2023年6月14日(水)~2023年6月21日(水)
回答者:お金の診断・相談サービス『オカネコ』登録ユーザー1,530名
回答者の性別:男性 55.29%、女性 44.71%
回答者の年齢:20歳未満 0.52%、20~29歳 9.08%、30〜39歳 18.89%、40〜49歳25.88%、50〜59歳 28.17%、60〜69歳 13.46%、70歳以上 3.99%
回答者の世帯年収:400万円未満 32.22%、400万円以上600万円未満 20.98%、600万円以上800万円未満 14.44%、800万円以上1000万円未満 10.00%、1000万円以上1200万円未満 4.90%、1200万円以上 8.04%、分からない 9.41%
※本調査内容は当社オウンドメディア『オカネコマガジン』でもご紹介しています。
https://okane-kenko.jp/media/credit-card-survey-2023/
※調査結果データの引用、転載に際しては必ず『株式会社400F「オカネコ」調べ』と記載してください。
※調査結果に関する問い合わせは、担当者までお問い合わせください。
『オカネコ』について
スマホから居住地や年齢、年収、家族構成などの質問に答えるだけで、同地域・同年代の人と比較し、ユーザーの家計状況を診断。その後、診断結果をもとにFP(ファイナンシャルプランナー)やIFA(金融仲介業者)等のお金に関する専門家からアドバイスコメントが届き、ユーザーはチャットで気軽に相談することができるオンラインサービスです。http://okane-kenko.jp/
会社概要
“お金の問題を出会いで解決する”ことを理念に2017年11月に設立。証券・保険・銀行などさまざまなアドバイスをワンストップで無料相談できる国内最大級のプラットフォーム『オカネコ』を運営。どんな立場の人にも有効な「お金の問題解決」の機会を提供し続けます。
・会社名:株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ)
・本社:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町9-1 兜町第2平和ビル FinGATE BLOOM 4F
・設立: 2017年11月1日
・代表者:代表取締役社長 中村 仁
・事業内容 :『オカネコ』の運営、『オカネコBiz』の運営、金融オンライン・アドバイザー事業(金融サービス仲介+保険代理店事業)、オウンドメディア『オカネコマガジン』( https://okane-kenko.jp/media/ )運営、金融機関のコンサルティング事業
・URL:https://400f.jp
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