【TimeTree未来総研 未来データレポート2025年2月版】就活解禁目前!就活関連の予定に「オープンカンパニー」が企業理解の新たな選択肢として定着

〜さらに就職活動早期化の波が加速し、10月から2月までの26年卒「最終面接」出現数(1万件あたり)は、25年卒の約1.5倍に〜

株式会社TimeTree

株式会社TimeTree(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:深川 泰斗)の社内研究所『TimeTree未来総合研究所』(https://timetreeapp.com/intl/ja/future-research-institute)は、TimeTreeユーザーの予定動向をまとめた「未来データレポート」の2025年2月版を公開したことをお知らせいたします。

3月1日は、就職活動解禁の日。当日の0時になると、就活サイトや各企業の採用サイトが一斉にオープンしますね。就活生はプレエントリーができるようになるため、事前にリストアップした企業をチェックしたり、説明会情報やESの提出期限などの具体的な選考スケジュールの情報が届くようになります。一方で、人手不足で学生を採用する企業が増えていることなどを背景に、人材の獲得競争が激しくなっており、年々”早期化”の傾向が強まっていると言われています。

今回の未来データレポートでは、就職活動に関連した大学生の予定データを分析し、近年の就職活動の実情を明らかにしていきます。

■分析データについて
・2022年4月1日~2025年3月31日の期間に、大学3年生だったユーザーによって作成されたデータを対象として分析(24年卒、25年卒、26年卒のデータを分析)
・分析に使用したデータは、匿名性を保つために統計的に処理しています

26年卒の「最終面接」の1万件あたりの予定出現数は25年卒の1.5倍に増加!

学生向けの合同説明会などが開催され始める10月以降に、「最終選考」や「最終面接」といったワードが含まれる予定が、登録予定1万件あたり何件登録されているかを見てみると、各年の10月から2月までの予定出現数の総数は26年卒、25年卒、24年卒の順に多くなっており、26年卒は25年卒の約1.5倍の予定が登録されていました。これらのことから、今年はさらに就活生の活動が早期化していることが推察されます。就活解禁前の早い段階で最終選考を経験する学生が増えていることから、企業・学生双方がこの動きを注視する必要がありそうです。

「オープンカンパニー」、26年卒で本格始動—企業理解の新たな選択肢に

2023年度にインターンシップ制度が変更され、新たな制度として「オープンカンパニー」が登場しました。オープンカンパニーは、企業・業界・職種などに対する理解を促進するための活動で、全学年・全学部を対象に実施されることが特徴です。そのため、就活生だけでなく、大学1・2年生も参加できる点が従来のインターンシップとは異なります。

オープンカンパニーとインターンシップの違いは、説明会や交流が中心か、実際の業務を体験できるかという点にあります。企業説明会や交流会を通じて情報収集や理解を深めるものがオープンカンパニーであり、実際の業務を体験することで企業理解を深めるのがインターンシップと定義されています。

オープンカンパニーは25年卒から導入されましたが、25年卒の予定登録数は全体的に少ない傾向にありました。一方、26年卒では6月頃から登録数が増え始め、9月をピークにさらに伸びていることが分かりました。このことから、オープンカンパニーが企業理解や交流の新たな場として認識され、徐々に定着し始めていることがうかがえます。

26年卒、合同説明会への参加が前倒しに—4月・5月の登録数が25年卒の最大4倍

企業と学生が「出会う場」である合同説明会。3月の就職活動解禁に合わせ、各地で合同説明会が開催されます。今年の就職活動を行う26年卒を含めた過去3年間の予定登録状況を比較したところ、26年卒は25年卒・24年卒と比べてより早い時期から説明会に参加していることが明らかになりました。

詳細をみていくと、4月中旬から5月にかけての26年卒の合同説明会の予定登録数は25年卒の2.4倍以上あり、26年卒の学生は大学3年生に進学してすぐに就職活動を意識して説明会などに積極的に参加している様子がわかりました。逆に8月以降の登録数は低下し始めており、過去2年と比較すると早めにピークアウトしているようです。これらのことから、26年卒の学生は大学3年生になった直後から就職活動に関心を持ち就職活動を進めている学生が多く、早い段階から積極的に企業との接点を増やしている様子がうかがえます。

TimeTree未来総研所長 深川 泰斗コメント

就職活動が本格化する時期を迎えました。就職活動中の学生の皆さんは、業界・企業研究や自己分析、合同説明会への参加など、日々努力を重ねていることと思います。

今回のテーマは「就職活動」。本レポートの分析から、26年卒の就職活動では『早期化』の傾向が一段と加速していることが明らかになりました。合同説明会の参加時期が前倒しとなり、最終面接の予定登録数も前年と比べ早い時期に大幅に増加するなど、企業と学生の接点がこれまで以上に早期に形成されるようになっています。

また、新たに登場した「オープンカンパニー」の普及も進んでおり、学生がより早い段階から企業理解を深める機会が増えていることが分かります。これは、従来のインターンシップや説明会とは異なる形で、企業との接点が多様化していることを示唆しているのではないでしょうか。

今後、人手不足が不可逆的に深刻化していく中、企業はより早期に学生との接点を持ち、適切な情報提供や関係構築を進めることが求められるでしょう。同時に、学生にとっても、早期から多様な企業と関わる機会が増える一方で、自身のキャリアビジョンを明確にし、戦略的に就職活動を進めることが、これまで以上に重要になると考えられます。

TimeTreeは、みなさまの日常に寄り添うカレンダーサービスとして、企業・学生双方が最適なタイミングで出会い、納得のいく就職活動ができることを願っています。就活の予定だけでなく、その先の生活の予定も記録しながら、自分らしい未来へと歩んでいけることを願っています。私たちはこれからも、みなさまの挑戦を応援しています。

※調査データの引用を希望される場合は、「TimeTree未来総合研究所調べ」と明記いただき、弊社までご一報いただけますと幸いです。

TimeTree未来総研について 

TimeTree未来総合研究所は、全世界の登録ユーザー数が6,000万人を超えるカレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録された100億超の予定データを統計的に分析するTimeTreeの社内研究所です。多様性に溢れ、先の読めない時代においても、みなさまが納得して未来を選べるきっかけをつくるために、予定データから見える世の中の動きや未来の兆しを発信しています。 

TimeTree未来総研Webサイト

 

予定データを活用したTimeTreeの広告サービスについては、以下をご確認ください。 

 カレンダーシェアアプリ「TimeTree」とは 

カレンダーシェアアプリ「TimeTree」は、共有とコミュニケーションを前提にしたカレンダーサービスです。家族、パートナー、サークル、職場など複数人数の予定共有が簡単にできて、目的に応じたカレンダーを複数つくることができます。2015年3月24日よりサービスの提供を開始、2024年10月には全世界で登録ユーザー数が6,000万を突破しました。「スマホの中の壁掛けカレンダー」として、ユーザーのみなさまの毎日の生活の中で幅広くご利用いただいています。

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会社概要

株式会社TimeTree

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URL
https://timetreeapp.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-6-3 新宿国際ビル新館5階
電話番号
-
代表者名
深川泰斗
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年09月