前田工繊、2023年6月期 第2四半期決算を発表
連結ベースの業績は順調に推移
- 2023年度 第2四半期 決算
連結決算サマリ
計画と実績値との比較
セグメント別計画に対する進捗率
≪ソーシャルインフラ事業≫
当社の公共工事事業においては、盛土補強材の販売が伸び悩んだものの、景観資材、河川護岸材、海洋土木品、斜面緑化製品の販売が堅調に推移しました。利益面については、原材料価格の高騰に対応した販売価格への転嫁が徐々に進んだことで、粗利率が改善しました。不織布関連の製品は、スパンボンド(連続長繊維不織布)の産業資材・自動車資材向け販売が伸び悩んだほか、マスク等の医療・衛生資材の受注が落ち込んだ結果、売上・利益とも厳しい結果となりました。
獣害対策製品、園芸用ハウス、農業資材を取り扱う子会社の未来のアグリ株式会社においては、園芸用ハウスの受注が伸び悩んだものの、獣害畜産関係の受注が伸長したことにより、売上・利益とも好調に推移しました。また、天幕や帆布生地製品を取り扱う子会社の未来テクノ株式会社では、防衛省向け製品の受注が低迷したものの、一部大型案件の受注や海洋土木製品の販売拡大が奏功したことから、計画に対して順調に推移しました。海外子会社であるMAEDA KOSEN VIETNAM CO., LTD.においては、原材料価格の高騰が利益を押し下げる要因となりましたが、売上は、取扱製品の拡充により、計画に対して順調に推移しました。同社では、第5工場の稼働による生産拡充を活かして、当社グループ製品のASEAN地域における販路拡大に努めております。
当事業の売上高は15,735百万円、営業利益は3,488百万円となりました。
≪インダストリーインフラ事業≫
インダストリーインフラ事業では、精密機器製造用ワイピングクロス、衣料・各種産業資材用の丸編製品を製造・加工・販売する子会社の未来コーセン株式会社において、精密機器の一部生産調整によりワイピングクロスの売上が伸び悩んだほか、電力料の高騰によるコスト増加を受け、売上・利益とも計画を下回る結果となりました。
自動車用鍛造ホイールを製造・販売する子会社のBBSジャパン株式会社においては、国内自動車メーカーの減
産による影響が続くものの、下期にかけて売上回復の兆候が見られたほか、同社のドイツ子会社BBS Motorsport
GmbHによる業績の下支えや製造原価の削減効果もあったことから、売上・利益とも順調に推移しました。なお、千葉県の幕張メッセで開催された世界最大のカスタムカーイベント「東京オートサロン2023」の出展では、EV時代に向けて世界に先駆けて開発したホイール用新素材「FORTEGA」を発表したほか、F1を彷彿とさせる新マグネシウムホイールを展示し、来場者の好評を博しました。今後も、各種イベント・サービスを積極的に展開することでブランドロイヤルティの向上を図り、販売強化に取り組んでまいります。
当事業の売上高は8,746百万円、営業利益は1,035百万円となりました。
★詳細につきましては、本日発表の2023年6月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)をご覧ください。
決算短信 – 前田工繊株式会社 (maedakosen.jp)
https://www.maedakosen.jp/company/ir/irlib/tanshin/
【会社説明】
当社は、1972年の設立以来、インフラ(社会資本)の整備・維持に携わる会社として、土木資材の製造・販売ならびに各種繊維を原料とした産業資材および不織布の製造・加工・販売を行うことで業容を拡大してまいりました。
「ジオシンセティックス」の総合企業として、地域の皆様の安心・安全で豊かな社会づくりや、より災害に強い国土づくりに貢献しています。
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