自動車の内装部品を製造する明和工業、動画教育システム「tebiki現場教育」を導入
外国人作業者向けに標準作業を動画マニュアル化し、製造品質を向上
デスクレスワーカー向け現場支援システムtebikiを提供するTebiki株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:貴山敬 / 以下、Tebiki)は、明和工業株式会社(本社:岐阜県多治見市、取締役社長:瀨戸口 隆 / 以下、明和工業)の「tebiki現場教育」導入事例を公開したことをお知らせします。明和工業では、外国人作業者向けの作業教育に動画マニュアルを活用することで作業のバラつきをなくし、工程内不良のキズ不良率を1/3まで削減しています。

■ 導入の背景
明和工業は、自動車内装部品の開発提案から設計、製造までを一貫して行う自動車部品メーカーです。小島プレス工業のグループ会社である同社では、カップホルダーや灰皿、小物入れなど、樹脂製品に金属膜をスパッタリング加工した加飾部品を主力製品として製造しています。
同社では、新工場の立ち上げに伴って多くの外国人の派遣社員が入社したことで、言語の壁による作業教育の課題が顕在化していました。従来の紙の標準作業書では正しい作業手順が伝わらず、作業者によってバラつきが発生していました。100種類以上の製品を同時に流す混流生産のため、全ての標準作業を覚えることが困難で、工程内不良におけるキズ不良率が4.5%まで上昇していました。
そこで、グループ会社での成功事例を参考に、外国人作業者への効果的な現場での教育ツールとして「tebiki現場教育」の採用を決定しました。
作業工程に設置したモニターで、いつでも必要な動画マニュアルを作業者の母国語に翻訳された字幕付きで確認できる環境を整備したことで、作業者ごとの作業のバラつきが無くなり、標準作業が遵守されるようになりました。結果として、工程内不良におけるキズ不良率を1.5%まで大幅に低減することができました。
現在では、他部門でも「tebiki現場教育」の活用が始まっており、成功事例を他の工場や部署にも横展開させ、会社全体での不良低減に取り組んでいく方針です。
インタビュー全文はこちら:https://tebiki.jp/case/meiwa.html

■ 動画教育システム「tebiki現場教育」
「tebiki現場教育」は、製造業を中心に、物流・飲食・介護・各種サービス業などのデスクレスワーカーが働く現場向けの動画教育システムです。
当社代表の食品工場長としての経験を土台に開発された「tebiki現場教育」は、難しいシステム操作を現場に強いるのではなく、作成から編集まで誰でも最新動画技術を直感的に使いこなせるUIが特長です。現場のOJTをスマートフォンで撮影するだけで、音声認識技術で字幕が自動生成され、シーンの削除や静止などの動画編集、音声吹き込みや図形挿入、自動翻訳が可能。さらに、動画閲覧データを自動分析して誰がどこまで習熟したかを可視化し、スタッフの習熟度管理をリアルタイムに行うことができます。
サービスサイト:https://tebiki.jp/

■ Tebiki株式会社について
「現場の未来を切り拓く」をミッションに掲げ、デスクレスワーカー向けの現場支援システムを開発・提供しています。
簡単に動画マニュアルが作成でき、閲覧データや習熟度を可視化できる動画教育システム「tebiki現場教育」や、現場帳票の雛形作成から蓄まったデータの可視化・分析まで可能な電子帳票システム「tebiki現場分析」を提供しており、現場における安全・品質・効率といった現場KPIの改善に貢献しています。
代表者名 :貴山 敬
事業内容 :デスクレスワーカー向け現場支援システム tebiki の開発・提供
企業サイト :https://tebiki.co.jp/
採用ページ :https://tebiki.co.jp/recruit.html
※ 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です
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