TSMCと産学協同連携協定を締結しました
熊本大学は、令和6年3月に、台湾の世界的半導体受託製造企業 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited(以下「TSMC」)と半導体分野の研究及び人材育成における産学連携に関する協定を締結しました。TSMCが熊本での工場 (Japan Advanced Semiconductor Manufacturing, Inc. (JASM)) 建設を決めた後に国内の大学と連携協定を結ぶのはこれが初めてとなります。
これに伴い、令和6年4月8日にTSMCとJASMの関係者同席のもと記者説明会を行いました。TSMCの技術研究ディレクターであるマーヴィン・チャン氏とJASMの副工場長である篠原氏が出席しました。説明会では、小川学長および大谷理事より、協定に基づく熊本大学とTSMCおよびJASMほかTSMCの日本における子会社との共同事業の実施に向け、具体的な協議を進めていく旨の説明がされました。
TSMCが株式の過半を所有するJASMの熊本での設立により、半導体分野の人材育成・確保が喫緊の課題となる中、熊本大学は本年4月に学部相当組織「情報融合学環」を新設し、工学部に学科相当の「半導体デバイス工学課程」を設置しました。今回のTSMCとの連携協定の締結を契機として、半導体分野における研究・人材育成の促進が期待されます。
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