介護をサポートする排泄予測デバイスを開発・提供するDFreeが、Siiibo証券を活用し社債を発行
介護現場の課題を解決する事業に共感が集まり、個人投資家より資金を調達

Siiibo証券株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:小村 和輝、以下「Siiibo証券」)が運営する社債発行・購入プラットフォームを活用して、排泄予測デバイス「DFree」を開発・提供するDFree株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:中西 敦士、以下「DFree」)が少人数私募社債を発行いたしました。
DFreeは社債専門ネット証券であるSiiibo証券を活用し、オンラインでの私募(※1)による初めての社債発行を行いました。
■Siiibo証券を通じた社債発行の価値
近年、スタートアップ企業の資金調達では、株式発行によるエクイティ調達に加え、融資や社債発行といった返済を前提とする負債性資金「ベンチャーデット」の活用が広がりを見せています。
Siiibo証券は、社債をより多くの企業が活用できるように、日本で唯一(※2)の社債専門オンラインプラットフォーム「Siiibo」を提供し、企業の資金調達を支援しています。
社債発行を通じた資金調達では、将来的にサービスのユーザーや消費者となる可能性のある個人投資家から「投資」という形で資金面での支援を受けることができます。また、一定の投資経験や資産規模のある個人投資家から、オンライン上で非対面のまま、クローズドに資金を集められる点も特徴です。
投資家にとっても、社債投資を通じて未上場企業であっても直接応援できるという新しい投資のかたちで、企業と個人投資家がつながる機会を生み出しています。
■排泄予測デバイス「DFree」について
DFreeは、「世界を一歩前に進める」をミッションに掲げるヘルステック企業です。超音波センサーで膀胱の状態を検知し、排泄のタイミングを予測するIoTウェアラブルデバイス「DFree」と便汚染予防デバイス「DFree Ben」を開発・販売し、排泄ケアを総合的にサポートしています。
従来困難だったパーソナライズド排泄ケアを実現することで、要介護者のQOL向上と介護者の負担軽減を両立し、介護が必要な方だけでなく、トイレの不安を感じるアクティブシニアや、お子様のトイレトレーニングなど、幅広いニーズに応えています。
「DFree」は、介護保険制度が定める特定福祉用具に認定されており、また、障害者総合支援法が定める日常生活用具給付等事業の給付対象機器としても自治体での認定が進んでいます。
この度DFreeは、さらなる企業成長に向けた資金調達において、経営権を希薄化させずに着実に資金を調達する手段として、Siiibo証券での社債発行に至りました。今回社債発行で調達した資金は、「DFree」の医療機器化や海外展開にかかる費用、上場準備費用などに活用されます。
■DFree社債購入投資家のコメント
今回、DFreeの社債を購入した投資家からは、「今後需要があって必要なもの」「介護福祉分野の事業として今後期待できる」といった事業の将来性や成長を期待する声や、「事業に共感し応援したい」「重要な社会課題分野だから」など事業に共感した声が集まりました。介護現場の課題解決を応援したい投資家から、投資という形で支援が行われた事例です。
(※1)有価証券の取得勧誘者を50名未満とすること
(※2)Siiibo証券調べ 2025年11月20日時点
■DFree会社概要
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会社名:DFree株式会社
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資本金:6,497万6千円
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所在地:東京都港区虎ノ門3丁目1-1 虎ノ門三丁目ビルディング1階
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設立:2015年2月
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代表取締役:中西 敦士
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事業内容:排泄の悩みや負担を軽減するソリューション「DFree」の企画・開発・販売

社債発行・投資について
日本における社債発行・投資を取り巻く環境
企業にとって社債発行はシンプルで伝統的な資金調達手段の一つです。株式発行による希薄化を避ける、一定の信用力を対外的に示す等の目的のため、負債性調達の手法を求めている企業が多く存在する一方で、公募による大口発行にはコストや規制のハードルがあり、実際に活用している企業は限られます。
また昨今においては、オンラインでの資産運用サービスの選択肢が増え、若い世代にも広まっています。新しい投資商品や長期運用手法に注目が集まると同時に、雇用・経済や投資環境の不確実性が高い分、分散投資・インカムゲイン型(保有することで継続的に一定の利益を得る)投資の重要性もますます唱えられている状況です。
社債発行・投資でできること
このように社債発行・投資はまだそれほど広く普及してはいない分、その特徴を活用できる余地が残されています。
企業としては、発行条件や資金使途を柔軟に設計可能な自由度のある調達手法であり、投資家と直接繋がれることからも、更に発展的な関係構築を行える可能性があります。
投資家としては、インカムゲイン型の投資商品のため、比較的リスク・リターンが明確な選択肢になります。また、利子に対しては分離課税が適用されます。企業から直接社債を購入できるため、間に入る事業者のリスクを取っていただく必要がありません。
Siiibo(シーボ)証券株式会社について

「自由・透明・公正な直接金融を創造する」をミッションに掲げ、“社債”というシンプルな金融商品を世に広めることを目指しています。社債に特化した本邦唯一のネット証券(※)として、オンラインでの社債の発行・購入が可能なプラットフォーム「Siiibo」を運営しております。「Siiibo」では投資家向けに企業情報閲覧・社債購入管理サービスを、企業向けにIR掲載・社債発行サポートを提供しています。
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社 名:Siiibo証券株式会社(英文表記: Siiibo Securities Co., Ltd.)
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代表者:代表取締役 小村和輝
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所在地:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町8-1 FinGATE TERRACE 8F
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設 立:2019年1月11日
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資本金:16億2,759万円(資本準備金含む、2025年2月末時点)
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URL :https://siiibo.com
(※) Siiibo証券調べ 2025年11月20日時点
■金融商品取引法に係る表示
商号等: Siiibo証券株式会社 第一種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3230号
加入協会: 日本証券業協会
【本件に関するお問い合わせ先】
Siiibo証券株式会社 広報担当
E-mail: pr@siiibo.com
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