神奈川県の社会課題を解決するベンチャーを支援、「かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム」2022年のプログラムがスタート
ESG志向の事業創造に投資するGOB Incubation Partners株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:山口高弘 以下「GOB」)は、昨年に引き続き、神奈川県が主催する「令和4年度スタートアップ支援事業」の受託事業者に採択されました。「かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(以下「KSAP」)」の運営を通じて、社会課題解決型ベンチャーの創出を支援します。今年度のプログラムを開始するにあたり、5月から7月にかけて全10回のイベントを開催します。
KSAPウェブサイト:https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/startuphub/
KSAPウェブサイト:https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/startuphub/
■KSAPとは
KSAPは社会価値と経済価値を両立させたスタートアップを輩出する神奈川県主催の取り組みです。
神奈川県は日本全国で発生する諸問題が先行的に発生する課題先進県の1つと言われています。その社会課題をビジネスを通じて解決しようとするスタートアップを公募し、採択企業に対しては約半年間のアクセラレーションプログラムやメンタリングを通じて、伴走支援します。2017年度のプログラム開始以降、過去5年間で42社を採択、支援してきました。
アクセラレーションプログラムの最後には、スタートアップとの提携に関心のある大企業や投資先を探している投資家たちを集めたミートアップを開催します。こうした場を通じて、昨年は6,000万円超の資金調達や約90件の業務委託、サービス導入などの実績をあげています。
年間スケジュール
GOBでは一昨年から引き続き、受託事業者としてKSAPを運営します。「ESG志向の事業創造に投資する会社」として、社会価値と経済価値を両立させたスタートアップに伴走してきた知見をもとに、地域の課題解決をビジネスとして成立させるためのスキームやビジネスモデル開発のノウハウを提供します。
■2022年度プログラム開始にあたり、全10回のイベントを開催
KSAPでは今年度の採択企業の公募に先がけて、全10回のイベントを開催します。社会課題解決型ベンチャーに必要なことをテーマに、マインドセットとスキルセットの両面から5回ずつ開催いたします。
それぞれ5回を通して完結する内容ですので、まとめての参加をおすすめしておりますが、各回個別での参加も可能です。
<マインドセット講座:ソーシャルベンチャー経営者に学ぶ、価値を社会に実装し、広げるポイント>
5/11(水):社会起業家の輩出と社会実装、ボーダレス・ジャパンの挑戦と示唆
ゲスト:鈴木雅剛氏(株式会社ボーダレス・ジャパン代表取締役副社長)
社会課題の解決に取り組む社会起業家を多数輩出するボーダレス・ジャパンの鈴木さんから、社会起業家にとって大切なマインドセットやソーシャルビジネスをなめらかに成長させていくためのポイントを話していただきます。
5/18(水):ユーザー、サプライヤーと共に作る社会実装、ベンチャー2社の経営者による人の巻き込み方
ゲスト:長坂剛氏(エーテンラボ株式会社代表取締役CEO)、善積真吾氏(株式会社カマン代表取締役)
ユーザー数100万人を超える三日坊主防止アプリ「みんちゃれ」を運営するエーテンラボの長坂さんと、リユース容器のシェアリング事業でゴミ問題の解決を目指すカマンの善積さんを招きます。ユーザーの継続的な活動を促し社会実装を進める長坂さんと、これからまさに社会に広げようとする善積さんの活動を照らし合わせながらお話を聞きます。(みなとみらいでオフラインでの開催を予定しています)
5/26(木):事業ピボットと社会実装、シードラウンドを経たPAPAMOの歩みとこれから
ゲスト:橋本咲子氏(PAPAMO株式会社代表取締役)
こども向けオンラインスポーツ事業を展開し、昨年シードラウンドでベンチャーキャピタル等から5,600万円の資金調達を実施したPAPAMO株式会社の橋本さんをゲストに迎えます。社会実装に向けて歩み出した今のリアルと今後の展望について話を聞きます。
6/2(木):働き手とともに作る社会実装、マイノリティ当事者の雇用と事業成長の両立を目指すローランスの取り組み
ゲスト:福寿満希氏(株式会社ローランズ代表取締役)
価値を社会に実装する道筋は、サービスの拡大や資金調達だけに限りません。障がいや難病と向き合う人が働く花屋を運営するローランズの福寿さん。働き手と雇用の創出によりマイノリティ当事者への価値を社会実装する方法を聞きます。
6/9(木):スキルシェアの社会実装、挑戦と成長を続けるココナラ南さんの歩み
ゲスト:南章行氏(株式会社ココナラ代表取締役)
ココナラ代表の南さんは昨年マザーズへ上場し、現在はファンドを立ち上げています。同社の歩んできた成長の道筋と今後の社会実装の展望を聞きます。
<スキルセット講座:社会課題解決型ベンチャーに求められる戦略、技術>
6月下旬:社会課題解決型ベンチャーのための「ついやってしまう」体験の作り方
ゲスト:玉樹真一郎氏(わかる事務所)
ベストセラー『「ついやってしまう」体験の作り方』の著者で、任天堂「Wii」の企画担当者である玉樹氏をゲストに迎えます。コンセプトの作り方や伝え方からサービス全体におけるUXの設計まで、スタートアップが人を巻き込むための体験の作り方を考えます。
6月下旬:社会課題解決型ベンチャーの魅力を最大限伝えるためのPRの手法
ゲスト:味岡倫歩氏(ディアメディア株式会社代表取締役)
社会課題に向き合うスタートアップは、世の中の時流を捉え、独自のストーリーを持っている企業が多いです。それはPRにおいて非常に有利に働く要素となります。スタートアップならではのPR戦略を解説します。
7月上旬:社会課題解決型ベンチャーのための起業の科学
ゲスト:田所雅之氏(ユニコーンファーム代表取締役)
『起業の科学』『起業大全』などの著者として知られる田所氏を招き、創業初期のスタートアップにおけるプロダクトの作り込み、初期顧客の発見、プロトタイプの展開の仕方などを聞きます。
7月中旬:社会価値と企業価値を最大化するファイナンス戦略
ゲスト:喜多村若菜氏(株式会社fruor 代表取締役)、村上茂久(GOB Incubation Partners株式会社取締役CFO)
企業ファイナンスの専門家と投資家の両名をゲストに迎え、社会に対して価値を届けるスタートアップが押さえておくべきファイナンスの考え方を提供します。
7月下旬:アクセラレーションプログラムや投資家に刺さる事業計画の作り方
ゲスト:山口高弘(GOB Incubation Partners株式会社代表路取締役)、村上茂久(同取締役CFO)
昨今のスタートアップ領域で、やや軽視されがちな事業計画ですが、企業のビジョンを言語化するアウトプットとしては非常に重要です。またその良し悪しが、金融機関や投資家からの資金調達などの成否を決めます。投資家にささる事業計画づくりのノウハウを紹介します。
■開催概要とお申し込み
・いずれも20:00〜21:30を予定
(ただし5/18の回のみ、オフラインで19:00〜20:30開催予定)
・お申し込みは以下のページから
5/11(水):社会起業家の輩出と社会実装 ボーダレス・ジャパンの挑戦と示唆
https://ksap2022-dialog-night-1.peatix.com
5/18(水):ユーザー/サプライヤーと共に作る社会実装、ベンチャー2社の経営者による人の巻き込み方
https://ksap2022-dialog-night-2.peatix.com
・イベントについての最新情報は公式LINEでもお送りします。
以下のURLからご登録いただけます。
https://lin.ee/lCLAmzZ
■GOB Incubation Partners株式会社について
GOBは、 ESG志向の事業創造に投資する会社です。E(環境)やS(社会)の課題に取り組むと同時に、 これらの持続可能性を考慮した事業を成立させるためには、 G(ガバナンス)の視点が大事になります。GOBでは起業家や事業責任者とともに日々事業を作るなかで、事業開発の型を開発。それをもとに、起業家の価値観・世界観に寄り添い、かつビジネスとしての利益を両立させたESG型の事業創造に取り組んでいます。
体系化した事業開発の型は、起業家だけではなく既存企業での新規事業の開発支援、行政に対する支援などにも導入し、構想からビジネスモデル構築、検証、経営支援まで幅広いサポートを提供しています。輩出事業の創業時にはスタートアップ投資も行い、経営者の伴走パートナーとして持続的なESG経営を支えます。
【会社概要】
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目33番6号
代表者:代表取締役 山口高弘
設立:2014年8月19日
事業内容:企業向け事業支援(リサーチ、コンサル、ワークショップ、アクセラレーション)、起業支援サービス事業(教育・事業創造)、スタートアップ投資事業
資本金:1,000万円
ウェブサイト:https://gob-ip.net/
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