2025 年度茨城県「ベンチャー企業成長促進事業(成長プログラム)」参加スタートアップ募集開始

CIC Institute(本社:東京都港区虎ノ門、創業者兼CEO ティム・ロウ)は、株式会社つくば研究支援センター(本社:茨城県つくば市、代表取締役社長:箕輪 浩德)と共同で、茨城県のディープテック分野のスタートアップ支援事業「ベンチャー企業成長促進事業(成長プログラム)」を開始します。
本事業では成長のポテンシャルを有するディープテック分野(※)のベンチャー企業に対し、今後の成長に向けた支援(メンタリング、セミナー、マッチング等)を行います。この度、2025 年度プログラムへの参加企業の公募を開始いたしますので、スタートアップの皆様のご応募をお待ちしております。
※ディープテック分野:ライフサイエンス(医療、創薬、医療・福祉機器、農業、食品等)、環境・エネルギー、電子デバイス、素材等
応募方法はリリース内ご参照ください。
茨城県公募ページはこちら
【事業概要】
本プログラムの採択企業には、メンタリング、マッチング、セミナー、海外支援者の紹介など、CICの有する国内外のネットワークを活用し、採択企業のニーズに合わせたテーラーメイドの支援が提供されます。
【主催者】
茨城県
【募集期間】
2025 年 4 月 22 日(火)〜 2025 年 6 月 9 日(月)17 時
【支援件数】
5 社程度
【支援期間】
採択日〜2026 年 3 月 31 日
【支援内容】
①メンタリング・伴走支援、②専門セミナー、③マッチングイベントを実施し、それぞれのベンチャー企業が必要とする支援を個別にアレンジすることにより、効果的な成長に向けた支援を行う他、ベンチャー企業の成長を支える企業や国内外の大手事業会社等とのネットワーク形成など長期的な成長にも必要なコミュニティづくりを行います。
(具体的な支援内容例)*支援対象企業とのヒアリングを通じて、支援メニューを決定
・資本政策・資金調達に係る支援
・研究開発・知財戦略に係る支援
・人材獲得に係る支援
・市場戦略・販路開拓に係る支援
【応募資格】
支援対象企業は、以下の全ての要件を満たす企業とします。なお、昨年度本事業に応募し採択・不採択となった企業の応募を妨げるものではありません。
① 事業開始後、概ね 10 年未満のベンチャー企業であること。
② 原則として、茨城県内に拠点を持ち、または、茨城県内の研究機関や大学等とゆかりがあるベンチャー企業であること。
③ ディープテック分野(ライフサイエンス(医療、創薬、医療・福祉機器、農業、食品等)、環境・エネルギー、電子デバイス、素材等)の企業であること。
【応募方法】
募集要項の内容をよくご確認のうえ、記入をした応募様式とピッチ資料をCIC Institute ベンチャー企業成長促進事業担当( startup-support@cic.com )にメールで送付すること。
【募集要項・様式】
募集要項:こちらからダウンロードください。
応募様式:こちらからダウンロードください。
【茨城県「ベンチャー企業成長促進事業(成長プログラム)とは】
本事業は、茨城県から本格的な事業展開やエグジットまで到達するようなベンチャー企業を創出するため、研究機関が集積する茨城県の強みを活かし、成長のポテンシャルを有するディープテック分野(※)のベンチャー企業に対し、今後の成長に向けた支援を行うことを目的としています。2021 年度より、これまで 4 年に渡り実施され、計14 社がその支援を受けてきました。
【過年度採択・支援実績】
2021年度

企業名 |
分野 |
事業概要 |
(株)アークメディスン (エーザイ発) |
創薬 /創薬支援 |
創薬合成技術「HiSAP」を活用した新規の医薬候補品の創出 |
Qolo(株) (筑波大学発) |
医療機器/福祉機器 |
起立着席アシストを備えたリハビリ訓練機、立位モビリティ機器の開発・販売 |
ときわバイオ(株) (産総研発) |
創薬/創薬支援 |
安全性の高いステルス型RNAベクターによる遺伝子治療・再生医療の実現 |
PLIMES(株) (筑波大学発) |
医療機器/福祉機器 |
AIを活用した飲み込み能力の簡易チェックと食事見守り、デジタル化による誤嚥リスク管理サポートサービスの開発・販売 |
Veneno Technologies(株) (産総研発) |
創薬/創薬支援 |
機能性ペプチドの探索・研究・開発を通じた、医薬品・グリーン農薬の創出 |
2022年度

企業名 |
分野 |
事業概要 |
ときわバイオ(株) (産総研発) |
創薬/創薬支援 |
安全性の高いステルス型RNAベクターによる遺伝子治療・再生医療の実現 |
PLIMES(株) (筑波大学発) |
医療機器/福祉機器 |
AIを活用した飲み込み能力の簡易チェックと食事見守り、デジタル化による誤嚥リスク管理サポートサービスの開発・販売 |
(株)リーバー (筑波大学発) |
医療支援 |
医療相談アプリLEBERの開発・運営 |
CrestecBio(株) (筑波大学発) |
創薬/医療 |
筑波大学で研究開発されたレドックスナノ粒子(CTB211)を活用した重症虚血性脳卒中等を対象とする新たな治療法の確立 |
2023年度

企業名 |
分野 |
事業概要 |
エンドファイト(株) (茨城大学発) |
アグリテック |
森林土壌由来のプラットフォーム微生物「DSE」技術の実用化、「DSE」を用いた農業資材、苗の開発、生産、販売 |
(株)Thermalytica (NIMS発) |
材料 |
超断熱性に加えて、世界で初めて液体のような流動性を持つ断熱材TIISA開発 |
7Gaa(株) (産総研発) |
通信 |
5G/Beyond5G&6G時代の主にミリ波帯の高速・大容量の計測及び通信インフラ基本技術を開発、販売 |
ナノブリッジ・セミコンダクター(株)(NEC発) |
半導体 |
ナノブリッジ技術を用いた半導体集積回路の開発・製造・販売及びIPライセンシング |
(株)Closer (筑波大学発) |
ロボティクス |
中小規模の食品や物流現場の包装・箱詰め領域を中心に自動化を実現するロボットパッケージの開発 |
2024年度

企業名 |
分野 |
事業概要 |
(株)エマルションフローテクノロジーズ(JAEA発) |
環境/資源・エネルギー |
革新的溶媒抽出技術「エマルションフロー」をコア技術に、リチウムイオン電池を中心としたレアメタル水平リサイクル事業、フッ素化合物除去を中心とした環境浄化・修復事業 |
エンドファイト(株) (茨城大学発) |
アグリテック |
森林土壌由来のプラットフォーム微生物「DSE」技術の実用化、「DSE」を用いた農業資材、苗の開発、生産、販売 |
(株)Thermalytica (NIMS発) |
材料 |
超断熱性に加えて、世界で初めて液体のような流動性を持つ断熱材TIISA開発 |
BioPhenolics(株) (筑波大学発) |
バイオ/素材 |
バイオマスを原料にして改良型微生物を用いた発酵法によりバイオ化学品生産技術開発を行い、脱炭素社会の実現に貢献 |
【問い合わせ先】
CIC Institute ベンチャー企業成長促進事業担当: startup-support@cic.com
【プログラム運営】

CIC Institute
https://jp.cic.com/institute/#community-institute
CIC Institute は、日本最大級のイノベーションセンターである CIC Tokyo の、イノベーションエコシステム構築や、スタートアップ支援における知見を活かし、政府や地方自治体、大学などと連携しグローバルに成功を収めることのできるスタートアップの成長支援や、エコシステム構築業務を担うチームです。CIC Institute を構成するメンバーの多くは自然科学分野での Ph.D. 又は海外の大学で学位を取得するとともに、多くのスタートアップ支援実績を持っています。CIC Institute は現在、多くの行政機関や大学関係のプロジェクトを遂行しており、スタートアップエコシステムの発展や、イノベーションを通じた経済発展に貢献をしています。

つくば研究支援センターは、筑波研究学園都市に所在し、県内の大学・研究機関、支援機関と強固な信頼関係で結ばれたディープテック・インキュベーターです。1988年に茨城県、日本政策投資銀行、民間企業等の出資によって設立され、スタートアップの創出・育成や新事業の創出並びに地域企業の事業革新を支援し、地域の活性化を図ることを目的として活動しています。つくばの大学・国研の研究成果の社会実装に取り組むスタートアップ等120者が入居しており、30年以上にわたり、創業支援・事業成長支援に取り組んできました。また、県内の技術シーズを発掘し、イベント開催等を通じた情報発信も行っています。
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