【現代ワーカーの衣類ケアについての実態調査】「見た目は大事、でもクリーニングは大変」――働く人の2人に1人が感じる仕事着ケアのリアルな悩み

リモートワークで変化した、働く人の服装と意識のバランスとは?

株式会社ホワイトプラス(本社 東京都品川区、代表取締役社長 井下孝之、以下「当社」)が提供する宅配クリーニング「Lenet(以下、リネット)」は、全国に居住する10代〜60代の会社員(男女)の方2000人を対象に、現代ワーカーの衣類ケアの実態調査をインターネットで2025年7月15日に実施しましたので、その結果をお知らせいたします。

調査サマリー

  • 入社・就業後に「服装の清潔感や見た目の印象」にギャップを感じた人は25.5%

  • 出社前に仕事用の服が準備できておらず困った経験がある人は25.2%

  • 仕事着のクリーニング・ケアに関して、何らかの負担を感じている人は53.3%
    中でも「費用の負担」(26.1%)や「面倒・手間」(24.4%)が上位

  • 仕事着クリーニングの1回あたりの許容額は「3,000円未満」が約6割
    一方で「金額は気にしない」と回答した人も19.3%

  • 衣類ケアの福利厚生について「魅力を感じる」と答えた人は44.8%
    「魅力を感じない」とした人は24.9%にとどまる

調査概要

調査方法:インターネット調査

調査対象:全国に居住する10代〜60代の会社員(男女)

有効回答数: 2000人

調査実施日:2025年07月15日

調査背景

 リモートワークの普及やビジネスカジュアルの浸透により、働く人々の服装に対する意識は大きく変化してきました。

以前のように毎日スーツで出社するスタイルから、「必要な時だけ出社」「TPOに応じた服装」へとシフトが進んだ今、服の手入れや見た目の印象管理が“個人任せ”になっていると感じる人も少なくありません。

特に社会人経験の浅い若手社員にとっては、「どんな服を着ればいいのか」「清潔感はどう評価されるのか」といった悩みを抱えやすく、クリーニング代や衣類の手入れにかかる手間・コストを負担に感じるケースもあるようです。

 一方で、服装は相手に与える印象を大きく左右するため、「だらしなく見える」「清潔感がない」といった印象は、ビジネスの場面で思わぬマイナス評価につながることも。

そんな中、服装や衣類ケアの“自己責任化”にモヤモヤを感じる声も増えてきています。

今回の調査では、働く人々が感じている服装や衣類メンテナンスに関する意識や負担、そして印象管理との関係を明らかにすることで、企業にとっての新たな支援のあり方や、福利厚生のヒントを探っていきます。

調査結果

見た目のギャップに戸惑う社員は4人に1人

 まず初めに、入社・就業後に「職場で求められる服装の清潔感や見た目の印象」にギャップを感じたことがあるかを尋ねたところ、「非常に強く感じた」(5.8%)と「ある程度感じた」(19.7%)を合わせた割合は25.5%となり、4人に1人が違和感を抱いた経験があることがわかりました。

一方で、「ほとんど感じなかった」(27.8 %)、「全く感じなかった」(20.0%)と回答した人は合わせて約48%と半数近くにのぼり、「どちらでもない」(26.7%)という中立的な回答も最多となりました。
この結果は、服装に関する期待値が職場で明確にされないまま、個々の判断に委ねられている実態を示していると考えられます。

特に若手社員や新卒層は、「どこまで整えればよいのか」「何が適切なのか」といった感覚がつかみにくく、暗黙のルールに戸惑うケースも少なくありません。

こうした違和感が背景にある中で、企業としても服装に対する目線や支援体制を見直すタイミングにきているのかもしれません。

朝、着る服がない?出社前の服装トラブル、4人に1人が経験

 次に、出社前に「仕事用の服が準備できておらず困った」経験について尋ねたところ、「よくある」(4.6%)と「たまにある」(20.6%)を合わせて、全体の25.2%が出社直前に服の準備で困ったことがあると回答しました。


働き方が多様化し、出社頻度が減ったことで「たまの出社」に服装の準備が追いつかず、慌てた経験のある人は少なくないようです。

一方、「ほとんどない」(40.3%)、「全くない」(34.5%)と答えた人は合わせて約75%にのぼりました。

ただし、これは衣類の準備が常に整っているというよりも、出社の頻度が少ないために「たまたま困っていない」層も含まれている可能性があります。

服装の準備が自己責任となっている職場環境では、こうした偶発的なトラブルが印象や業務に影響を与えるリスクも見過ごせません。

出社スタイルが変化した今こそ、衣類ケアや準備を個人任せにしない体制づくりが求められているのかもしれません。


半数以上が「仕事服のケアに負担」 面倒・時間・費用が3大ハードルに

続いて、仕事着(スーツやシャツなど)のクリーニングやケアについて、どのような手間を感じているかを尋ねたところ、「費用がかさんで負担に感じる」(26.1%)、「ケアするのが手間・面倒」(24.4%)、「預けたり取りに行く時間がない」(16.6%)など、複数の選択肢を通じて、全体の半数を超える53.3%が何らかの負担を感じていることが明らかになりました。

中でも「費用」や「面倒さ」が上位に挙がっており、衣類ケアは日常的な行動でありながら、心理的・金銭的なハードルが伴うことがうかがえます。

さらに、「忙しくて忘れてしまいがち」(7.6%)、「クリーニングの出し方に自信がない」(6.4%)といった声も一定数見られ、衣類ケアに不慣れな層がいる実態も浮かび上がりました。

一方、「特に負担は感じていない」と回答した人も46.7%と多く、衣類管理がルーティン化している人や、そもそもケアの必要性が少ない職場環境にある人も一定数存在すると考えられます。

ただし、この結果をもって“支援は不要”と捉えるのは早計であり、負担を抱える層にとっては、企業による仕組みの支援が今後より求められていく可能性があります。


クリーニング費用、6割が「3,000円未満が理想」と回答

続いて、仕事用の衣類をまとめてクリーニングに出す際に「1回あたりで許容できる金額」について尋ねたところ、「1,000円未満」(25.6%)が最多となり、「1,000〜1,999円」(18.8%)、「2,000〜2,999円」(15.5%)と続きました。

これらを合わせると、全体の約6割が「3,000円未満」を上限の目安として考えていることがわかります。

一方で、「金額は気にしない」と回答した人も19.3%と一定数存在しており、利便性や品質への対価を重視する層も見受けられます。

「3,000円以上」の価格帯を許容する人も合わせて20%を超えており、衣類ケアに対する考え方には個人差があることがうかがえます。

日常的な出費であるクリーニング費用について、支出を抑えたいという層と、利便性や印象管理のためなら一定の金額を受け入れる層とで、価値観が分かれる結果となりました。

企業として衣類ケアを支援する際は、こうした感覚の違いをふまえた制度設計が求められるといえそうです。

衣類ケアの福利厚生に「魅力を感じる」社員は約45%

最後に、会社の福利厚生として「宅配クリーニング」や「衣類ケア費用の補助」があった場合にどの程度魅力を感じるかを尋ねたところ、「非常に魅力を感じる」(16.8%)と「やや魅力を感じる」(27.9%)を合わせて、全体の44.7%が前向きな評価を示しました。

一方で、「どちらともいえない」と回答した人も30.4%と一定数存在しており、衣類ケア支援という取り組み自体がまだ広く認知されていないこともうかがえます。

「あまり魅力を感じない」(10.3%)、「全く魅力を感じない」(14.6%)と否定的な回答は合わせて2割強にとどまりました。

全体の傾向として、衣類ケアに対する支援制度は多くの働き手にとって歓迎される可能性があることが読み取れます。

導入の有無だけでなく、どのような形で提供されるかによって、満足度や職場環境への評価が大きく左右される場面も増えていくのではないでしょうか。

まとめ

 仕事着の印象は評価や信頼に関わる重要な要素でありながら、その準備やケアは今なお個人任せのままになっている職場が多いのが現状です。

日々の服装に気を配る人もいれば、忙しさの中で後回しにせざるを得ない人もいる。

そんな中で明らかになったのは、「清潔感のある見た目」を求める空気と、それを支える手間やコストとのあいだにあるギャップでした。

つまり、“印象管理は社員の努力でなんとかするもの”という前提が、すでに時代に合わなくなりつつあるということです。

見た目の整いが成果に直結する場面があるからこそ、企業がそこに仕組みとして関わる価値は十分にあります。

衣類ケアへのサポートは、決して特別な福利厚生ではなく、これからの働き方にフィットした「見えない業務支援」の一つなのかもしれません。

企業・法人様もリネットにおまかせ!宅配でラクちんクリーニング

“清潔感”が求められる時代の、衣類ケアをもっとスマートに

「職場では見た目の清潔感が大事だと感じる」一方で、日々の衣類ケアには費用や手間の負担もつきもの。今回の調査では仕事着の準備に困った経験や、クリーニング代に悩む声が多く挙がりました。

そんな声に応えるサービスとして、宅配クリーニング「リネット」の法人向けプランをおすすめいたします。

  • 集荷・受け取りの場所と時間を自由に選べる
     たとえば自宅から出社先に届けるなど、柔軟な対応が可能です。

  • スマホやPCから24時間申し込み可能
     伝票の記入や配送手配は不要。管理者側も従業員側もラクに使えます。

  • 店舗に持ち運ぶ必要がなく、日常の負担を軽減
     服を預ける・取りに行くという手間がなくなるだけで、毎日の業務効率が大きく変わります。

“見た目”が働く人の信頼や成果に影響する今だからこそ、服装の清潔感を保つための仕組みづくりが求められています。ぜひ衣類ケアを通じて、働きやすい環境づくりを目指してみてはいかがでしょうか。

【リネット導入事例①ウィルグループ様】

約2万人の派遣スタッフが派遣先で就業しているウィルグループ様。2025年4月に福利厚生の一つとして、リネットの宅配クリーニングを導入いただきました。

株式会社ウィルオブ・ワークコーポレートサポート本部 カスタマーサクセスサポート部 岡本 彩様、和田 誠様、株式会社ウィルグループ人事本部 企画労務部 長根静香様

◾️導入の背景は?

ウィルグループでは、WILLの頭文字の「働く」「遊ぶ」「学ぶ」「暮らす」の事業領域において、期待価値の高いブランディングカンパニーを創出し、各領域においてNo.1の存在になるというビジョンを掲げています。

一昨年から本格的に福利厚生を導入することになり、上記の領域に紐づくサービスや制度の検討を始めました。

当社には、現在約2万人の派遣スタッフさんが就業しており、契約のタイミングで職場が変わるケースもあります。

それに伴い、着用するユニフォームや作業着、出勤時の服装が異なることもあります。若いスタッフの中には、アイロンを持っていないという方も。

そこで、「暮らす」の領域で、衣類ケアに関するサポートができるといいのではないかと考えました。

◾️導入の決め手となったのは?

リネットさんは宅配クリーニングですが、街のクリーニング屋のように1点から出すことができるので、宅配クリーニングが初めての方にも馴染みやすく、使いやすいサービスだと思いました。

また、当社の派遣スタッフは全国にいるので、全国どこでも利用できるサービスであることも検討しやすかったポイントです。

アプリで注文まで完結するサービスであることも、若いスタッフの方に使っていただきやすいなと直感的に思いました。

◾️導入後の反響は?

通常の宅配クリーニングとしての利用はもちろん、今後派遣スタッフさんが職場を辞める時に、制服を家から宅配で出し、そのまま会社に届けてもらうという活用もできるのではないかと考えております。

また、社内イベントの際に着用するTシャツをクリーニングに出すことも検討できそうという声もあり、今後いろいろなシーンで使っていただけそうです。

【リネット導入事例②オープンハウスグループ様】

商談から約1ヶ月で、導入が実現したオープンハウスグループ様。導入の決め手となった点をお聞きしました。

株式会社オープンハウスグループ 人事部 人事企画グループ 神田理苑様

◾️導入の背景は?

オープンハウスグループでは、やる気のある社員を会社としてサポートしていきたいという想いから、福利厚生制度などを拡充させるなど、働きやすい職場環境作りを積極的に行っています。

当社は社員の過半数が不動産の営業部門にいるのですが、スーツの着用が必須。バックヤードの部門でもフォーマル寄りのオフィスカジュアル服がドレスコードとなっていて、お客様の信頼に繋がる身だしなみや服装には、会社としても気を配っています。

身だしなみを整えるクリーニングサービスは、当社の福利厚生として相性がいいと感じました。

◾️導入の決め手となったのは?

ご提案いただいた時に、導入の手間がほとんどないことに魅力を感じました。

これまで福利厚生でクリーニングを検討したことがなかったのですが、リネットさんが用意してくださる当社専用の特設サイトのURLを社内展開すれば完了。これであれば、気軽にトライできるなと思い、すぐに上長にかけあって、それじゃあやってみようとスピーディーに導入が決まりました。

実際の利用方法もシンプルで、専用のクーポンコードを入力して注文すればいいだけなので、利用者も使いやすいですし、説明コストもかかりません。管理部門としても管理する手間が全くないことも、導入の決め手となりました。

◾️導入後の反響は?

他の部門の社員から「今度使ってみるよ!」という声をもらいました。

平日ですと、仕事が終わる時間にはクリーニング店舗も閉まっていて出しそびれてしまうことも多いので、これから多くの社員に使っていただけると嬉しいです。

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Lenet(リネット)の法人向け宅配クリーニングや福利厚生としての活用の詳細については下記のサイトよりご覧ください。

https://www.lenet.jp/biz/

■株式会社ホワイトプラスについて

ホワイトプラスは「新しい日常をつくる」というビジョンのもと、「テクノロジー × リアル」を軸に、まだ手がつけられていない日常生活の課題をテクノロジーで解決し、世の中に新しい価値を提供することで、世の中の人々のライフスタイルや日常をより豊かにすることを目指しています。

所在地 : 東京都品川区西五反田 7-20-9 KDX 西五反田ビル 8F

代表者 : 代表取締役社長 井下孝之

設立 : 2009年7月

URL : https://www.wh-plus.co.jp/

提供サービス:

●宅配クリーニング「リネット」 https://www.lenet.jp/

 -リネット(衣類)

 -ふとんリネット(布団)

 -くつリネット(靴)

 -リネット PREMIUM CLOAK(クリーニング付保管サービス)

 -かばんリネット(鞄)
 -企業・法人様向けクリーニング  https://www.lenet.jp/biz/

※Lenet およびリネットの名称、ロゴは、日本国およびその他の国における株式会社ホワイトプラスの登録商標または商標です。

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業種
サービス業
本社所在地
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代表者名
井下 孝之
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2009年07月