プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)
会社概要

台湾製造業の生産統計と今後の展望<ワイズ機械業界ジャーナル2021年9月第5週号発行>

〜台湾機械業界の最新動向と分析〜

威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の9月第5週号を発行しました。今週号では、台湾製造業の生産統計、手動工具業界、半導体部品メーカーのFINEMAT、プラスチック成型機械業界を紹介します。

<210930号内容>
1 台湾製造業の生産統計と今後の展望
2 台湾手動工具産業の振り返りと今後の展望ー2021年第2四半期
3 半導体部品メーカー、旭暉応用材料(FINEMAT)
4 スマート化で循環経済を目指す、プラスチック成型機械産業


●今週号記事の一部を紹介します。​

  • 台湾製造業の生産統計と今後の展望

一、産業概況
 ▽世界経済の回復、▽末端市場の需要増加、▽新興技術の応用拡大、▽遠距離商機の継続、▽原材料価格の高騰などの要因から、2021年第2四半期の台湾製造業の生産額は過去最高の3兆9,576億台湾元を記録した。また、新型コロナウイルス感染症流行の影響で比較基準の数値が低かったため、成長率は前期同期比34.51%増と大きく伸び、3四半期連続のプラス成長となった。
 製造業は従来型製造業の成長率が最も高い。なかでも化学原材料製造業は、プラスチックなどの石油化学製品やゴムなどの原材料需要が大幅増加した一方、2020年は新型コロナウイルス感染症流行の影響で一部メーカーが需要減少への対応策として年度点検や減産を実施し、比較基準の数値が低かったため、21年第2四半期の生産額は前年同期比87.81%増の5,301億台湾元で、10年以降最大の成長率となった。

二、カテゴリー別概況
1.基本金属製造業
基本金属(ベースメタル)製造業は、世界経済の回復と川下市場の需要増加によって、原材料需要が拡大して製品価格が上昇したため、2021年第2四半期の生産額は前年同期比61.87%増の4,482億台湾元で、同じく10年以降最大の成長率となった。

2.機械設備製造業
機械設備製造業は、世界経済の回復を受けてメーカーの設備投資意欲が回復したことに加えて、製造業の自動化推進と半導体産業および第5世代移動通信システム(5G)関連産業の設備需要増加などを受けて、▽半導体生産設備、▽電子部品生産設備、▽リニアガイドの生産額が大きく伸びた。このため、2021年第2四半期の生産額は前年同期比29.83%増の1,891億台湾元で、四半期として過去最高だった。

3.自動車産業
自動車産業は小型電気自動車(EV)および小型自家用車の販売好調と物流業のトラック需要増加を受けて、生産額は安定して成長した。自動車部品産業は、欧米各国の都市封鎖解禁によって海外アフタマーケット(AM)市場の需要が増加したことから、生産規模を拡大した。このため、2021年第2四半期の自動車および自動車部品産業の生産額は前年同期比35.93%増の1,010億台湾元となった。


4.電子部品製造業
電子部品製造業は、▽5G、▽高性能計算(HPC)、▽車載電子部品など応用領域における半導体チップ需要が高まる一方、遠距離商機によって消費者用電子製品の販売が好調であることから、ファウンドリーやメモリーメーカーは生産ラインが満杯となっている。このため、2021年第2四半期の電子部品産業の生産額は前年同期比20.99%増の1兆1,447億台湾元で、四半期として過去最高だった。

5.パソコン、電子製品および光学製品製造業
パソコン、電子製品および光学製品製造業は、テレワークやオンライン教育の需要が依然として高いことに加えて、末端市場の世界的な需要回復によって、ハードディスクや関連制御システムの生産額が成長した。一方で、ノートPCやサーバーが原材料不足で減産したことから、一部の生産額の増加幅が相殺された。総合すると、2021年第2四半期のパソコン、電子製品および光学製品産業の生産額は前年同期比9.97%増の2,206億台湾元となった。

三、今後の動向
 2021年下半期は、新型コロナウイルス感染症の変異株の流行拡大に加えて、米中貿易摩擦と米中ハイテク冷戦の継続などマイナス要因の台湾製造業の生産額に対する影響が懸念される。一方、世界各国でワクチン接種率が上昇していることに加えて、主要国家で大型インフラ整備による経済振興策が進められていることから、世界経済の回復力は強くなる見込みだ。また、下半期は消費者用電子製品の新製品リリースを受けて、情報通信電子産業サプライチェーンの生産規模がさらに拡大し、電子部品製造業およびパソコン、電子製品と光学製品製造業の生産額は成長を維持する見通しだ。
 しかし、近頃半導体や鉄鋼などの原材料不足が深刻化し、一部の大手自動車メーカーが生産規模の調整で対応しているため、2021年下半期の自動車産業の生産額は打撃を受けるだろう。また、原材料不足と自動車産業の減産によって新車価格が上昇したことから、消費者は中古車の購入、もしくはマイカーの修理やパーツ交換を行うようになり、自動車部品の需要が増加した。このため、21年下半期の自動車および自動車部品製造業の生産額は成長を維持するが、成長幅は緩やかになると予測される。
 

  • ワイズ機械業界ジャーナルとは

1. 台湾唯一のサービス
台湾で唯一機械業界に特化した日本語情報誌です。
2. 個々の分野の情報が満載
工作機械、機械設備、機械制御装置、手工具、動力工具、ねじ・ナット・リベット、ファスナー、金型、自動車、航空宇宙、自動化・ロボット、再生エネルギー等などの情報が満載です。
3. 多種多様な情報を提供
業界トレンド、企業動向、統計資料、法改正情報を全て網羅しています。
4. 読みやすい紙面
豊富な写真と図表、パソコンでの閲覧に配慮された横型の読みやすいPDF形式にて提供します。
5. 記事データベース検索
ホームページの記事データベースより、自由に過去記事の検索ができます。

●詳細
https://www.ys-consulting.com.tw/service/marketing/machine.html
●2週間無料試読のお申し込み
https://www.ys-consulting.com.tw/login/?buy=1&next=/service/marketing/machine.html&pop=1&frm=2

【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F 
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース、機械業界ジャーナル配信
・市場調査・業界調査・顧客調査
・クラウドサービスの販売

【お客様からのお問い合わせ先】
ワイズコンサルティング
TEL:+886-22381-9711(日本時間10:00〜19:00)
e-mail:research@ys-consulting.com

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
商品サービス
関連リンク
https://www.ys-consulting.com.tw/service/marketing/index.html
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)

5フォロワー

RSS
URL
https://www.ys-consulting.com.tw/
業種
サービス業
本社所在地
中華民国台北市襄陽路9號8F 富邦銀行襄陽分行大樓
電話番号
-
代表者名
吉本康志
上場
未上場
資本金
7000万円
設立
1996年11月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード