LeapMind、AIの社会実装加速を目指し新組織体制を構築
新体制の背景
LeapMindは、創業以来「機械学習を使った、今までにないデバイスをあまねく世に広める」ことをミッションに、AI技術の手法としての量子化技術に特化した研究開発と独自開発したAIアクセラレータの半導体設計を行う世界でも数少ない企業として、大手企業との共同開発を通し、長年研究開発を続けてまいりました。
AI技術がさまざまな形で急速に人々の生活に浸透してきている現在、AIモデルの大規模化に伴う計算量増大と、それを処理する大型システムの電力効率に対する課題は、今後ますます重要視されると考えています。これらの課題を解決するためには、当社がこれまで培ったAIハードウェア、ソフトウェア技術両面での研究開発を活かし、ビジネス開拓をこれまで以上のスピード感を以て推し進め、実社会への展開を加速させることを目的とした経営体制を強化する必要がありました。そして、この度、当社経営陣に産業界への展開にも造詣の深い比戸将平氏をお迎えし、体制強化を図るに至っています。
比戸将平氏は、機械学習研究と人工知能技術の産業応用を専門として、国内のみならず海外においても高い専門性を発揮されてきました。また、この分野を通しての幅広いネットワークは、私たちの経営チームに大きな価値をもたらすものと確信しています。
新役員体制
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氏名 | 役職名 | 種別 |
松田 総一 (まつだ そういち) | 代表取締役 CEO | 現職 |
徳永 拓之 (とくなが ひろゆき) | 取締役 CTO | 現職 |
阿部 剛士 (あべ こうじ) | 社外取締役 | 現職 |
小林 徳弘 (こばやし とくひろ ) | 社外取締役 | 現職 |
古川 徳厚 (ふるかわ のりあつ) | 社外取締役 | 現職 |
比戸 将平 (ひど しょうへい) | 社外取締役 | 新任 |
比戸 将平(ひど しょうへい)氏コメント
「企業に競争力をもたらす最先端AIモデルの構築と運用にかかる計算量は、大規模言語モデルに代表される基盤モデルの急速な発展により、加速度的に増大しています。LeapMindはその要である深層学習アルゴリズムの効率的な実行と社会実装に一貫して取り組んでいる、日本で最も先進的なエッジAIスタートアップとして創業以来ウォッチしており、今回縁あってその経営陣の末席に加われたことを大変嬉しく思います。私がこれまでのキャリアで学んだ様々な業界におけるAI活用のノウハウを、社外取締役の立場から提供することにより、LeapMindとそのお客様のビジネス革新に貢献して参ります。」
・略歴
2006年京都大学大学院情報学研究科修士修了。日本IBM東京基礎研究所、株式会社Preferred Infrastructure、
Preferred Networks America、株式会社Preferred Networks 執行役員を経て、現在ダイキン株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター技師長。2023年5月末よりLeapMind株式会社 社外取締役に就任。
LeapMind株式会社について
2012年に創業したLeapMindは、「機械学習を使った新たなデバイスを、あまねく世に広める」を企業理念に、AIをコンパクト化する極小量子化技術と独自に開発したAIアクセラレータの半導体設計を行う世界でも数少ない企業として、主にコンシューマエレクトロニクスや自動車産業など製造業中心に、ソリューション提供を行ってきました。次世代の情報端末を実現するためのキーテクノロジーを提供するため、その実現に必要なソフトウェアとハードウェア両面の開発に取り組んでいます。LeapMindの事業は高く評価されており、累計調達額は49.9億円に達しています(2023年6月現在)。
本社:〒150-0044 東京都渋谷区円山町28-1 渋谷道玄坂スカイビル 3F
代表者:代表取締役CEO 松田 総一
設立:2012年12月
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