経営コンサルタント・思想家の倉本圭造さんが発足「『分断を超える対話と希望を諦めない人たち』のクローズドなSNS」
『論破という病 「分断の時代」の日本人の使命』(中央公論新社)著者が構築。意見が対立する者同士が互いのリアルを知り、建設的な議論を深める「メタ正義」実践の場
コミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を提供するオシロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:杉山 博一、以下 オシロ)は、2025年7月より経営コンサルタント・経済思想家の倉本圭造さんに「OSIRO」の提供を開始しました。倉本さんは同月より「メタ正義をベタにやるコミュニティ(めたべた)」を創設。運営開始から3か月目ながら、ブログ投稿数は800超、つぶやきやブログ内のコメント返信などの投稿数は14,000以上で平均文字数は1600字超(※)と、非常に活発なコミュニティへと成長しています。(※2025年10月7日時点)

◼︎立場の違いを超えて自分の素直な気持ちや意見を交換しあえるコミュニティ
分断の時代にこそ求められる「メタ正義感覚」
倉本圭造さんはこれまで経営コンサルタント・思想家として『論破という病 「分断の時代」の日本人の使命』(中央公論新社、2025年)、『日本人のための議論と対話の教科書 - 「ベタ正義感」より「メタ正義感」で立ち向かえ -』(ワニブックス、2022年)等の執筆活動の他、BS-TBS「報道1930」やビジネス映像メディア「PIVOT」、ネットテレビ局ABEMA「ABEMA Prime」、『News Week 日本版』公式YouTube等TV・Webメディアへの出演、SNSや公式noteでの発信により、ご自身の思想である「メタ正義感覚」の重要性を発信してきました。
「立場を超えてわかりあう」機能を取り戻す「メタ正義感覚」が必要
「メタ正義感覚」とは“「敵が言っていること」ではなく「その問題自体」に冷静に向き合えば、立場を超えてわかりあい社会を良い方向に向けていくことができる”とする、倉本さんの思想の根幹をなす考え方のことです。
しかし、近年のSNSでは相手の主張の本質がないがしろにされ「相手を論破し黙らせること」が目的化し、社会的な分断が加速さえる要因となっています。そのような中では、冷静な議論や、相手の事情を理解したいと思っている意思があっても孤立無援になってしまいます。
そのような現状から、倉本さんは「SNSで誰かを攻撃するためでなく自分の素直な気持ちを大事にして生きたい」「わかりあうことを諦めない」人々が集まり、コミュニケーションが取れるクローズドなSNSを構想しました。
自身の考えや主張が突然罵倒されたり「論破」を目的としたコミュニケーションではなく、安心感のもとで自分の気持ちを吐き出したり、立場の違いを超えて意見を交換できる場をつくりたい。そのような思いから「めたべた」が発足されました。
◼︎OSIROの導入理由
倉本圭造さんはご自身が構想する「『分断を超える対話と希望を諦めない人たち』のクローズドなSNS」を実現するため、オシロが提供するコミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を導入しました。具体的な導入理由は以下の通りです。
・今後出版予定の書籍テーマと、これまでのご自身の活動の合流点として、コミュニティの中で読者との双方向性のある活動ができる場所を探しており、OSIROの活性化するコミュニティの思想・ノウハウと構想中のコミュニティ像がマッチしたため。
・他のSNSプラットフォーム提供サービスに比べOSIROは、単にSNSソフトウェアとしてでなく「良いコミュニティとは?」を考えて設計されていると感じたため。
・殺風景なSNSシステムでなく、交流促進のための色々な工夫のあるOSIROのシステムを利用することで、メンバー同士の血の通ったコミュニケーションが可能となると感じたため。
◼︎オンラインコミュニティ「メタ正義をベタにやるコミュニティ(めたべた)」について
人間は立場を超えて「わかりあう」ことが可能だと思い出せる場所
めたべたは、自分の持つ意見を「共有できる場所」を見つけられ、もう一度素直に自分が生きている人生や社会を肯定できるような、拠り所のようなコミュニティです。
めたべたは、オープンなSNSで出会っていたら敵対してしまう可能性があるような意見や立場が違う人同士が直接出会い、お互いを尊重しながら素直な意見を共有し、徐々に深くわかりあっていくコミュニティとして機能しています。
<活動内容(一部抜粋)>
・コソコソディスカッション(コソD)
「オープンなSNSでは善と悪の二項対立」になってしまっているような話題でも、相対する立場の人同士が丁寧にお互いの意見や感じていることをシェアしながら議論する場所が生まれています。
・読んで!スレッド
オープンなSNSで埋もれてしまいがちな良識的な「書き手」が「読者」を見つけられる場。
ブログなどで黙々と良い記事を書いてきたものの、主張があまりに「良識的」なためになかなか読者を得られなかった方々の書くものが多くの読者を集め、深く読み込まれた上で議論されるコミュニケーションが次々と生まれる環境になっています。
オープンなSNSで知らず知らず受けていた影響をデトックスする場
一方で、「めたべた」は「真面目な議論」ばかりをする場所ではありません。
美味しかったランチの写真を共有して「美味しそう!」というスタンプを押し合ったり、若いお母さんの育児日記に皆で「かわいい」「尊い」というスタンプを押したり、自分が大好きな趣味について熱く熱く語る人が現れて「そんな世界があるのか」と皆で驚いたり、単純に「暑いねえ」とか「寒いねえ」とか「台風大変だった!」という話をしたりなど、黎明期のインターネットにあった柔らかな相互尊重の空気が溢れる話として育っていっています。
また、めたべたは参加者の性別がほぼ男女同数、年齢層も20代から引退後のシニアまでと、性別・年齢・職業や立場もさまざまな多様性あるコミュニティであることも特徴です。「普段出会わないタイプの人」の日常に自然と触れていられるのも、果てしなく個人がバラバラになっていく今の社会では貴重な経験かもしれません。
実際、参加者からは「オープンなSNSでの言説に対して平気なふりをしていたけど、めたべたに入ってみて、実は今までSNSの強い語気に辟易とさせられていたのだと気付いた……」という声が多いといいます。
また、めたべたへの参加を通じて知らず知らずのうちに今まで「偏った」意見だけを取り入れていたこ
とに気づいたという意見も多いです。
「読むだけ」メンバーでも十分に楽しめます!
「なにかを投稿するのは苦手」という人でも楽しめるのがめたべたの特徴です。
定期的に倉本圭造さん本人によって編集され配信される「公式ダイジェスト」を読むだけでも、社会と人への信頼を再度取り戻せる「メルマガ」として価値を感じていただけます。
また、非常に多彩な参加者から発信される記事や日常的なつぶやき、それに対する議論ややりとりを読むだけでも、「自分がいる立場の視点からは見えない観点・価値観」を発見する機会ともなります。
最初は記事を読むだけだった参加者でも、やがて「自分でも投稿してみたい」となる方も非常に多いです。実際、めたべたに参加して以降、最初は「自分はSNSではROM専だから」と言っていた人が、生まれて初めて長文での投稿や写真を継続的に投稿するようになった例も多いです。
<プランについて>
2つのプランをご用意しています。
メンバーは随時募集中です。
・一般会員プラン 1,350円(月額、税込)
・白石正一郎プラン 3,350円(月額、税込)
めたべたや倉本さんの活動を応援したい人向けのプラン。幕末維新志士の後ろ盾となった豪商で、特に奇兵隊のスポンサーとして有名な白石正一郎に準え、倉本さんが命名。
※コンテンツ内容は一般プランと全く同じです。

◼︎「メタ正義をベタにやるコミュニティ(めたべた)」主宰者 倉本圭造さんのコメント
オープンしてから数ヶ月たってみて、今は正直に言って主催者の私自身が、このコミュニティに日々活発にアップされる多種多様な投稿に大変助けられています。
「オレは冷静沈着な人間だからSNSの罵りあいにも全然影響受けたりしてないぜ」と思っていたけど全然そんなことはなかった事に気づいた。これはまさに、私が実感していることでもあります(笑)
政治的に意見が対立するような話題にしても、めたべた内では多種多様な参加者がそれぞれの事情や気持ちを冷静に述べてくれていて、そこに触れているだけで社会に対して多面的な見方ができるようになっていきます。
SNSで出会っていたら「絶対に敵同士」だった人とも案外わかりあえたりもする。
「失われたつながり感」を再生する場が、あなたのスマホに常にあるように。
日々の生活の疲れや不満や持ちたい意見が、ちゃんと「共有できる場所」を見つけられ、もう一度素直に自分が生きている人生や社会を肯定できるような、そういう拠り所になっていくことを、「めたべた」は目指しています。
またそれによって、「極論」ばかりが溢れるオープンなSNSに触れているとどんどん偏った見方をしてしまいそうになる今の社会で、常に冷静かつ中立的に、しかし希望は失わない世界観を持ち続けることが可能になるはずだと考えています。
倉本圭造
◼︎主宰者 倉本圭造さんについて
1978年神戸市生まれ。京都大学経済学部卒業後、マッキンゼー入社。国内大企業や日本政府、国際的外資企業等のプロジェクトにおいて「グローバリズム的思考法」と「日本社会の現実」との大きな矛盾に直面することで、両者を相乗効果的関係に持ち込む『新しい経済思想』の必要性を痛感、その探求を単身スタートさせる。
まずは「今を生きる日本人の全体像」を過不足なく体験として知るため、いわゆる「ブラック企業」や肉体労働現場、時にはカルト宗教団体やホストクラブにまで潜入して働くフィールドワークを実行後、船井総研を経て独立。企業単位のコンサルティングプロジェクトのかたわら、「個人の人生戦略コンサルティング」の中で、当初は誰もに不可能と言われたエコ系技術新事業創成や、ニートの社会再参加、元会社員の独立自営初年黒字事業化など、幅広い「個人の奥底からの変革」を支援。
著書に『21世紀の薩長同盟を結べ』(星海社)、『日本がアメリカに勝つ方法』(晶文社)、『「アメリカの時代」の終焉に生まれ変わる日本』(幻冬舎)、『日本人のための議論と対話の教科書 - 「ベタ正義感」より「メタ正義感」で立ち向かえ -』(ワニブックス)、『論破という病 「分断の時代」の日本人の使命』(中央公論新社、2025年)などがある。
◼︎オシロ株式会社について
オシロ株式会社は「日本を芸術文化大国にする」というミッションを掲げ、クリエイターやアーティスト、企業・団体を含む表現者とファンをつなげるコミュニティプラットフォーム「OSIRO(オシロ)」を開発・提供しています。
OSIROは、クリエイターやアーティスト、企業・団体などの表現者とファンをつなぐコミュニティプラットフォームです。
単なる情報発信やコンテンツ消費ではなく、感情の共有や人と人とのつながりを重視しています。
双方向のコミュニケーションや温かなやりとりを通じて、活動の「共感者」を増やし、長期的な関係性を築くことを得意としています。
▼本件のお問い合わせ先
オシロ株式会社 広報担当:藤島
電話:050-3555-1146
メールアドレス:pr@osiro.it
メディアキットはこちら からご覧いただけます。
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