【福島県磐梯町】リターナブルボトルを活用し、家庭から発生する廃食油の回収と、再生、循環利用の取り組みを開始します
開始日:2024年1月20日
*1 返却、洗浄、詰め替えをすることによって、何度も使用できる容器
■実施の背景
磐梯町は、会津磐梯山を中心とした豊かな自然を有する山紫水明の町です。自分たちの子や孫たちに、この恵まれた自然環境を継承するため、ゼロカーボン宣言を行い、町民、事業者、行政が一丸となって、①ごみの削減と②再生可能エネルギーの普及やエネルギー利用の効率化に取り組んで参ります。
2023年11月より、町内から発生している焼却ごみの削減とCO2の削減を目的に、廃食油回収テストを進めてきました。この度、おおむねのスキームが整ったため、本格的にリターナブルボトルを活用して家庭から発生する廃食油の回収と、再生、循環利用の取り組みを開始します。
■繰り返し利用できる「リターナブルボトル」を採用
廃食油の回収には、繰り返し使用できる専用のリターナブルボトルを採用しました。ボトルは回収拠点にて無料配布します。廃油が入った回収したボトルは洗浄の上 再利用されます。自治体主導で、リターナブルボトルを活用した家庭から発生する廃食油の回収し、リサクル製品を活用する循環スキーム構築は現時点では日本でも数少ない取り組みです。
■実施概要
開始時期:2024年1月20日(土)
回収拠点:磐梯町内にある下記施設
リオン・ドール磐梯店コミュニティスペース、保健福祉センター、磐梯幼稚園、児童館、保育所、こども館
回収できるもの:家庭で排出された食用油
利用できる方:どなたでも利用できます
■今後の展望
国内の家庭から発生する廃食油の大部分は再生利用されておらず、廃棄処理されております。磐梯町では持続可能な取り組みの構築に今後も積極的に取り組んで参ります。また、近い将来には、持続可能な航空燃料(SAF燃料)の取り組みにも参加を検討しております。
■福島県磐梯町とは
東京都心から北へ約200km、会津盆地の東北部に位置し、磐梯山を間近に仰ぎ見る山紫水明の地です。平安時代初期の名僧「徳一(とくいつ)」によって建立された慧日寺(えにちじ)を有する会津仏教文化発祥の地として栄えた、歴史と伝統・文化を受け継いできた町です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 政治・官公庁・地方自治体環境・エコ・リサイクル
- ダウンロード