【パーソルダイバース】パーソルコリアと連携し、韓国の障害のある学生を対象とした就業体験支援プログラムを実施
― 日韓連携で障害者の自己理解やキャリア形成を推進―
総合人材サービスのパーソルグループ傘下で障害者雇用支援事業を手掛けるパーソルダイバース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡部 広和 以下パーソルダイバース)は、2025年9月9日から11日までの3日間、韓国で人材サービス事業を展開する同グループのPERSOL Korea, Ltd.(本社:韓国ソウル特別市、代表:YouMe Jeon 以下パーソルコリア)と連携し、韓国の障害のある学生を対象とした就業体験支援プログラム「BTSグローバル LEVEL UP キャンプ with パーソルダイバース」を実施しました。本プログラムは、障害のある若者が自己理解を深め、多様なキャリアやはたらき方を学ぶ機会を提供するものです。

■【背景】BTS(Booster for Talent’s Success)プロジェクトについて
-日韓連携で、障害者のはたらく選択肢やキャリア形成の機会を創出-
パーソルコリアは2023年より障害のある若者のキャリア形成や就業機会創出のためプロジェクト「BTS(Booster for Talent’s Success)」を展開しており、これまでに250名以上の雇用を創出しています。
※BTSについて:https://touch.persol-group.co.jp/20250311_19112/
パーソルダイバースはこれまでパーソルコリアの活動趣旨に賛同し、先端IT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive大阪」への韓国企業担当者視察や、障害者雇用に関する情報提供などを通じて連携してきました。今回、韓国の障害のある学生がパーソルダイバースの雇用ノウハウを通じてグローバルな環境で実務経験を積み、キャリアを高めることを目的に、日韓連携によるプログラム「BTSグローバルLEVEL UP キャンプ withパーソルダイバース」を企画。韓国雇用労働部および大韓商工会議所が支援する「2025年青年就業体験支援事業」の一環として、パーソルダイバース品川オフィスにて3日間にわたり開催いたしました。
■【レポート】プログラムの内容と成果
今回のプログラムでは、韓国より身体障害のある学生5名が参加し、座学による研修や職場見学、成果発表に取り組みました。
<プログラムの概要>

DAY1:事前学習 |
DAY2:企業訪問 |
DAY3:成果発表 |
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プログラム |
・オリエンテーション 「成功するプロジェクトの進め方~目標達成のためのタスク分解と整理の技術」 |
・企業訪問、職場見学 ・障害のある社員インタビュー |
・個人ワーク 成果物発表準備 |
プログラム |
・個人ワーク ・振り返り |
・パーソルダイバース社員との交流 ・振り返り |
・成果発表会 ・参加者、スタッフとの交流会 |
1日目は「プロジェクトの進め方」をテーマに、プロジェクトのゴールや目標の設定方法や、タスクを整理・分解して実行計画を立てる方法、情報共有のポイントなどを学びました。
2日目はパーソルダイバース品川オフィスや障害者雇用に取り組む企業の職場に訪問し、障害のある社員のはたらく様子を見学したほか、仕事内容やはたらき方について直接インタビューも行いました。
最終日の3日目は、これまでの学びを活かした成果発表会を開催しました。参加者それぞれが課題やプロジェクトを設定し、タスクの整理や実行計画を策定。家族旅行の計画や日本企業への就職を目標にしたプロジェクトなど、多様なテーマで発表しました。
成果発表では、パーソルダイバースで障害者雇用支援を担当している社員が審査員を務めました。限られた準備期間の中で、プロジェクトの目的やタスクをしっかり整理し、日本語も交えてプレゼンテーションを行うなど、参加者の高い完成度に審査員からは驚きの声が上がりました。




3日間のプログラムを終え、講師を担当したパーソルダイバース人材ソリューション本部 シニアコンサルタントの 洪 信男は「障害の有無を超えて、一人ひとりが自分のキャリアをどう築くかを考える機会にしてほしい」とコメントし、パーソルコリア BTSプロジェクト責任者 Sohyun Kimは「今回のプログラムを通じ、多様な特性を持つ若者が“レベルアップ”する機会を今後も国内外の企業と連携して広げていきたい」と話しました。
参加した学生からは、「日本のオフィスで障害者の方がはたらく様子を見て、障害があっても幅広い仕事に挑戦できると知り、視野が広がった」「はたらくことに前向きになれた。自分の強みを活かせる場があると感じた」「職場見学を通じ、今まで考えたことのなかった職種に興味を持てた。これからは障害がない人の倍以上、頑張りたい」などの感想がありました。
パーソルダイバースは今回の協力を通じ、障害を制約ではなく強みとして捉え、多様なフィールドで能力を発揮できる機会を広げていくことで、障害者のキャリア形成支援に貢献してまいります。
■パーソルダイバース株式会社について<https://persol-diverse.co.jp/>
パーソルグループの特例子会社として、「障害者雇用を成功させる。そして、その先へ。」をミッションに、障害者の多様なはたらき方とはたらく可能性の創出に取り組んでいます。グループ内外の企業や地域と連携した多様な業務受託サービスを展開するほか、国内最大級の求人・登録者数を持つ障害者のための転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」、就労移行支援事業所「ミラトレ」「Neuro Dive」の運営や、企業の雇用課題を支援する「障害者の人材紹介」「障害者雇用コンサルティング」などのサービスを提供しています。
■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/>
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。
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