o9ソリューションズの米国消費者への調査結果を公開:関税と現在の経済状況、およびホリデーシーズンの消費行動へ与える影響が明らかに

o9ソリューションズ

  • 回答者の45%が、世界的な貿易問題により2025年のホリデーシーズンに欲しい商品が手に入らなくなることに対し「極めて」または「非常に」懸念

  • 回答者の約4分の1が、現在の経済状況を理由に最近必要または欲しいと思った衣料品、電子機器、食料品の購入を見送り

サプライチェーン計画プラットフォームを提供するo9ソリューションズ(所在地:米国テキサス州ダラス、CEO:チャクリ・ゴッテムカラ、以下、当社)は、ロンドンで主催した「Growth Leaders Summit 2025」において、米国消費者の関税や現在の経済状況に対する認識が、2025年のホリデーシーズンにおける購買行動に与える影響に関する調査結果を発表しました。

チーム・ルイス社の協力のもと実施した調査「U.S. Shopper Spotlight: o9 Consumer Survey 2025」によると、2025年8月18日から22日にかけて調査した米国人1,000人のうち45%が、世界的な貿易問題がホリデーシーズンに欲しい商品の入手に影響を及ぼすことに対し、「極めて懸念している」または「非常に懸念している」と回答しました。全体として、回答者の約5人に1人が、現在の経済状況を理由に、最近必要または欲しいと思った次のカテゴリーの製品を購入しなかったと回答しました:衣料品(24%)、食料品(22%)、電子機器(21%)

さらに、商品を購入する際には、回答者の75%が「必要性に基づいて購入する可能性が高い」とし、55%が「通常、セールになるまで待つ」と回答しています。

ホリデーシーズン全体の支出に関しては、回答者の32%が関税や貿易制限を理由に支出を切り詰める予定であると回答した一方、31%はより安価なブランドや製品に切り替えると回答しました。また、回答者の5人に2人以上(42%)が、安価なブランドの製品よりも、品質や耐久性を理由に高価なブランドの製品を購入すると回答しています。

また、輸入品もホリデーシーズンの影響を受ける見込みであることが明らかになり、回答者の半数が過去6ヶ月間の日用品価格の上昇は関税の影響であると考えており、関税や貿易関連のサプライチェーン問題で最も影響を受ける製品は、電子機器(36%)、食品・飲料(35%)、自動車・自動車関連品(31%)であると回答しています。さらに、4分の1強(26%)の回答者が、今年のホリデーシーズンは輸入品の購入を減らす予定であると回答。一方、43%は輸入品を購入するかどうかの判断は価格差によると回答したほか、27%は関税によって価格が高くなったとしても、その商品を購入すると回答しています。

今回の調査は、総じて米国消費者の支出習慣がコスト上昇と不確実性に対応して変化しており、2025年のホリデーシーズンを前に、手頃な価格と品質のバランスをとったより価値重視の購買習慣になっていることを示しています。この調査は米国の消費者に焦点を当てたものですが、他の市場の消費者も同様の課題に直面しています。こうした変化する需要に対応しつつ収益性を維持するためには、あらゆる地域のブランドが、様々な製品カテゴリーや消費者セグメントにおける価格感度を理解しなければなりません。テクノロジー、データ分析、俊敏な意思決定を取り入れた企業こそが、変化する貿易環境の中で成功するのに最も有利な立場にあります。o9 デジタルブレインのようなAI搭載プラットフォームは、リアルタイムのシナリオプランニング、高度な価格感度分析、サプライチェーンの最適化を提供し、企業が市場の課題を機会へ変えることを可能にします。

当社のRGM(収益成長管理)担当シニアバイスプレジデントであるアダム・ベンユーセフは「ここ数十年の安定した関税政策とは異なり、最近の関税は非常に予測が難しく、かつてないような形(他国への対抗措置などとして)で用いられています。今回の消費者調査では、こうした状況が米国の消費者にどのような影響を与えているかが、くっきりと映し出されています」と述べ、次のように続けました「今日の先行き不透明な経済環境においても、価格設定、プロモーション、商品ポートフォリオ戦略といった企業活動を、実際の消費者のリアルな行動と結びつけられるブランドは、目まぐるしく変動する関税の状況を、明確な指針と管理能力をもって乗り切るための備えができています。適切なデータ、ツール、そして部門間の連携が整備されていれば、企業はよりスマートな経営判断(トレードオフ)を行い、ブランド価値を強化し、市場がどのような困難に直面しようとも、2025年のホリデーシーズンに留まらない、長期的に持続する価値を提供し続けることができるのです。」

※本プレスリリースは、2025年10月に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。内容および解釈については英語版が優先されます。

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o9ソリューションズについて

米国ダラスに本拠を置くo9ソリューションズ(オーナイン・ソリューションズ)は、AI搭載の次世代サプライチェーンプランニングプラットフォーム『o9 デジタルブレイン』を提供しています。多様な業界の大手企業に導入されているo9 デジタルブレインは、需要予測や供給計画、統合事業計画などのソリューションを通じ、企業のDXを強力に支援しています。

詳しくは当社ウェブサイトをご覧ください:https://o9solutions.com/ja/

日本法人概要

社 名 o9ソリューションズ・ジャパン株式会社

設 立 2018年4月

代表者 代表取締役社長 イゴール・リカロ(本社社長・COO兼任)

    代表取締役カントリーマネージャー ブラッド・パーム

所在地 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 12階

本 社 米国テキサス州ダラス

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会社概要

URL
https://www.o9solutions.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス12階
電話番号
03-6869-0909
代表者名
イゴール・リカロ
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年04月