株式会社リーディングマークへの出資を決定
東大IPCは、協創1号ファンドから、Personality Tech(性格可視化技術)を通じたHR事業「ミキワメ」を提供する株式会社リーディングマークへ2.6億円の出資を行うことを決定しました。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社は、Personality Tech(性格可視化技術)を活用した各種HR事業ー「ミキワメ 適性検査」、社員のメンタル状態を可視化し、性格をもとにアドバイスをする「ミキワメ ウェルビーイング」などーを提供する株式会社リーディングマークへ2.6億円の出資を行うことを決定しました。
今回の投資は、マネーフォワード、フェムトパートナーズ、AGキャピタル、新生企業投資との共同投資となります。
今回の投資は、マネーフォワード、フェムトパートナーズ、AGキャピタル、新生企業投資との共同投資となります。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「東大IPC」)が運営する協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合(以下「協創1号ファンド」)は、Personality Tech(性格可視化技術)を通じたHR事業「ミキワメ」を提供する株式会社リーディングマーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:飯田 悠司、以下「リーディングマーク」)へ、2.6億円の出資を行うことを決定しました。
また、今回のリーディングマークへの投資は、株式会社マネーフォワード(東京都港区、代表取締役社長CEO:辻庸介)、フェムトパートナーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、ゼネラルパートナー:磯崎哲也、曽我悠平)AGキャピタル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 :山内郁雄)、新生企業投資株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松原 一平)との共同出資となります。
採用から在職中の社員の性格特徴・心の幸福度を把握し、自社の持つ人的資本を可視化
リーディングマークは、仕事にやりがいを感じる人を増やし、人生を通じて「自己実現」する人を増やしたい、このミッションを元に、Personality Tech(性格可視化技術)を活用したHR事業を展開しています。
2020年4月にリリースした「ミキワメ 適性検査」は、10分間のアンケートに答えるだけで性格特徴を明らかにできるサービスです。自社で活躍する社員と採用候補者の性格特徴と比較することで、候補者の採用お勧め度や懸念点をひと目で確認でき、採用のミスマッチを減らすことができます。現在、社員数1,000人を超える大企業から、全国のスタートアップ企業、中小中堅企業まで幅広くご活用頂き、累計利用企業数は2,000社、累計受検者数は52万名(2022年11月時点)となりました。
また、近年の主要な人事課題は、採用のミスマッチのみならず、入社後のメンタル不調・誤ったマネジメントによる社員の生産性の低下や休職・離職にシフトしています。
2021年6月に改定が行われた東証のコーポレートガバナンスコードの改定によって、人的資本の情報開示についても義務化されており、今後対応していく企業も広がっていくことが考えられます。
同社は、社員に健康かつ長期的に活躍してもらいたいという企業ニーズと、それを後押しする社会要請を踏まえ、社員の心の幸福度を可視化・改善する「ミキワメ ウェルビーイング」も展開しています。ウェルビーイングとは、⾁体的、精神的、社会的に満たされた状態(持続的な幸福状態)のことを指し、人的資本の情報開示でも注目されている概念です。この幸福度が高い社員は、低い社員に比べて、生産性が高く、離職率が低いということが分かっています。
メンタル状態と性格データを掛け合わせ、ケアが必要なメンバーを明らかに
「ミキワメ ウェルビーイング」は、2分間のサーベイに答えるだけで、組織と社員のメンタル状態を可視化し、ケアが必要なメンバーを明らかにできます。そのメンタル状態と「ミキワメ 適性検査」で取得した性格データをかけ合わせて確認することで、上司がどのようにメンバーをマネジメントすれば良いのかをアドバイスし、社員の心の幸福度向上及び離職や休職を防ぎます。
東大IPCは、社会課題でもあり事業成長の要でもある人的資本に着目し、事業推進している各種ソリューションサービスの開発及び更なる拡大を目指すべく、この度の投資決定に至りました。
また、東京大学大学院情報理工学系研究科の鶴岡慶雅教授と、ミキワメのアルゴリズム設計者でありリーディングマークのR&D責任者の佐藤映氏にて、「ミキワメ ウェルビーイング」のプロダクトの機能強化を目指した産学連携活動を実施し、休職・離職の予兆を未然に察知するアルゴリズムの精度を向上し、最適なマネジメントの実行を支援します。
■株式会社リーディングマーク 代表取締役社長 飯田悠司 コメント
この度、私の母校でもある東京大学と連携を開始し、「ミキワメ」の技術開発や事業を加速させる機会をいただけたたこと、大変嬉しく思います。鶴岡先生からは、ミキワメのアルゴリズムの改善に向けて、早速具体的かつ実践的なご指導をいただいており、心から感謝を申し上げます。
また、東大IPCの皆様や美馬パートナーからは、デューデリジェンスの段階からミキワメの技術とビジネスに深い関心とグロースに向けたアイデアをいただきました。併せて感謝申し上げます。これからの挑戦を東大IPCの皆様とご一緒させていただくこと、大変楽しみにしております。
この度の連携を通じて、「ミキワメ」を人の内面をより深く可視化し、人の幸福度や生産性をより高めることができるプロダクトに磨き上げ、各企業様の「人的資本経営」を推進することをお約束いたします。
■東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 パートナー 美馬傑 コメント
仕事選びの条件、価値観の多様化が進み、それぞれの人材が自分に適した職場で自分らしく働くことが重視される社会となってきました。一方、労働人口の減少から慢性的な人材不足も発生しており、企業としては入社した人材が定着して長く活躍することを期待しつつも、求職者と採用企業のミスマッチは未だ多く発生しております。リーディングマークは、ミキワメ適性検査等の事業展開を通じて、直面する社会課題に対して真摯に取り組んでこられました。今後は、従業員のメンタル状態を可視化し、対策についてレコメンドする「ミキワメ ウェルビーイング」もサービスに加わることで、社会課題の解決に更に貢献していく中、弊社としてもリーディングマークの成長とミッションの実現に向けて、ご一緒できること光栄に考えております。
東京大学周辺の持続可能なイノベーション・エコシステムの発展を目指す、協創1号ファンド
協創1号ファンドは、東京大学関連ベンチャーの育成促進と、東京大学を取り巻くベンチャーキャピタルの質・量の充実、を中心に据えて運用を行なうことで、東京大学の周辺に持続可能なイノベーション・エコシステムを構築し、世界のベンチャー創出拠点の一つとなることに寄与することを目的としています。具体的な運用として、今までに6つのベンチャーキャピタルへのLP出資(ファンド オブ ファンズ)と、30社以上の東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行い、現在も積極的に東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行っています。
東大IPCは、イノベーション・エコシステムの発展のため、ベンチャーキャピタルやオープンイノベーションを推進する企業との連携とともに、東京大学関連ベンチャーへの直接投資による育成促進を更に進めていきます。
【株式会社リーディングマークについて】
事業内容 Personality Techを活用したHR事業
-自社で活躍できる社員を10分間でミキワメる「ミキワメ 適性検査」
( https://mikiwame.com/ )
-社員のメンタル状態を可視化し、性格をもとにアドバイスをすることでウェルビーイングを実現「ミキワメ ウェルビーイング」
( https://mikiwame.com/well-being.html )
-日本最大級の優秀層就活支援サービス「ミキワメ 採用支援(旧レクミー)」
( https://www.recme.jp/ )
-会員制の就職活動支援プログラム「NEXVEL(ネクスベル)」
( http://nexvel.co.jp/ )
-適性検査、人事、採用などに関する情報発信ブログ「ミキワメラボ」
( https://www.recme.jp/lab/ )
設 立 2008年1月
所在地 東京都港区芝2-31-15 北海芝ビル6階
代表者 代表取締役社長 飯田 悠司
URL https://www.leadingmark.jp/
事業内容:「Personality Tech」を通じたHR事業
【東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について】
概 要 東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設 立 2016年1月
株 主 国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者 代表取締役社長 大泉克彦
URL https://www.utokyo-ipc.co.jp/
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