【シニアの意識調査】7割が肩こりを自覚、それでも医療には行かない ― シニア886名調査で見えた“セルフケア市場”の可能性
50代以上のシニア886名以上に『肩こり』に関するアンケート調査を実施

シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『肩こり』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。本レポートでは、50代以上のシニア層を対象とし、肩こりに関するアンケート調査を実施しました。肩こりを感じ始めた時期、肩こりの改善に向けた現状の行動、今後取り入れたい対策、肩こり関係の商品やサービスで重視する点など。肩こりに悩むシニア層の実態が、明らかになりました。
シニアに特化したマーケティングサービス【コスモラボ】ホームページ
https://cosmolab.jp/lp/research/
調査トピックス
◆慢性的な悩みだが、対処は後回しにされがち
肩こりは「時々感じる」(46.0%)、「ほぼ毎日感じる」(24.2%)と、日常的に悩みを抱える層が多数派です。強い痛みではないが慢性的に続くことで、不調として定着しやすく、対処が後回しになる傾向にあります。
◆「ややつらい」が半数を占め、医療よりセルフケアを重視する傾向に
肩こりの程度を尋ねたところ、「ややつらい」(46.2%)が最も多く、「非常につらい」(11.7%)は少数派でした。 重症一歩手前の層が多いものの、ストレッチや入浴など、セルフケアで対処しようとする傾向も見られました。
◆肩こり対策で重視されるのは「効く」より「続けられること」
肩こり対策で重視されるのは、「効く」より「続けられること」だとわかりました。 今後取り入れたい対策では「自宅でできるストレッチ法」(60.7%)が突出し、重視する点でも「利便性」(57.3%)が最上位となりました。 肩こり対策では即効性よりも、生活に無理なく組み込めたいシニアが多いと考えられます。
1:現在、肩こりを感じることはありますか?(有効回答者数:886名)
「時々感じる」(46.0%)と「ほぼ毎日感じる」(24.2%)を合わせると、7割以上が現在も肩こりを自覚しています。
一方で、「ほとんど感じない」(21.3%)や「全く感じない」(8.5%)も一定数存在しており、肩こりは一様な不調ではないと言えます。
この結果から、肩こりを慢性的な不調として受け止めている層が多いことがうかがえます。症状があっても深刻だと思われにくく、対処が後回しにされやすい傾向にあります。

2:肩こりを感じ始めたのはいつ頃からですか?(有効回答者数:886名)
「特に意識したことがない」(33.7%)が最多となり、「若い頃からずっと」(29.3%)、「数年前から」(29.1%)がほぼ同水準と続きました。「ここ1年以内」(7.8%)は少数派です。
この結果から、肩こりは発症時期を認識できないまま長期化し、日常的な不調として受け入れられている実態がうかがえます。症状の自覚を促す視点と、無理なく続けられる対策を日常に組み込む設計が重要だと考えられます。

3:肩こりによって、どのような支障がありますか?(複数回答可)(有効回答者数:886名)
「特に支障はない」(48.2%)が最多である一方、「身体的影響がある(頭痛・眠りが浅い・手足のしびれなど)」(34.5%)が続き、「精神的影響がある(集中力が続かない・気分が落ち込むなど)」(19.0%)も一定数となりました。
支障の自覚がない層が多い一方で、影響が身体と精神の両面におよぶ層も確認されています。症状の“見えにくさ”と“生活への影響”が、併存していることがわかりました。

4:肩こりを「どの程度つらい」と感じていますか?(有効回答者数:886名)
「ややつらい」(46.2%)が最多で、「あまりつらくない」(28.4%)が続きました。「全くつらくない」(13.7%)に対し、「非常につらい」(11.7%)も一定数存在します。
つらさの中心は中程度に位置しつつ、強い負担を抱える層も確認されました。
日々のセルフケアを“無理なく続ける”支援に加え、強い苦痛を感じる層には、早期に相談・治療へつながるような導線整備が求められます。

5:肩こり対策として、現在行っていることを教えてください(複数回答可)(有効回答者数:886名)
最多は「ストレッチ・体操」(37.1%)で、「入浴で温める」(36.2%)が僅差で続きました。「何もしていない」(26.0%)、「マッサージ・整体」(24.2%)も一定数において見受けられます。
日常生活に取り入れやすい方法が上位となり、無理なく続けられるような内容が選ばれています。
一方で、肩こりに対する対策を実施していない層も存在することから、始めやすい内容を提示することも意識したいポイントです。

6:今後、肩こりの改善のために「取り入れてみたい」と思うことをお選びください(複数回答可)(有効回答者数:886名)
「自宅でできるストレッチ法」(60.7%)が突出し、「特にない」(23.9%)が続きました。
「手軽に使えるマッサージ機器」(16.9%)を取り入れたい層も、一定数見られました。自宅で手軽に使えること、つまり「続けやすさ」が商品やサービス選びのポイントになっていると考えられます。
一方で「特にない」層も一定数存在しました。このような層には、肩こり対策の必要性を伝え、商品やサービスへの期待感を高める工夫が必要です。

7:肩こり対策の商品やサービスに、どのような点を重視しますか?(複数回答可)(有効回答者数:886名)
「利便性(手軽さ・自宅で出来る・メンテナンス不要など)」(57.3%)が最も重視され、「効果・信頼性(実感がある、医師・専門家の推奨など)」(40.7%)が続きました。「経済面」(29.2%)も一定数見受けられました。
肩こり対策では、生活に無理なく組み込めることが前提で、そのうえで効果への納得感が求められています。価格は商品やサービスを決定する際の要因として、上位ではないとわかりました。つまり、手軽に継続できるかが、商品やサービスの決め手になることがうかがえます。

8:現在感じている肩こりが完全になくなるとしたら、いくらまで支払ってもよいと思いますか?(有効回答者数:886名)
肩こりに支払ってもよいと考える金額は、「〜1万円」(76.6%)に大きく集中しています。つづいて「〜5万円」(13.7%)となり、この2つを合わせると全体の約9割を占めます。「〜10万円」(4.9%)や「50万円以上」(2.5%)と回答した層は、少数派です。
肩こりの改善に対しては、高額な投資よりも日常的に無理なく続けられる価格帯が求められています。また金額の大きさではなく、支払額に対する実感や納得感を重視することがうかがえます。

総評
本調査から、シニア層の肩こりは、慢性化し深刻視されにくいことが明らかになりました。
肩こりの頻度は「時々感じる」「ほぼ毎日感じる」が多数を占め、日々の不調として定着しています。一方、感じ始めた時期を覚えていない層も多く、肩こりが日常の“当たり前の状態”として受け入れられている実態がうかがえます。
身体面や精神面に影響を受ける層も一定数存在し、症状の見えにくさと生活への影響が併存しています。つらさも中程度が中心で、強い苦痛に至っていないことから、対処が後回しにされやすい傾向にあります。
具体的な対策は、ストレッチや入浴など、取り入れやすい方法が中心でした。改善に向けて取り入れたい対策では、自宅でのストレッチが突出し、重視する内容も「利便性」が最上位となりました。
また、肩こりを改善するために支払ってもよいと考える金額は、1万円以内に集中しています。つまり、高額な解決策よりも、低コストで無理なく続けられることが重視されています。
総合すると、肩こりに関する商品やサービスには「強い痛みへの対処」ではなく、手軽に始められて生活の中で継続できる内容を踏まえることが大切です。また肩こりを自覚していない層に、肩こりを「自覚」させ、効果を実感できるまで伴走する姿勢も求められます。
本レポート以外にも、様々なテーマのシニア調査レポートを掲載しています。
健康・防災・消費傾向などの幅広い切り口で「今どきのシニア像」に迫っています。
ぜひ以下のボタンからご覧ください。
コスモラボについて
コスモラボは、シニアに特化したマーケティングサービス全般を提供しています。
主に60歳以上の約20万人のシニア会員を対象に、広告、アンケートリサーチ、インタビュー調査、ホームユーステストなど、多彩な調査手法で企業のマーケティング活動を支援します。
調査概要
◾️調査方法:ネットリサーチ
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
◾️回答総数:886
◾️調査対象期間:2025年10月15日
データのご利用に関して
レポートの著作権は、コスモヘルス株式会社が保有します。
調査データの引用・転載の際は、「コスモヘルス株式会社調べ」と出典を明記いただき、
引用元として、下記リンクを記載いただきますようお願いいたします。
https://cosmolab.jp/report/shoulder-stiffness_2512/
また、併せて広報担当までご連絡をお願いいたします。
https://cosmolab.jp/contact
会社概要
◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
