ビジネスパーソンの健康意識と睡眠に関する調査/働く人の眠りを阻害する要因1位は「仕事の悩み」
~3月18日「睡眠の日」は、質の良い眠りについて考える日~
西川では、社内研究機関である「日本睡眠科学研究所」監修のもと、3月18日の「睡眠の日」に合わせ、「ビジネスパーソンの健康意識と睡眠に関する調査」を行ないました。
昨年9月に発表した1万人の睡眠事情調査(結果を「睡眠白書2018」に掲載)では、概ね高齢者よりも30~40代の睡眠満足度が低いという結果だったことを受け、働き盛りである現役世代のほうがより高ストレス状態にあり、それが睡眠の質を低下させていると推定。今回は対象をビジネスパーソンに絞ってその実態を深堀りし、機運がますます高まる「働き方改革」「ビジネスマンの生産性向上」を睡眠の側面から支援したいと考えました。調査では、現代ビジネスパーソンの「働き方」と「睡眠」の関係性が浮き彫りになりました。
<調査結果サマリー>
■調査方法
調査手法:WEBパネル調査
調査対象者:日本全国に居住するビジネスパーソン男女500名
※ビジネスパーソンは「会社勤務(一般社員・管理職)」「公務員・教職員・非営利団体職員」「専門職(弁護士・税理士等・医療関連)」を抽出
※当社が規定する「健康クラスターグループ」の「運動・ケア」グループ150名、「健康あきらめ」グループ150名、その他グループ200名)
調査期間:2019年2月14日~15日 調査会社:株式会社クロス・マーケティング
当社が規定する7つの「健康クラスター」のうち、ビジネスパーソンの中で特に構成比率が高く、二極化していた「運動・ケア」グループと「健康あきらめ」グループに限って抽出してみると、前者の「睡眠に満足していない人」が約5割なのに対して、「健康あきらめ」グループでは約7割に上った。
ビジネスパーソンにおいて二極化がみられた「運動・ケア」グループと「健康あきらめ」グループの健康に対する意識の差は、睡眠の満足度にも関連することが浮き彫りとなった。睡眠不足、睡眠の質低下は仕事のパフォーマンス低下や健康に対するリスクを増大させる。ビジネスパーソンの中でも比較的該当者が多い「健康あきらめ」グループの睡眠意識向上が急務である。
【今回の調査で対象とした「健康クラスター」について】
2018年に発表した「睡眠白書2018」では、アンケート回答者を「運動・ケア」「健康セルフチェック」「健康バランス」「睡眠満足」「食生活意識」「サプリ活用」「健康あきらめ」の7つの健康クラスターに分けた。さらに職業別にみてみると、会社員(一般社員)の健康クラスターが、日常的に運動や食生活に気を付けている「運動・ケア」グループと、健康に関するあらゆることをあきらめ、何もしていない「健康あきらめ」グループに二分されており、ビジネスパーソンの健康意識が二極化していることが分かっている。
※各クラスターについての詳細は後述
睡眠満足度と現在抱えている悩みの関係を調べてみると、睡眠満足群では「悩みがない」と答えた人が多いのに対し、睡眠不満足群では「悩みはない」と答える人が少なくなり、「仕事に関する悩み」を持つ人が増えている。仕事関係の悩みが睡眠の満足度に大きく影響することが伺い知れる。
ビジネスパーソンは仕事に関する悩みを多く抱えていることが分かった。悩みやストレスは交感神経活動を優位にさせ睡眠の質を低下させる可能性がある。睡眠の質が低下するとイライラや不安、落ち込みの要因になるため、心身共に健康な状態を保つには悩みを睡眠に持ち込まないことが重要である。また、仕事に関する悩みの内訳をみてみると、仕事時間(残業過多など)よりも、職場での人間関係や仕事内容について悩む人が多かった。睡眠満足度を高めるためには、仕事時間の改善だけでなく、活力ある職場環境を整えることが重要であると考えられる。
終業後の過ごし方について、「スポーツジム」「運動・アウトドア等の趣味」「外食」「散歩」をアクティブ関連、「読書」「TV」「スマホ・ネット」「音楽鑑賞」「特に何もせずリラックス」をリラックス関連、「疲れて何もできない」をネガティブにクラス分けすると、睡眠満足度が高い人はリラックス関連を選択している人が総じて多く、睡眠満足度が低い人はネガティブを選択する人が多かった。
今回の調査で睡眠満足度を高める終業後の過ごし方としてリラックス関連の項目が多いことが示された。睡眠の質向上のためにも終業後は積極的にリフレッシュやリラックスできる環境を整え、副交感神経を優位にしてスムーズに睡眠に入れることが重要だと思われる。
<調査結果サマリー>
- スポーツ等で体を気遣っている人に比べ、健康意識の低い層は睡眠満足度が低い
- 「仕事上の悩み」が睡眠の質を下げる傾向に
- 睡眠満足度が高い人は終業後、リラックスした過ごし方をしている
- ビジネスパーソンが夜寝る前にチェックするのは「スマホでニュース」
■調査方法
調査手法:WEBパネル調査
調査対象者:日本全国に居住するビジネスパーソン男女500名
※ビジネスパーソンは「会社勤務(一般社員・管理職)」「公務員・教職員・非営利団体職員」「専門職(弁護士・税理士等・医療関連)」を抽出
※当社が規定する「健康クラスターグループ」の「運動・ケア」グループ150名、「健康あきらめ」グループ150名、その他グループ200名)
調査期間:2019年2月14日~15日 調査会社:株式会社クロス・マーケティング
- スポーツ等で体を気遣っている人に比べ、健康意識の低い層は睡眠満足度が低い
■運動・ケアグループと健康あきらめグループの間で睡眠満足度に差
当社が規定する7つの「健康クラスター」のうち、ビジネスパーソンの中で特に構成比率が高く、二極化していた「運動・ケア」グループと「健康あきらめ」グループに限って抽出してみると、前者の「睡眠に満足していない人」が約5割なのに対して、「健康あきらめ」グループでは約7割に上った。
<日本睡眠科学研究所の見解>
ビジネスパーソンにおいて二極化がみられた「運動・ケア」グループと「健康あきらめ」グループの健康に対する意識の差は、睡眠の満足度にも関連することが浮き彫りとなった。睡眠不足、睡眠の質低下は仕事のパフォーマンス低下や健康に対するリスクを増大させる。ビジネスパーソンの中でも比較的該当者が多い「健康あきらめ」グループの睡眠意識向上が急務である。
【今回の調査で対象とした「健康クラスター」について】
2018年に発表した「睡眠白書2018」では、アンケート回答者を「運動・ケア」「健康セルフチェック」「健康バランス」「睡眠満足」「食生活意識」「サプリ活用」「健康あきらめ」の7つの健康クラスターに分けた。さらに職業別にみてみると、会社員(一般社員)の健康クラスターが、日常的に運動や食生活に気を付けている「運動・ケア」グループと、健康に関するあらゆることをあきらめ、何もしていない「健康あきらめ」グループに二分されており、ビジネスパーソンの健康意識が二極化していることが分かっている。
※各クラスターについての詳細は後述
- 「仕事上の悩み」が睡眠の質を下げる傾向に
■「睡眠満足度」と「悩み」の関係
睡眠満足度と現在抱えている悩みの関係を調べてみると、睡眠満足群では「悩みがない」と答えた人が多いのに対し、睡眠不満足群では「悩みはない」と答える人が少なくなり、「仕事に関する悩み」を持つ人が増えている。仕事関係の悩みが睡眠の満足度に大きく影響することが伺い知れる。
<日本睡眠科学研究所の見解>
ビジネスパーソンは仕事に関する悩みを多く抱えていることが分かった。悩みやストレスは交感神経活動を優位にさせ睡眠の質を低下させる可能性がある。睡眠の質が低下するとイライラや不安、落ち込みの要因になるため、心身共に健康な状態を保つには悩みを睡眠に持ち込まないことが重要である。また、仕事に関する悩みの内訳をみてみると、仕事時間(残業過多など)よりも、職場での人間関係や仕事内容について悩む人が多かった。睡眠満足度を高めるためには、仕事時間の改善だけでなく、活力ある職場環境を整えることが重要であると考えられる。
- 終業後、リラックスした過ごし方をしている人は睡眠満足度が高い
終業後の過ごし方について、「スポーツジム」「運動・アウトドア等の趣味」「外食」「散歩」をアクティブ関連、「読書」「TV」「スマホ・ネット」「音楽鑑賞」「特に何もせずリラックス」をリラックス関連、「疲れて何もできない」をネガティブにクラス分けすると、睡眠満足度が高い人はリラックス関連を選択している人が総じて多く、睡眠満足度が低い人はネガティブを選択する人が多かった。
<日本睡眠科学研究所の見解>
今回の調査で睡眠満足度を高める終業後の過ごし方としてリラックス関連の項目が多いことが示された。睡眠の質向上のためにも終業後は積極的にリフレッシュやリラックスできる環境を整え、副交感神経を優位にしてスムーズに睡眠に入れることが重要だと思われる。
- ビジネスパーソンが夜寝る前にチェックするのは「スマホでニュース」
- 睡眠ソルーション企業・西川が導入した「ちょっと寝ルーム」
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像