京都芸術大学の学生が「ジョブズと禅」をテーマにした映像作品で、写真家 小平尚典「THE THINKERS+」展に参加!
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(学長:吉川佐紀子)は、京都リサーチパーク株式会社(代表取締役社長:小川信也、以下、KRP)で開催される 写真家 小平尚典『THE THINKERS+』展にて、学生が撮影した写真を提供、小平氏とのコラボレーション企画『禅とジョブズ』と題したスライドショーをデジタルサイネージにて上映します。
スティーブ・ジョブズも生前興味を持っていた日本の「禅」。学生が禅をテーマにした写真を撮影し、写真家・小平尚典氏が撮影したスティーブ・ジョブズの写真と組み合わせた映像作品を制作しました。そのスライドショーを京都リサーチパーク株式会社にて上映します。
- 写真展概要 『THE THINKERS STEVE JOBS+』
○会期日程:2021年9月6日(月)~2021年10月1日(金)
※期間中の日曜祝日は一部休館
○開館時間:8時~20時
○開催会場:京都リサーチパーク
東地区:〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134
西地区:〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町90~94
会期期間中、以下3か所に作品を展示しております。
京都リサーチパーク東地区 1号館1階
京都リサーチパーク西地区 4号館1階
京都リサーチパーク西地区 10号館1階 GOCONC
○交通案内:JR 嵯峨野線 丹波口駅下車 西へ徒歩5分
○入場料:無料
〇技術協力:リンテックサインシステム株式会社
- 担当教員 川向正明 准教授からのコメント
前回は緊急事態宣言下で本学関係者のみでの開催でしたが、今回は京都で一般の方にも広くご覧いただけることを嬉しく思います。
いまの Apple しか知らない人には想像も出来ないかもしれませんが、倒産の危機にあった Apple 復活の原点になったのが、世界を変えるのは紛れもない変人ばかりだと謳った Think Different キャンペーンでした。ジョブズはテクノロジーだけでは足りなくて、リベラルアーツ(藝術)とヒューマニティーと結びつくことにより、ぼくたちのハートがワクワク歌い出すようなプロダクトができると言っています。
小平氏の個展開催に際して、藝術立国 (*1) を建学の理念とし、ジョブズが通った京都にある本学こそコラボレーションに相応しいとお声がけいただきました。AIがどんどん社会に出てきて、また先の見えない世界を生き抜いていくぼくたちに求められているものは、自分の頭で考え未来を切り拓いていく想像力やクリエイティビティに他なりません。これは行き過ぎた経済発展から取り残された心の豊かさに気づくことにも繋がると思っています。(*2)
若い感性で自分なりの禅を見つけることを通じて、これからの時代を生き抜く力を育むきっかけになれば幸いです。
*1 藝術立国 ― 平和を希求する大学をめざして
https://www.kyoto-art.ac.jp/info/about/philosophy/pdf/artsnation.pdf
*2 文明哲学研究所設立宣言
https://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/declaration/
- 写真家小平尚典氏からのメッセージ
「Think Different」はスティーブ・ジョブズが新しいマーケティング理論として、最初はIBMに対抗して出した言葉だった。それがあっという間にアップル大躍進により哲学になり、コロナという人類最大の困難に向かっている今、未来ビジョンとして的確な言葉に変革した。
カウンターカルチャーのムーブメントでパーソナルコンピューターが生まれる前と後の間に、若者たちは大きな文化的変速機を操作してテクノロジーのスピードとトルクを上げた。それがIT革命になり大きく進歩した。今回の写真展では、”THE THINKERS STEVE JOBS+”として、シリコンバレーを牽引した1980年代と2000年代の彼の表情豊かなポートレイト写真を展示した。そのディファレンスを効かせるという意味で、この KRP地区の空間芸術を実感してほしい。
■京都リサーチパーク
全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて500組織・6,400人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。~Paving for New Tomorrow~」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。
■京都芸術大学
13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。
芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
学科編成:13学科23コース(美術工芸学科、マンガ学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数:3,859名
※芸術学部 正科生、2021年5月現在
https://www.kyoto-art.ac.jp/
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