元気の秘訣は“食べる力”約3人に1人は、「健康のために食事を我慢」?!

三ツ星ファームが “アクティブシニア”の「食と暮らしの投資」の最前線を調査

株式会社イングリウッド

小売業界のあらゆる課題を解決するデータソリューションカンパニーである株式会社イングリウッド(東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:黒川隆介)が運営する冷凍おかず定期便『三ツ星ファーム』は、敬老の日を迎えるにあたり、全国の65~79歳の男女1,000人を対象に、高齢者の食事習慣と健康投資に関する意識調査を実施しました。その結果、約60%の方が「自分の好きな料理を食べることに心が満たされる」と回答する一方で、30%以上の方が健康のために食事に何かしらの我慢をする瞬間があると回答したことが分かりました。

調査サマリ

◆約60%のシニアが健康的な食事と心を満たすおいしい食事の両立は可能とポジティブにとらえる

・約6割(58.5%)が「健康的な食事とおいしい食事の両立は可能」と回答。

・一方で、健康を意識して好きなメニューを我慢していると回答した方は35.1%を占め、特に「揚げ物やスイーツ」を避ける際に我慢を感じている人が54.5%と最も多い結果となった。

◆1か月あたりの健康投資先の約60%は「定期的な通院」。専門家に見てもらえる安心感を重視

・健康目的で何らかの投資をしている人は約半数の44.8%で、1か月あたりの健康投資額は1万円未満の人が78.1%を占める結果に。

・具体的な健康投資先は、「定期的な医療機関への通院費」(60.0%)が最も多く、栄養補助食品(サプリメント、プロテイン)(49.8%)、人間ドックや健康診断の費用(39.1%)が続く。医療機関のような専門家に見てもらう安心感を重視する傾向。

◆自分の好きな料理や旬の食材を楽しむことが健康かつ心が満たされる食事の条件

・健康で満足できる食事の条件としては、「自分の好きな料理を食べられること(59.7%)」や「旬の食材を取り入れていること(45.9%)」の割合が高い傾向に。

取り組みの背景

日本社会においては、高齢化の進展に伴い単身世帯が増加し、生活の質をいかに維持していくかが重要な課題となっています。中でも旅行や趣味、学びなおしに積極的な自立高齢者(いわゆるアクティブシニア)*¹は、「健康は自己投資である」という意識が浸透しつつあり、自律的に暮らしの質を高めようとする傾向が見られました。

なかでも、嚥下・咀嚼・食欲といった「食べる力」は日常生活に直結する要素として注目されており、その維持が生活全般に大きな影響を及ぼすことが示唆されています。一方で、調理負担や食事内容の単調化といった課題も顕在化しており、持続的かつ多様な食習慣の構築が社会全体に求められています。今回、全国の65〜79歳のアクティブシニア男女1,000人を対象にアンケートを実施し、「食と暮らしの投資」に関する意識と行動を調査いたしました。その結果、アクティブシニアが食事・栄養に関して意識していることや、具体的な習慣、そして市場が抱える課題と可能性が明らかになりました。

*¹ 自立高齢者…要介護認定を受けず、日常生活を自力で送ることができる高齢者を指す(参照:厚生労働省「社会福祉事業及び社会福祉法人について」より「自立の概念について」 https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/04/s0420-6b2.html#top

■調査質問

1:「健康を維持するための食事」と「心を満たすおいしい食事」の両立は可能だと思いますか?

2:健康を意識するあまり、好きなメニューを我慢することはありますか?

3:どのような時に健康のために我慢をしていると感じますか?(複数回答可)

4:何らかの形で健康を目的とした「投資」をしていると思いますか?

5:1か月あたりの健康への投資額を教えてください

6:健康への投資として思い当たるものを選んでください(複数回答可)

7:あなたにとって、「満足する食事」とはどのようなものですか?(複数回答可)

調査結果

◆約60%のシニアが健康的な食事と心を満たすおいしい食事の両立は可能とポジティブにとらえる

「「健康的な食事」と「心を満たす食事」の両立は可能か」という質問に対して、58.5%が両立は「可能だと思う」と回答。毎日の食事の中でも健康に気を配りながら、おいしさや満足感を味わいたいと前向きにとらえる方が多いことが分かりました。

一方で、「健康を意識するあまり、好きなメニューを我慢することはありますか?」という質問には35.1%が「よくある」「時々ある」と回答。中でも「好きな料理や食材 (揚げ物、スイーツなど)を避けるとき」に我慢をしていると感じる方が54.5%と最も多く、健康を意識して自分の好きな料理を自由に食べることを断念している方も多いことが分かりました。

◆1か月あたりの健康投資先の約60%は「定期的な通院」。専門家に見てもらえる安心感を重視

「何らかの形で健康を目的とした「投資」をしていると思いますか?」という質問に対し、「そう思う」「ややそう思う」と回答した方が44.8%と、約半数を占めることが分かりました。健康投資の具体的な行動としては、60%が「定期的な通院」と回答し、「病気にならないように気をつける」よりも、定期的に診てもらう安心感を重視していました。また、約50%が「サプリやプロテイン」を利用しており、月間支出額は5,000〜10,000円未満が最多(35%)で健康に気を遣う人が多いことが分かりました。今のシニア世代は「診てもらう安心」と「栄養を補う簡単さ」に最もお金を使っており、まだ「食事そのもの」や「個別サポート」への投資は少ない傾向が見られました。

また、健康で満足できる食事の条件としては、「自分の好きな料理を食べられること(59.7%)」や「旬の食材を取り入れていること(45.9%)」が多く挙げられています。

調査で見えてきたアクティブシニアの食に関する課題

毎日の食事と健康を両立していることが分かる一方で、栄養バランスを意識していても、調理の負担や食材選びの難しさが障壁となり、独居や高齢世帯では食事の単調化や偏りが起きやすい傾向が見られます。サプリや機能性食品を取り入れる人は多いものの、情報源が限定的であることも課題と言えます。さらに、「「健康を維持するための食事」と「心を満たすおいしい食事」の両立は可能だと思いますか?」という質問に、約3割の方が「両立は難しい」と感じている現状は、宅配食や栄養サポートサービスのニーズを示唆しています。

■三ツ星ファーム監修の管理栄養士 Shieよりコメント

高齢期になると、噛む力や消化機能の低下、血圧上昇による減塩対策など、加齢に伴う変化に応じた栄養管理がますます重要になります。

特に高齢においては、たんぱく質不足による筋力低下やフレイル*²、野菜不足による便秘、食塩過多による高血圧などが起こりやすく、加えて食事の単調化も課題となります。そのため、日々の食卓では「バランスよく多様な食材を取り入れること」や「食塩を摂りすぎない工夫」が欠かせません。

三ツ星ファームは、たんぱく質やビタミン・ミネラル・食物繊維をしっかり確保しながら、食塩も多くの商品で2.5g以下に設計しており、メニュー数も120種類以上と多いことで、手軽に栄養とおいしさを両立できる点が特長です。

三ツ星ファームのような冷凍おかずを上手く活用することで、年齢を重ねても豊かで健やかな食生活を続けられることが期待されます。

*²フレイル:年齢とともに心身の活力が低下し、「健康」と「要介護」の中間にある虚弱な状態

Shie プロフィール

大学卒業後、大手食品メーカーに研究員として16年在籍。商品開発、レシピ開発、美味しさの数値化等に従事。2021年に独立後は多くの資格・知識を活かし、レシピや商品開発、メディア出演など幅広く活躍。

今回の調査結果を踏まえ、シニア世代は毎日の食事に対して健康を意識するだけではなく、自分の好きな料理や旬の食材などを通しておいしさや満足感を得たいと感じていることが分かりました。

「毎日のごはんに感動を。」をブランドコンセプトに掲げる三ツ星ファームでは、シニア世代が長く健康に暮らすことができる社会づくりに貢献したいという想いのもと、毎日の食事において手間なくおいしさと栄養バランスを両立したメニューを提供し、心豊かな毎日を送れるようサポートしてまいります。

高齢者の食事習慣と健康投資に関する意識調査

実施時期: 2025年8月12日~18日

対象: 健康を意識して食事をしていると回答した全国65〜79歳の男女1,000人

方法: WEBアンケートフォームへの回答(WEBアンケート調査 Freeasy)

調査目的: 60代・70代の食事意識と健康行動の実態を把握し、今後の食習慣やサービスに求められる方向性を明らかにする

調査主体:株式会社イングリウッド

<本アンケート調査のご利用にあたって>

・引用元が「三ツ星ファームによる調査(株式会社イングリウッド)」である旨をご記載ください

・三ツ星ファーム(https://mitsuboshifarm.jp/)へのリンク設置をお願いいたします

3世代で楽しめるおかずプレート

三ツ星ファームでは、和・洋・中・エスニック等、多岐にわたるメニューを展開。管理栄養士監修のもと、主菜+副菜2品が揃ったおかずプレートには原則カロリー350kcal以下、糖質25g以下、タンパク質15g以上の独自の三ツ星基準を設定し、毎日の食事に、健康かつおいしさをお届けしています。

三ツ星ファームのお客さまの中にも、三世代で活用いただいている方もおり、幅広い年齢の方に楽しんでいただいているのが特徴です。

■おすすめメニュー

・トリュフ香るデミグラスハンバーグ

・レモンバターのやみつきローストチキン

・蝦醤香る特製エビのチリソース煮

・幸せタルタルの国産サーモンフライ

・瀬戸内産レモン香る ふんわりカツ煮

・ミートボール はちみつ甘酢あんかけ

・タンドリー風スパイスチキン

・香ばし醤油の 特製豚肉の生姜焼き

トリュフ香るデミグラスハンバーグ
レモンバターのやみつきローストチキン
蝦醤香る特製エビのチリソース煮
幸せタルタルの国産サーモンフライ
瀬戸内産レモン香る ふんわりカツ煮
ミートボール はちみつ甘酢あんかけ
タンドリー風スパイスチキン
香ばし醤油の 特製豚肉の生姜焼き

三ツ星ファームについて

三ツ星ファームとは、「毎日のごはんに感動を。」をコンセプトに、日常の食事を通して感動や幸せを提供する冷凍おかずの定期便サービスです。

管理栄養士のもと、カロリー350kcal以下、糖質25g以下、タンパク質15g以上の独自の三ツ星基準でバランスの取れたメニューを中心にお好きなメニューを選択し、自宅の電子レンジで解凍するだけで簡単に一流シェフ監修の食事を楽しむことができます。

和・洋・中・エスニックの多岐にわたるメニューからスイーツまで、120種類以上の豊富なメニューを取り揃え、飽きることなく食事本来の楽しさを味わうことができます。

三ツ星ファーム公式サイト:https://mitsuboshifarm.jp/

三ツ星ファームモバイルアプリ:https://app.adjust.com/19wkcoxa

イングリウッドについて

イングリウッドは「リテールに革命を」をビジョンに、小売業界が抱えるあらゆる課題を解決するデータソリューションカンパニーです。

会社名 :株式会社イングリウッド

所在地 :東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ13F

設立  :2005年8月24日

代表者 :代表取締役社長兼CEO 黒川隆介

事業内容:リテール企業に特化したDXソリューションの提供

URL  :https://inglewood.co.jp/

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会社概要

株式会社イングリウッド

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URL
http://www.inglewood.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1-21-1  渋谷ソラスタ13F
電話番号
03-6455-1161
代表者名
黒川隆介
上場
未上場
資本金
7987万円
設立
2005年08月