エナーバンク、脱炭素化・電力コストの課題を解決する無料コンシェルジュサービス「エネパーク」をリリース

企業・自治体向け統合プラットフォームを通じ、情報収集~実行までの取組みをワンストップで支援

株式会社エナーバンク

株式会社エナーバンク(共同創業者 代表取締役:村中健⼀・佐藤丞吾、共同創業者 取締役CTO:関根⼤輔、本社:東京都中央区)は、企業と官公庁・⾃治体のエネルギー調達・脱炭素化の悩みを解決するデジタルコンシェルジュサービス「エネパーク」(https://www.enerbank.co.jp/enepark/)を2024年10月に正式リリースしました。

  • エネパークの概要

 エネパークは、エネルギーの脱炭素化・コスト削減の実⾏を考えている企業や官公庁・⾃治体の最初の⼀歩となるサービスです。β版の提供開始から半年で既に約100社に利用いただき、機能追加・改善を重ねながら、この度正式リリースを迎えました。


 利用者は、エネパークを活用し、電力や脱炭素に関する最新のマーケット情報や事例・ノウハウを収集・学習し、必要なソリューションの理解を深めたり、チャットで気軽に相談したりすることができます。

 また、当社が提供する電⼒リバースオークションサービス「エネオク」・環境価値取引プラットフォーム「グリーンチケット」・太陽光発電設備導⼊⽀援サービス「ソラレコ」とのシームレスな連携を通じ、実際の脱炭素化やコスト削減にも取り組めます。これらには、当社と連携した⾃治体との共同調達プロジェクトも含まれます。


 さらに、各サービスの利⽤後には、電⼒データのモニタリングや効果検証レポートなど、実⾏ソリューションを横断した効果検証や、継続的な実⾏への意思決定もサポートしていきます。

  • 開発背景

 マーケット変化による電⼒価格⾼騰や2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、エネルギー調達の見直しとそれに伴う実行は必至となっています。しかし、専門性の高さも起因し、企業や自治体の担当者が、情報収集や実行ソリューションの比較検討を進めることは容易ではありません。


 三菱総合研究所の調べによると、企業は再エネ電力等の「エネルギー選択の変更」について、削減効果が大きいと捉えているものの取り組み意向は低い傾向があり、その阻害要因としては「選択肢がない」が5割超、次いで「初期費用」「取り組み効果の情報不足」がそれぞれ約3割と大半を占めています(*)。


 実際、エナーバンクのサービスの利⽤者からも、事例や最新の電⼒調達、脱炭素化に関する情報の提供、サービス利⽤後の効果検証レポートなど、ソリューション実⾏前後のサービスを求める声が相次いでおりました。また、脱炭素化の効果を⾼めるために、⼀つのソリューションだけでなく、複数のソリューションを検討・実⾏するニーズも⾼まっており、エナーバンクとしても統合的なプロダクトの必要性が⾼まっていました。

これらのニーズに応え、エネルギー調達のDX化を推進するために、十分な選択肢や情報の提供を主軸とした新しいプロダクトとして、エネパークの開発に⾄りました。


* 参考:三菱総合研究所「2050年カーボンニュートラルの社会・経済への影響」

https://www.mri.co.jp/knowledge/insight/policy/dia6ou000004dvjf-att/er20220704pec.pdf


  • 主なメリットと特徴

 脱炭素化やコスト削減を実現したい企業や官公庁・自治体がエネパークを利用する主なメリットは下記になります。

 ●エネルギー調達や脱炭素化に関する効率的な情報収集の実現

 ●エナーバンクのサービスを利用した脱炭素化・コスト削減の作業ステップの可視化や簡素化

 ●脱炭素化・コスト削減ソリューション実行後の継続的な効果検証


 これらのメリットを実現するために、エネパークは各種機能を備えています。現時点での特徴的な機能としては以下を提供(一部開発中)しており、今後も順次機能追加を予定しています。


1. 情報提供機能

 「事例」「学習コンテンツ」「ブログ」というカテゴリで、エネルギー政策やマーケット、脱炭素に関する各種情報を記事形式で提供します。

 また、 当社との面談などの特定条件を満たした場合に、過去に開催されたエネオクの結果や利用手続きに必要な各種雛形などを「限定コンテンツ」として提供します。

                     図1 情報提供機能


2. ToDo管理機能

 当社の各サービスの利用に向けて、必要なタスクや導入に向けたスケジュール管理をサポートします。

                     図2 ToDo管理機能


3. チャット機能

 脱炭素やエネルギー調達、当社サービスなどに関して気軽にチャットでお問い合わせすることができます。また、他のエネパーク利用者とのチャットも可能です。

                      図3 チャット機能


4. モニタリング機能

 当社の各サービス利用後、利用効果を確認できるモニタリングデータを提供します。電力契約切替え後の削減効果を毎月確認することも可能になります。

                    図4 モニタリング機能


5. 電力データの自動取得機能

 エネルギー調達や脱炭素化には電力データを用いた検討が必要になります。エネパークでは、一般社団法人電力データ管理協会が提供するシステムと連携し、利用者の電力メーター(スマートメーター)の30分値データを取得します。また、上記取得に必要な同意書の提出機能もあります。



  • 利用方法

 本サービスは、以下ページよりアカウント登録後、無料で利⽤できます。

 https://enepark.enerbank.co.jp/register/


 なお、既に「エネオク」などの当社の他サービスのアカウントがある場合は、そのアカウントをご利⽤いただくことが可能です。

 登録審査後、エネパーク内のチャット機能にて、利⽤開始のご連絡をいたします。


■エネパークに関するお問い合わせ:https://form.run/@enerbank-inquiry


  • 取締役CTO/エネパーク開発責任者 関根のコメント

 エネルギー調達において、企業や官公庁・自治体のみなさまが各種作業に費やす時間や⼿間を減らしたい、そのような想いでこのエネパークをリリースしました。

 デジタルコンシェルジュサービスとして、今後も利⽤者の声やニーズを聞きながら、コンテンツや提供機能の多様化・⾼度化に取り組んでいきます。具体的には、既に要望としても頂いている、1つの組織内で複数アカウントを管理できる機能や、これまで蓄積された多様なデータをもとに、データドリブンな意思決定をサポートする機能などの開発を予定しています。

 これからも脱炭素No.1パートナーとして、エネパークの利⽤者を増やし、魅⼒的な場とすることで、より多くのみなさまへエナーバンクのサービスを届けられるよう尽⼒してまいります。



  • 株式会社エナーバンクについて

 株式会社エナーバンクは、「エネルギー調達をもっとシンプルに」をビジョンに、エネルギー・環境・デジタルテクノロジーの専門力で、脱炭素実現やエネルギー問題解決に取り組む企業や官公庁・自治体を支援しています。

・電⼒オークション「エネオク」の開発、運営 https://www.enerbank.co.jp/eneoku/

・環境価値プラットフォーム「グリーンチケット」の企画、販売 https://www.enerbank.co.jp/greenticket/

・太陽光発電設備導⼊⽀援事業「ソラレコ」の企画、販売 https://www.enerbank.co.jp/sorareco/

・エネルギー調達・脱炭素化のためのコンシェルジュ「エネパーク」の開発、運営 https://www.enerbank.co.jp/enepark/


■会社概要

会社名:株式会社エナーバンク

代表取締役:村中健⼀/共同創業者 ⺠間事業責任者

代表取締役:佐藤丞吾/共同創業者 官公庁⾃治体事業責任者

取締役CTO:関根⼤輔/共同創業者(エネパーク開発責任者)

所在地:103-0027東京都中央区⽇本橋2丁⽬1-17丹⽣ビル2階

設⽴:2018年7⽉

電話:03-6868-8463

URL:https://www.enerbank.co.jp/

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会社概要

株式会社エナーバンク

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URL
https://www.enerbank.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋2丁目1−17 丹生ビル2階
電話番号
03-6868-8463
代表者名
村中健一
上場
未上場
資本金
2億7500万円
設立
2018年07月