VIVOTEK UNESCO世界自然遺産・知床で実現する、スマート映像管理による快適リゾート運営 ─ 北こぶしリゾートさま導入事例

“見える化 × 一元管理”で、老朽化インフラ更新と運用最適化を同時に実現

ビボテックジャパン株式会社

インテリジェントなセキュリティソリューションで社会の信頼に応える、グローバルリーダー VIVOTEK Inc.(本社:台湾・新北市、以下ビボテック)は、北海道・知床でリゾートを展開する北こぶしリゾートさまに、スマート映像管理ソリューションを導入しました。老朽化した映像インフラの刷新と、複数施設にまたがる映像管理の一元化を同時に実現し、業務効率の向上とゲストの安全性強化に寄与しています。

導入の背景
自然と調和する、進化するリゾート運営へ

北海道・知床に拠点を構える北こぶしリゾートは、UNESCO世界自然遺産に登録された知床で、複数の個性豊かな宿泊施設を運営しています。オホーツク海の大パノラマを望む大型リゾートホテルをはじめ、森の息づかいを感じられるナチュラルリゾート、知床の自然をプライベートに堪能できる一棟貸しコテージ、そして創業60年以上の歴史を誇る老舗ホテルなど、長年にわたり知床の雄大な自然と地域の魅力を伝え続けています。

2005年の世界自然遺産登録をきっかけに知床の人気が一層高まる中、広範囲に点在する複数の宿泊施設を運営する北こぶしリゾートでは、より安心・安全で快適な滞在環境を提供するため、施設運営体制の見直しを進めることとなりました。


課題
複数施設をつなぐ、スマートな映像管理体制の実現へ

お客様により安心・快適な環境を提供する取り組みの一環として、北こぶしリゾートでは、老朽化した監視カメラやNVRを含む映像関連システム全体の刷新を決定しました。北こぶし知床ホテル&リゾートとKIKI知床ナチュラルリゾートの2施設に新たな映像ソリューションを導入することで、特に以下の3つの課題を解決することを目指しました。

  • 老朽化したインフラのアップデート:以前から使用していたカメラおよびNVRの老朽化が進み、機器の更新が急務となっていました。

  • 分散していた監視業務の統合:複数のホテルを運営する同社では、各施設の映像を個別に管理していたため、より効率的でスムーズな運用体制の構築が求められていました。また、スタッフが現地にいなくても映像を確認できる遠隔監視の実現も重要なポイントでした。

  • コストを抑えながら広範囲を網羅:館内、駐車場、バックヤードなど広範囲を網羅するには多くのカメラが必要となる一方、システム全体の費用対効果も重要な検討事項でした。

導入したソリューション
安全で快適、つながるリゾートを実現するスマート映像管理

このプロジェクトでは、世界的に高い信頼性と実績を誇るセキュリティソリューションプロバイダーとして、VIVOTEKが選定されました。導入された58台のVIVOTEKネットワークカメラは、北こぶし知床ホテル&リゾートとKIKI知床ナチュラルリゾートの主要エリアをカバーするよう設計され、システム・ケイ社のSK VMSを搭載した2台のNVR-Proにより、一元的に管理されています。

戦略的なカメラ配置

  • SD9161-H(17台):ホテル館内や駐車場に設置されたPTZカメラで、広範囲を柔軟にカバーできる点が評価されました。パン・チルト・ズームによる遠隔操作や特定エリアの自動追尾といったPTZならではの機能を活かし、状況に応じた的確なモニタリングを実現しています。

  • FD9369(41台):コンパクトで目立たないドーム型カメラ。主に館内に設置され、リゾートの自然な雰囲気を損なうことなく、高い信頼性と費用対効果を兼ね備えた映像を提供します。

これら58台のカメラをNVR-Proと連携させ、単一のプラットフォームに統合したことで、各施設のスタッフは複数拠点に設置されたカメラ映像を一括で確認できるようになりました。その結果、監視業務の効率化と運用コストの最適化を実現。日々のモニタリングがスムーズになり、巡回業務の負担も軽減され、現場での対応もこれまで以上に迅速に行えるようになりました。

VIVOTEKカメラの映像をフル活用した統合ソリューション導入により、リゾート運営は大きく変革されました。複数施設の映像を一元管理できるようになり、リアルタイムでの柔軟な監視と、安全性の向上が実現しています。

主な改善ポイント

複数施設の運営を効率化:複数施設の映像を一括で管理できる体制が整ったことで、スタッフは一つの画面で全施設の映像を確認可能になり、業務全体の効率が大幅に向上しました。

PTZカメラによる柔軟な監視:PTZカメラSD9161-Hのパン・チルト・ズーム機能により、現地に直接行かなくても必要な映像を自由に確認できるようになり、スタッフは状況に応じた柔軟な対応が可能になりました。

景観を損なわない自然な設置:コンパクトなドーム型カメラFD9369は、施設内にさりげなく溶け込み、リゾートの自然な雰囲気を保ちながら、確かな映像監視体制を支えています。

安全性とゲスト体験の向上:先進の映像技術と一元管理を組み合わせることで、スタッフとゲストの双方にとって、安心安全、かつ快適な滞在環境を実現しています。

お客様の声
導入で実感した、安心と利便性の向上

北こぶしリゾート デジタル推進CODさまのコメント
「代理店であるシステム・ケイ社の推薦を受け、VIVOTEKに興味を持ちました。
安定した稼働はもちろん、UIがシンプルで使いやすく、価格も手頃で信頼できるメーカーだと感じています。
また、コストを抑えつつ長期保証がある点も安心して導入できた大きな理由です。
NVR-Proと連携させることで、複数施設の映像を一か所で管理でき、日常の運営が非常に便利になりました。」

VIVOTEK代理店・システム・ケイ 営業本部 営業部 担当者さまのコメント

「VIVOTEKは競争力のある価格帯と高機能を両立しており、他社製品との差別化がしやすい点が特長です。日本国内でのサポート体制がしっかりしているため、導入後も安心してお客様にご案内できます。
また、長期保証や定期的なファームウェア更新により、アフターサポート面でも高い評価をいただいています。」

VIVOTEKの製品・サービスに関するお問い合わせは、下記よりご連絡ください。

ビボテックジャパン株式会社

EMAIL: salesjp@vivotek.com

所在地 : 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目 11-25 デルタ田町本社ビル6階

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VIVOTEKについて

VIVOTEKは、2000年に台湾で設立され、2011年には台湾証券取引所に上場(証券コード:3454)しました。これまでに世界中で戦略的パートナーシップを築き、100カ国以上において200社を超える認定代理店と協力しています。また、米国、日本、オランダ、インド、メキシコに子会社またはオフィスを展開しています。

20年以上の経験を有するVIVOTEKは、映像および音声技術において業界で高く評価されており、台湾を拠点に研究開発・生産・製造を行っています。IPカメラ、映像管理ソフトウェア、クラウド型セキュリティサービスの開発に注力するとともに、AIやエッジコンピューティングを統合したソリューションを提供しています。

2017年には、パワーマネジメント分野のグローバルリーダーであるデルタグループに加わり、同社のビルオートメーション事業における重要な柱として、安全性とスマート化に貢献しています。

2021年のリブランド以降、VIVOTEKは「より安全に、よりスマートに、より持続可能な未来へ」を目指し、今年はブランドスローガン「We Get The Picture」のもと、「MAKE TOMORROW EASIER, TODAY!(今日、明日をもっと簡単に。)」キャンペーンを展開しています。今後も、世界で最も信頼されるセキュリティブランドを目指してまいります。

詳細は、VIVOTEK公式ウェブサイト(http://www.vivotek.com)をご覧ください。

日本法人 ビボテックジャパン株式会社について
ビボテックジャパン株式会社は、グローバルに展開するIP監視ソリューションメーカー「VIVOTEK Inc.」の日本法人として、2018年に設立されました。
以来、日本市場における事業拡大を目指し、国内のお客様のニーズに合った製品やサービスのご提案、導入支援、技術サポートなどを幅広く行っております。

日本独自の市場環境やお客様の声を大切にし、柔軟かつきめ細やかな対応で信頼を築いてきました。
今後もVIVOTEKの技術力とグローバルネットワークを活かしながら、日本のお客様にとって「安心・安全・使いやすい」監視ソリューションを提供してまいります。

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会社概要

ビボテックジャパン株式会社

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URL
https://www.vivotek.com/ja
業種
製造業
本社所在地
東京都港区芝浦4-11-25 デルタ田町本社ビル 6階
電話番号
-
代表者名
廖禎祺
上場
未上場
資本金
6600万円
設立
2018年11月