2023年5月のマスク・感染対策不満は前月比75%の増加:不満買取センターのInsight Techが、“コロナ5類移行後の消費者変化” に関する不満トレンドをまとめたレポートを公開
『不満ファインダー』で見えてきた不満トレンドから紐解くニーズ
株式会社 Insight Tech(東京都新宿区、代表:伊藤友博、以下 Insight Tech)は、同社が運営する『不満買取センター』に寄せられた新型コロナウィルスに関する不満を『不満ファインダー』を用いて解析・考察したレポートを公開しました。
今回のレポートでは、2023年5月8日に感染症法上の位置付けが第2類から第5類に移行した “新型コロナウィルス”に対する不満に着目。年間で約10万件以上寄せられた「コロナ不満」からトレンドワードを分析し、
具体的な不満の声をご紹介しながら、コロナ5類移行後の消費者変化を探索します。
ウィズコロナにおける生活者のお悩みの理解に、ぜひお役立ていただければと思います。
株式会社 Insight TechはVisionとして掲げる「声が届く世の中を創る」の実現に向け、生活者の不満に耳を傾け、この発信を通じ、豊かな生活と強いビジネスの同時実現に貢献して参ります。
▼レポートのダウンロードはこちら(無料でダウンロードいただけます)
https://insight-tech.co.jp/downloads/23_coronavirus_class5infectious
■不満買取センターとは(https://fumankaitori.com/)
不満買取センター(特許取得済み)は、「企業の商品やサービス、そして社会をより良くするために、あなたの不満を買い取ります。あなたの不満の中に眠った”ヒント”を私たちが企業や社会に届けます」をコンセプトに、2015年3月18日からサービス開始をしております。Webサービス及びスマートフォンアプリを通して生活者からの不満の声を収集しており、現在累計73万人以上の会員から、累計3,900万件以上の不満を買い取っています。
■不満ファインダーとは(https://fuman-finder.com/)
『不満ファインダー』は不満買取センターに寄せられた不満ビッグデータから、都度、テーマや課題にあったデータを検索・抽出でき、これを対象とした多角的な解析を高速で実現する全く新しいデータ×AI活用型SaaSです。
最先端の自然言語処理技術による文章解析AI『アイタス』と独自のフレームワークにより、不満ビッグデータから生活者のホンネと狙うべき課題・機会をあぶりだします。データ解析の知識も複雑な操作も一切不要です。テーマや課題に応じた「辞書」も登録でき、これを活用した解析結果もすぐに得られ、業務の精度とスピードを同時に高めます。
■調査概要
分析対象期間
2022/5/1~2023/6/30
調査機関(調査主体)
自主調査
調査対象
『不満買取センター』会員のうち、不満本文に「コロナ」を含む不満を投稿した人
(ただし、不満本文に「コロナビール」を含む投稿を除く)
有効回答数
母集団①:128,536件(2022/5/1~2023/6/30に投稿されたコロナ不満の件数)
母集団②:8,246件(上記のうち、5類移行後の2023/5/8~2023/6/30に投稿されたコロナ不満の件数)
調査方法
『不満買取センター』に投稿された調査対象カテゴリの不満(自由回答)を抽出し、『不満ファインダー』を用いて解析した。
目次
1.本レポートの目的
2.コロナ5類移行に関するトピックス
3.コロナ不満要素の時系列傾向
4.5類移行後のコロナ不満トレンドとトピックス
5.ネガティブ度の高い不満カテゴリとトピックス
6.不満トピックス まとめ
7.不満データ活用のご案内
調査結果
母集団①について直近10ヶ月のコロナ不満を不満要素別に見ると、「仕事」→「病院・検査」→「マスク・感染対策」の順で上位が入れ替わっていることがわかった。
「マスク・感染対策」関連不満の投稿数は「コロナ5類移行」が行われた2023年5月に急上昇し、前月比75%の増加となった。この時期には、消毒液やマスクなど感染対策に関する不満投稿が増加。対策の実施は、個人・事業者の判断に委ねられることとなったが、それぞれの基準が異なることに起因した違和感などが不満として表出したと考えられる。
コロナ5類移行後の不満投稿である母集団②におけるコロナ不満のキーワードTOP3は、「コロナ」「5類」「マスク」となった。
前期とのギャップが30pt以上、または圏外からランクインしたキーワードには、症状や異変を感じる身体の部位などが並んだ。ここでは「消毒液」「感染対策」「飲み会」といったキーワードから「外食」に関する不満に着目した。
「外食」関連不満の一例
・コロナが5類になったからかかなりのパンが袋に入れずにそのまま売っていたのが不満。コロナ対策はそこまで必要なくなったかもしれないけどやっぱり飛沫とかほこりとかが気になるので袋に入れてほしい。
・コロナ規制が緩和され、少しづつ以前の状況がもどってきました。 外食に行くとテーブル上のアクリル板は無くなり知らない方と相席になったり…… それ以外の時でもなんだか人との距離感にどうしてもう馴染めない。
続いて、母集団②における不満カテゴリ別の投稿件数を調査した。「政治・行政・国際・文化」「その他」「医療・福祉」の順に不満投稿が多い結果となった。
投稿数上位80%のカテゴリに着目すると、「美容・健康」カテゴリの「ネガティブ度」が49.8%となり、全カテゴリ平均より11.9%も高いであることがわかった。
「美容・健康」関連不満の例
・コロナ禍でしばらく使わなかったので、久しぶりに見たら分離していて気持ち悪い状態になっていた。使うのが怖いので捨てた。
・コロナ禍でマスクをしていたので毎日髭剃りをしなかった。しかし、マスクを外すようになって毎日髭剃りするのが面倒に感じる。ひげが伸びない治療法を開発してほしい。
その他の詳細については、レポート内でご確認頂けます。ぜひダウンロードしてご活用ください。
▼過去のトレンドレポート一覧はこちら(Insight Tech CEO 伊藤友博のnote)
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