漏れ電流を99%低減、ショットキーバリアダイオード発売
~車載ECUの低損失化・小型化に貢献~
新電元工業は車載機器向けにショットキーバリアダイオード「SLSBD®シリーズ」を発売しました。
近年、急速に普及が進む環境対応車(xEV)のECUには、多数のショットキーバリアダイオード(以下SBD)が搭載されています。しかし車載ECUのような動作温度が高い環境下において、SBDは漏れ電流による熱暴走が起こりやすく、製品の低損失化、小型化の妨げとなっています。
加えて、ノイズ規制が厳しい車載製品において、SBDにも低ノイズ化が求められています。
このようなニーズに応えるべく、新電元工業は「SLSBD®シリーズ」のラインナップを拡充しました。
本製品は当社従来品と比較し漏れ電流を約99%低減※1し熱暴走を抑制することで、車載ECUの低損失化、小型化に貢献します。
加えて、IRPを20%減少※2、VRPを40%減少※2させることで低ノイズ化のニーズにもお応えします。
※1 SBD「Sシリーズ」との比較
※2 SLSBDシリーズ:SG20TC15M と 200V耐圧ファストリカバリーダイオード:SG20LC20USMとの比較
■特長
1. 漏れ電流を約99%低減
当社従来品※1と比較し漏れ電流を約99%低減することで熱暴走の抑制が可能
2, ソフトリカバリ特性
当社従来品※2と比較し、IRP20%減少、VRP40%減少することで低ノイズ化に貢献
3.その他
・Tj=175゜C
・CE外形で5A対応
※1 SBD「Sシリーズ」
※2 SLSBDシリーズ:SG20TC15M と 200V耐圧ファストリカバリーダイオード:SG20LC20USMとの比較
■用途例
車載ECU
産機の制御用電源 等
■製品仕様
■生産工場
秋田新電元 他
新電元工業株式会社について
新電元工業は、 1949年の設立以来、 パワー半導体やスイッチング電源などパワーエレクトロニクスを主な事業領域として、 独創的な技術を活かした数多くの製品を開発し、 世界各国のお客様の期待と信頼にお応えしてきました。
新電元工業は、 半導体技術、 回路技術、 実装技術を併せ持つ世界でも稀なメーカーとしてコア技術を融合し、 発展・応用させていくことで、 持続可能な社会の実現の一翼を担う製品をご提供していきます。 詳細については新電元工業のウェブサイト( https://www.shindengen.co.jp/ )をご覧ください。
お問い合わせ先
新電元工業株式会社 マーケティング部
hansoku@shindengen.co.jp
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