オクトパスエナジーとパナソニック株式会社 エレクトリックワークス社、「インテリジェントEV充電」の実証を共同で開始
— 市場価格の安い時間に自動でEV充電し、電気代削減とピークシフト効果を検証 —
テクノロジーの力でCO₂を排出しない再生可能エネルギーを、魅力的な価格とユニークなサービスを通じて世界中に届けるオクトパスエナジーと、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下「パナソニック」)は、「おうちEV充電サービス」を活用し、家庭用EV充電設備(IoT EVコンセント)を遠隔制御することで、電力市場の価格動向に応じてEVの充電時間を自動的にシフトさせる実証(以下「本実証」)を共同で実施します。
本日より、オクトパスエナジーと電気需給契約を結ぶお客さまのうち、東京都内の戸建てにお住まいでEV・EV充電設備をお持ちのお客さまを対象に、本実証への招待と参加応募の受付を開始しました。

実証の概要
本実証では、パナソニックおよびオクトパスエナジーが、お客さまのライフスタイルを加味した上で電力市場価格が安い時間帯にEV充電機器を遠隔制御(インテリジェントEV充電)いたします。これを通じて、ユーザーの手を煩わせることなく電気代負担を削減し、電力消費を需要ピークから移す「ピークシフト(上げDR)」の効果を検証します。
実証においては、オクトパスエナジーの電力プラン「EVオクトパス」※ と、パナソニックの「おうちEV充電サービス」アプリおよびIoT EVコンセントを連携させ、遠隔で充電を最適制御します。
実証期間は2026年3月から5月の3か月を予定しています。
本取り組みは、家庭・家電・電力をつなぐスマートエネルギー実証として、両社が協力して実施します。
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電力市場価格が安く、かつ利用者の生活/充電ニーズに沿った時間帯での充電自動制御(遠隔制御のもとEV充電に消費された電力量には特別料金単価を適用)
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利用者の便益(電気代削減、利便性)の評価、および電力消費のピークシフト効果の定量分析
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事業としての成立性(ユニット粗利、参加率、運用コスト等)の検証
【実証スキーム 概要図】

実証への参加応募について
東京都内にお住まいの「EVオクトパス」※ ご契約者向けに送信される実証への招待メールにて募集要項・詳細条件と応募方法をご案内いたします。
募集期間は2025年11月21日〜12月15日予定(参加者上限数に達し次第受付を終了)、実証期間は2026年3月〜5月を予定しています。
本実証実験に関する概要ページ:
https://octopusenergy.co.jp/intelligent-ev-charge-2025-poc-public
テクノロジーの活用でよりスマートでインテリジェントな電力サービスへ
オクトパスエナジーは、このような遠隔制御技術を活用した一般家庭向けの電力サービスを、既に英国を始め欧州・米国で「インテリジェント オクトパス」として製品化・提供を行っており、英国だけでも現在35万以上のEV充電ポイントを制御しているほか、蓄電池、暖房および給湯システムなど多くの住宅・家庭用エネルギーデバイスへの拡大も続けていることから、日本での提供開始に期待が集まっています。
また、新時代のエネルギーシステムを住宅向けにトータルに提供し、光熱費を10年間ゼロにすることを保証する「Octopus Zero Bills」サービスも世界中の注目が集まるところとなっています。 ぜひ、日本におけるオクトパスの新時代型電力プランに引き続きご注目ください。
参考: https://dashboard.krakenflex.com/
※ 2025年1月から受付開始した「EV オクトパス(2025-01)」の料金メニュー
オクトパスエナジーについて
オクトパスエナジー(本社:英国)は、テクノロジーを活用してグリーンなエネルギーを低価格で提供し、透明性のあるサービスとともにお客さまの体験を変革することを使命としています。2016年から英国で事業をスタートし、事業開始からわずか9年で世界で1000万以上の世帯に再生可能エネルギー由来の電力を提供しています。
現在、日本を含む、英国、ドイツ、ニュージーランド、米国、スペイン、イタリア、フランスの8か国で電力小売事業を展開。日本では、2021年に東京ガスとの合弁会社「TGオクトパスエナジー」を設立し、事業を開始しました。
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