AOSデータ社、日本の企業エコシステムに適したCLM、Keiyaku.Ai 2.0開始

~電子サインは当然、ブロックチェーンにも保管・管理して活用アップ↑~

AOSデータ株式会社

クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 春山 洋 以下AOSデータ社)は、契約に関わる契約業務全体のライフサイクルをプロジェクトとして管理し、日本の企業エコシステムに適した企業間契約のCLM(Contract Lifecycle Management/契約ライフサイクル管理)ソリューションKeiyaku.Ai2.0の提供を5/20より開始いたしますのでお知らせいたします。

契約ライフサイクル管理 CLMソリューションKeiyaku.Ai2.0
https://www.keiyaku.ai/

■背景
昨今、テレワーク環境が推奨され、急速に契約書のペーパーレス化が進みました。2020年6月に内閣府や法務省、経済産業省が契約書への押印を不要とする方針を示したことなど政府による推進もあり、取引先との電子契約システムも大きく広まるようになってきました。国内電子契約サービスの市場規模は、2020年には前年比58%アップ(出典:矢野経済研究所)という広がりを見せています。

一方で、日本企業におけるコンプライアンス遵守への流れは近年ますます重要な役割として認知されるようになり、企業は様々なリスク管理を背負うようになりました。法務業務における多くの割合を占める契約業務において改善が急務となっています。取引が生み出す「価値」の80%は、契約管理で決まる、と言われ、契約には、自社とその締結相手である顧客、ベンダー、あるいはパートナー間における債権、債務や権利義務が定められており、まさに企業の生命線そのものということができます。ここで注目されているのがCLMソリューションです。

CLM契約ライフサイクル管理は、契約業務の一部分ではなく、上流から下流まですべての工程を、自動的に管理する役割を担っています。契約要求、契約作成、契約交渉、契約実行、 契約の保管・管理まで、すべてが含まれ、契約管理を効果的に行うには、契約に関する情報の追加、作成、または実行するプロセスを含む契約プロセスのすべてのステップが関連しています。

しかし、契約業務全体を俯瞰することができるCLMは、海外ではメジャーとなっている一方で、日本においてはほとんど進んでいないのが現状です。現在、導入が進んでいる日本国内における電子契約サービスも、主に取引先との電子契約のみを主な対象としています。

特に日本企業特有の縦割り構成では、業務が各部門ごとにサイロ化する傾向にあり、契約業務全体を把握し遂行する仕組みが整っていないため、CLMの導入が企業価値向上に非常に有用です。個人にナレッジが蓄積しがちな環境を一括でまとめることができる、契約担当業務の見える化を図ることができる、契約の承認過程で部門間のコミュニケーションを円滑にし、スピードアップできるといった効果もあります。さらに、日本企業特有の系列というサプライチェーンのエコシステムの環境において、グループ内で統一したCLMによるプラットフォームを導入することにより、さらに大きな効果が期待されます。

契約ライフサイクル管理 CLMKeiyaku.Ai2.0
Keiyaku.AiのCLMソリューションは、契約プロセスをエンドツーエンドで合理化し、要求から更新まで、契約ライフサイクルのすべてのステップを結び付けます。 契約ライフサイクルにおいて、全てのプロセスで取引価値の最大化とプロセスの合理化を支援いたします。より優れた透明性と、これまでの契約業務との連携により、契約がさらにシームレスになります。

契約ライフサイクル管理を行うためのあらゆる分野を網羅し、契約書の作成・編集を支援する「Keiyaku Studios」から、契約書の承認・締結を行なう「Keiyaku Sign」、作成した契約書の保存・管理をする「Keiyaku Drive」を搭載し、契約業務をトータルで一元管理することが可能となっています。

Keiyaku.Ai2.0では一般的なCLMプロセスに対応しており、特に、今回、契約書の保存・管理「Keiyaku Drive」で新たに導入された機能では、既存契約書の管理や活用を円滑に行なうことができるようになっています。「Keiyaku Studios」ではWordベースのエディターの導入により法務部門においてデフォルトで使用されている形式に準拠して作成を進めることができます。管理者は、契約締結に向けた進捗状況の確認や管理を統合した環境で行うことができるようになります。

サービスの特長
Keiyaku.Ai2.0では、CLMソリューションとして企業における契約ライフサイクル管理における様々な機能を提供しています。

・AI-OCR機能による既存契約書の一括管理
過去の紙の既存契約書をスキャナで取り込み、AI-OCR機能によりWordファイルへの変換、テキスト化をすることができます。テキスト化されたファイルはKeiyaku.Aiで締結された契約書などとともに一括で管理することができます。また、タグを利用した検索や、契約書の全文検索をすることもできるため、電子帳簿保存法に準拠した形式で管理業務の効率を大きく向上させることができます。

・「Keiyaku Drive」への保存による契約書の活用
承認締結済みの契約書は、Keiyaku Driveに保存されます。保存された契約書はシステム内で管理されるとともに、新たな契約書を作成する際に、テンプレートとして使用することができます。これにより、従来は個々の社員に蓄積されていたノウハウを活用していくことができるようになります。

・契約テンプレートの提供
Keiyaku.Aiでは、「公開テンプレート」として標準的な契約書のテンプレートを公開しており、無料でご活用いただけます。電子契約に対応した記載のテンプレートも利用できますので、電子契約に導入にあたって、安心して利用ができます。また、自社内のテンプレートを事前に、登録をしておくこともできます。
また、契約のDXポータル「Keiyaku.Ai」では、100種類以上の契約書テンプレートを無料でダウンロードすることができます。契約業務経験がない方向けに、法務部員が監修したチェックポイント・解説付きのテンプレート(リリース時点では13種類)もご用意しております。また、90種類以上の電子契約用テンプレートを無料でご利用いただくことも可能です。

使い勝手の向上したKeiyaku WordEditor
法務部門では、従来よりWordによる契約書作成・編集が行われることが多くありました。SaaS環境でもその利便性を再現するため、Wordに非常に近い形式でのエディター機能を提供しています。複数部門や相手先への導入においても、慣れた環境で行うことができます。

電子契約の締結に準拠した「Keiyaku Sign
Keiyaku.Aiでは、契約書の締結において電子契約が法律的に準拠した方法を採用しています。電子サインがなされた契約書にタイムスタンプが付与されることで電子契約での締結を証明します。これにより安心して法務部門において契約を履行することができます。

第三者が介在しないブロックチェーンへの保存対応
管理者が関与することがなく、改ざんも不可能と言われるブロックチェーンへの契約書の保管も選択することができます。これにより、契約者が安全かつ安心して永久的に保管をできるようになります。またタイムスタンプが付与されており、法律に準拠した契約書の保管方法を採用しています。

・法律検索機能
Keiyaku.Aiには、法律検索機能が搭載されており、契約書作成中に、例えば損害賠償に関する規定や、訴訟に関する規定など、法律検索をシームレスに行なうことができます。

・監査証跡証明書 
契約の作成から締結完了までの監査証明書を契約締結完了時に契約当事者にメールで送信します。契約書の作成開始、編集、承認者・担当者の設定、契約書の承認、ブロックチェーンへの登録、タイムスタンプ認証などの日時が詳細に記録されています。

■サービス概要
サービス名: Keiyaku.Ai
販売・運営元: AOSデータ株式会社
開発元: リーガルテック株式会社
提供開始日: 2021年5月20日
価格: スタンダード: 12,000円/月 (10ユーザー/契約数月100件/容量10GB)
ビジネス: 20,000円/月 (20ユーザー/契約数月200件/容量20GB)
エグゼクティブ: ご相談ください
トライアル版は、以下のWebサイトよりお問い合わせください。
URL: https://www.keiyaku.ai/

【AOSデータ株式会社について】
名 称:AOSデータ株式会社 代表者:春山 洋
設 立:2015年4月 
所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:3億5,250万円 
URL: https://www.aosdata.co.jp/
AOSデータ社は、データ管理技術で知的財産を守る活動を続けており、企業4,500社以上、国内会員90万人を超えるお客様のデータをクラウドにお預かりするクラウドデータ事業、20年に渡り100万人以上のデータを無くしてしまったお客様のデータを復旧してきたデータ復旧事業、1,100万人以上のお客様のデータ移行を支援してきたシステムデータ事業で数多くの実績を上げてきました。データ移行、データバックアップ、データ復旧、データ消去など、データのライフサイクルに合わせたデータアセットマネジメント事業を展開し、BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、12年連続販売本数1位を獲得しています。また、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データの復元調査や証拠開示で数多くの事件の解決をサポートした技術が評価され、経済産業大臣賞を受けたグループのリーガルテック社のリーガルデータ事業を統合し、今後一層、「データアセット マネジメント」ソリューションを通して、お客様のデータ資産を総合的に守り、活用できるようにご支援することで、社会に貢献いたします。

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会社概要

AOSデータ株式会社

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URL
https://www.aosdata.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町4F
電話番号
03-6809-2578
代表者名
佐々木 隆仁
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2015年04月