SWANS製『運行業務者用防護めがね』南海電鉄で本格導入へ 鉄道運転士の視認性向上と疲労軽減を実現
2025年10月1日より順次導入開始
産業安全用保護具やスポーツ用アイウエア、眼鏡、光学機器などを製造・販売する山本光学株式会社(本社:大阪府東大阪市長堂3-25-8、代表取締役社長:山本直之)は、南海電気鉄道株式会社(以下、南海電鉄)において、運転士の視認性向上と疲労軽減による安全性向上を目的に、SWANSブランドの『運行業務者用防護めがね』が正式採用されたことをお知らせします。本製品は、2025年10月1日(水)より順次、本格導入される予定です。


本製品の導入に先立ち、2024年9月および11月には、南海電鉄の協力のもと、同運転士による着用試行を実施しました。試行に参加した運転士からは、軽量設計による快適な装着感や高い耐衝撃性・耐久性を備えたフレーム構造が高く評価され、 「偏光レンズが反射光を抑えるため、信号の識別がしやすくなった」 「直射日光によるまぶしさが軽減され、眼の負担が軽くなった」といった肯定的な声が多数寄せられました。なお、本製品の着用は任意であり、運転士が業務内容や状況に応じて必要と判断した場合に着用します。
山本光学は、これからも 『Comfortable Safety(快適な安全)』 を事業コンセプトに掲げ、交通インフラを支える運行業務従事者の「見える安全」をサポートし、快適で安全な労働環境づくりに貢献し、働く人々やスポーツを愛するすべての人の安全な視界を護り、ココロオドルケシキを届ける製品開発を続けてまいります。

南海電気鉄道株式会社
大阪・難波を拠点に関西空港や高野山、和歌山方面を結ぶ大手私鉄。鉄道事業を中核に、バス事業、流通業、不動産業、レジャー・サービス業など、幅広い事業を展開する南海グループの中核企業。
製品特長
■まぶしさや映り込みを軽減し、前方視認性を高める『明るめの偏光』レンズ

可視光線透過率約40%・偏光度90%の偏光レンズは、耐衝撃性に優れ、傷つきにくく、軽量なポリカーボネート製。内側マルチコートで眩しさや映り込みを軽減しつつ、日本人に適した明るめのライトスモークレンズ。建物や跨線橋などの日陰に入った際でも暗く感じにくい。
■運行業務に必要な情報の視認性をサポート

JIS T7333 『屈折補正用眼鏡レンズの透過率の仕様及び試験方法』 に基づいた光学試験をクリア。
信号機で使用される赤・黄・緑・青の4色に対して必要な視認性を確保しています。
■暗転時には即座に裸眼で前方視認ができるレンズ跳ね上げ「フリップアップ」機能

トンネル(隧道)突入時や地下通過の際は、手でレンズを跳ね上げれば即座に裸眼の状態となり、明るい視界を確保。フリップアップ機能が、トンネル(隧道)や地上線の出入りなど、明順応や暗順応への素早い適応をサポートします。
南海電気鉄道 採用製品
フリップアップタイプ


品番 |
SWTD-0153 |
---|---|
サイズ ※実測値 |
54□18-140 H34.5(mm) |
質量 |
19g |
レンズカラー |
偏光ライトスモーク(内側マルチコート) 可視光線透過率約40%・偏光度90% ※JIS T7333『屈折補正用眼鏡レンズの透過率の仕様及び試験方法』に基づいた光学試験をクリア |
紫外線透過率 |
0.1%以下(UVカット99.9%以上) |
レンズ材質 |
ポリカーボネート |
フレームカラー |
ガンメタリック |
フレーム材質 |
ベータチタン |
モダン |
ブラック |
機能 |
フリップアップ機能、クリングスパッド |

山本光学株式会社
■所在地
本 社:〒577-0056大阪府東大阪市長堂3丁目25-8
TEL. 06-6783-0232(代表) FAX.06-6781-7320
東京支店:〒112-0004 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル8階
TEL. 03-3868-5501(代表) FAX.03-3868-5502
■代表者
代表取締役社長 山本 直之
■創業
明治44年(1911年)
■事業内容
産業安全用保護具・スポーツ用各種アイウエア・眼鏡・光学機器等の製 造販売
■工場
大阪、兵庫(淡路島)、徳島
■ウェブサイト
山本光学公式サイト :https://yamamoto-kogaku.co.jp
SWANS公式サイト:https://swans.co.jp
YAMAMOTO公式サイト:https://yk-yamamoto.co.jp
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