ServiceNow、AWSとの戦略的協業を発表

ServiceNow Japan合同会社

Now PlatformおよびソリューションスイートをAWSのSaaSとして提供開始
重要なビジネスワークフローにインテリジェンスを追加する、業界それぞれを対象にしたAI搭載アプリケーションを共同開発し、AWS Marketplace上にて提供
両社の顧客にServiceNowソリューションの新たな購入と利用において恩恵を享受

※本資料は、2023年11月29日(米国時間)付けでAWS re:Invent 2023にて米国ServiceNow, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。

ServiceNow(NYSE:NOW)は本日、Amazon Web Services(AWS)と5年間の戦略的協業契約(SCA)を締結したことを発表しました。2024年初頭より、ServiceNowプラットフォームとそのソリューションスイートは、AWS Marketplace上でSoftware-as-a-Service(SaaS)サービスとして利用可能になります。AWS Marketplaceは、独立系ソフトウェアベンダーによる何千ものソフトウェアリストを掲載したデジタルカタログで、AWS上で動作するソフトウェアの検索、テスト、購入、展開を容易にします。加えて、両社は業界それぞれに根差したAIを搭載したビジネスアプリケーションを共同で開発し、AWS上でホストし、AWS Marketplaceにて提供し、重要なビジネスワークフローにインテリジェンスを追加します。この協業により、両社の顧客は、ServiceNowソリューションの新たな購入法ならびに利用法の恩恵を得ることができるようになります。


ServiceNowのエンドツーエンドのデジタルトランスフォーメーション( https://www.servicenow.com/jp/products/strategic-portfolio-management/what-is-digital-transformation.html )向けインテリジェントプラットフォームと、AWSのスケーラビリティと広範なリーチが結びつくことで、顧客はパフォーマンスを最適化し、アジリティ(俊敏性)を維持し、インフラストラクチャ管理においてより柔軟で効率的な環境を利用できるようになります。両社はまた、製造、サプライチェーン、コールセンター、クラウドトランスフォーメーションのユースケースの変革に重点を置き、生成AI( https://www.servicenow.com/jp/now-platform/generative-ai.html )エンジニアリングの専門知識を新たな自動化アプリケーションに応用していきます。


ServiceNowの戦略アカウント担当プレジデントであるポール・フィップス(Paul Fipps)は次のように述べています。「AWSとSCAを締結することで、エンドツーエンドのビジネス変革を加速させる大きな一歩を踏み出すことになります。AWS上で提供される当社のSaaSプラットフォームと共同開発したソリューションは、お客様がビジネスにAIを活用する支援を行うという当社の取り組みに不可欠なものです。AWSの先進的なクラウド機能、Now Platformのパワー、そして両社のクラウドコンピューティング、生成AI、機械学習におけるリーダーシップとイノベーションを結集できることに興奮しています」


世界で最も包括的かつ広範に採用されているクラウドであるAWSと、フォーチュン500に名を連ねる企業の約85%にサービスを提供しているServiceNowは、業界横断的な深い経験を有し、これまでにもAWSネイティブの顧客向けに以下のような統合ソリューションを開発しています。


  • AI Call center solution:Amazon Connectと統合されたServiceNow Customer Service Management(CSM)により、AWSの AIテクノロジーとServiceNowのワークフローを活用して、高度なコンタクトセンターを迅速に構築し、ケース管理を効率化できます。また、ServiceNowのNow AssistとAmazon AI/MLを活用したアナリティクスにより、センチメント、会話の特徴、およびコンタクトのテーマを検出し、関連するナレッジ記事やコンテキストに関する重要な情報を提供することで、問題解決時間を短縮し、顧客満足度を向上させることができます。

  • Cloud transformation solution: Now Platformでクラウドセンターオブエクセレンス(CCoE: クラウド活用推進組織)を確立し、クラウドワークロードの包括的な可視化を可能にすることで、AIOps(IT運用向け人工知能)、SecOps(セキュリティ運用)、リスクの成果を促進し、クラウドサービスカタログ内でのクラウド導入を加速します。このソリューションは、既存の容量とビジネス用途に基づいて、AWSに移行するワークロードを特定し、運用を合理化します。ServiceNowのテクノロジーワークフローソリューションでは、顧客がデータやアプリケーションの場所を選択でき、クラウド内でのデータ転送を推奨し、ワークフローの運用を引き継ぎます。


ServiceNowはまた、AWSおよび大手自動車メーカーと協力しServiceNowのAI機能とAWSのAIサービスを活用して、AWS上で提供しAWS Marketplaceに公開するためにイノベーションを促進します。新しいソリューションには以下が含まれます。


  • Automotive manufacturing solution:車両に関わる製造、保守、および修理データを一貫して管理します。問題通知から整備士への指示、完了通知まで、AWSデータレイク上でServiceNowのCustomer WorkflowsおよびCreator Workflowsを適用して、車両や製造プロセスから得られる実行可能なデータを処理します。

  • Supply chain solution:AWS Supply ChainとServiceNowの統合計画によって、顧客にサプライチェーン管理を合理的に行うための将来を見据えたソリューションが提供されます。AWS Supply Chainはリアルタイムデータと機械学習によって予測と運用効率を向上させます。一方で、ServiceNowのサービス管理ツールはタスクを自動化してサービスデリバリーを改善します。AWSはまた、AWS Supply Chainの新たな機能の開発に取り組んでおり、顧客が上流のサプライチェーンをより容易に管理し、必要な資材や在庫をより正確に予測し、サプライヤーとのコミュニケーションを確認して供給計画を立て、コミットメントを取得し、主要な環境要因に関する正確なデータを取得できるように設計されています。


ServiceNowのソリューションは2024年初頭に、AWSおよびAWS Marketplace上で、米国に拠点を置く民間企業向けに提供を開始します。同時に、新たに共同開発されたソリューションも提供を開始する予定です。


ServiceNowとAWSがさまざまな業界の顧客に対してビジネス価値を提供している詳細情報については、こちらをご覧ください。https://your.servicenow.com/aws/cloud-transformation


以上


ServiceNowについて 
ServiceNow(NYSE:NOW)は、人にしかできない、付加価値の高い新しい仕事を創造します。当社のクラウド型プラットフォームとソリューションは、組織のデジタル化と統合を推進し、よりスマートで、迅速かつ優れたワークフローの構築を支援します。その結果として、従業員はお客様とのつながりを深め、革新性とアジリティを高めることができ、誰もが描く将来のあり方を実現することができます。
詳細はこちらをご参照ください www.servicenow.com/jp/

© 2023 ServiceNow, Inc.無断転載を禁じます。ServiceNow、ServiceNowロゴ、Now、およびその他のServiceNowマークは、米国およびその他の国々におけるServiceNow, Inc.の商標および/または登録商標です。その他の会社名、製品名、ロゴは、関連する各社の商標である場合があります。

一般のお問い合わせ先
ServiceNow Japan合同会社
Tel: 03-4572-9200(代表)
お問い合わせフォーム: https://www.servicenow.com/jp/contact-us.html




このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。


会社概要

ServiceNow Japan合同会社

18フォロワー

RSS
URL
https://www.servicenow.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂赤坂1-12-32 アーク森ビル
電話番号
03-4572-9200
代表者名
鈴木 正敏
上場
海外市場
資本金
-
設立
2013年09月