北海道初進出! 一年中新鮮な道産発芽野菜をお届け。村上農園「北海道伊達生産センター」が完成
2025年6月27日(金) 竣工式を開催しました
発芽野菜の国内シェアNo.1(※1)の株式会社村上農園(本社:広島市、代表取締役社長:村上清貴、以下 村上農園)は、北海道初進出となる生産施設「北海道伊達生産センター」を伊達市に新設し、2025年6月27日(金)に竣工式を執り行いました。当施設の完成により、村上農園は北海道から沖縄まで全国に13拠点の植物工場を持つ生産体制となり、今後も全国に新鮮で高品質・高栄養な発芽野菜をお届けしていきます。
※1:KSP-POS(食品SM)かいわれ、豆苗、スプラウトにおける販売金額シェアを基に自社集計(2024年1〜12月)


これまで村上農園の生産施設は、宮城、千葉、山梨(3カ所)、神奈川、静岡、三重、広島(2カ所)、福岡、沖縄(関連会社)の計12カ所でした。北海道については主に関東地域で生産した商品を長距離輸送していましたが、この度伊達市に新たな生産施設を設けたことで、輸送にかかる時間を削減し、より鮮度の高い商品を北海道内のお客さまにお届けできるようになります。また通年生産が可能な植物工場の利点を活かし、野菜の生産が難しい冬季における北海道の野菜の安定供給も実現します。
伊達市は北海道の中では夏は涼しく冬は暖かい地域で、積雪量も比較的少なく、「北の湘南」と称されており、北海道の野菜生産における最適地です。また、当施設の従業員は地元から積極的に採用しており、地域の雇用創出にも貢献してまいります。
竣工式には伊達市長 堀井敬太氏、伊達市議会議長 田中秀幸氏など約30名が出席し、神事、落成式、施設の内覧を実施しました。当社代表の村上は「豆苗やブロッコリー スーパースプラウトなど栄養価の高い発芽野菜は、冬場の緑黄色野菜の少ない北海道では高い需要があると考えている。地域の皆さまのご協力もいただきながら、北海道全域の食卓にお届けしていきたい」と語りました。当施設では7月より豆苗の出荷を開始、その他商品も順次出荷を始めていきます。昨年度の北海道内における当社の売上は約5億円で、3年以内に8億円を目指します。
・北海道伊達生産センターの概要
【名称】北海道伊達生産センター
【所在地】北海道伊達市南稀府町239-1
【敷地面積】29,078㎡
【ハウス面積】1期:約8,700㎡、2期 (計画):約8,700㎡
【生産予定品目】豆苗、ブロッコリー スーパースプラウト、ブロッコリースプラウト200、レッドキャベツスプラウト、マスタードスプラウト、クレススプラウト、青じそスプラウト、かいわれ大根、マルチビタミンB12かいわれ
【生産能力】1期:年産3,900万パック(スプラウトシリーズ換算)、2期:未定
【投資規模】約8億円(1期)
・北海道伊達生産センターの特徴
太陽光型・人工光型の植物工場を併設
当施設は、ブロッコリー スーパースプラウトを栽培する人工光型植物工場エリアと、その他品目を栽培する太陽光型植物工場エリアを併設します。
太陽光型植物工場:床暖房&2重フィルムで保温
栽培エリア全体に温水式床暖房を導入。さらに緑化場側面のフィルムは2重にすることで断熱性を向上させ、寒さの厳しい北海道の冬でも安定した野菜生産を実現します。
遮光率の異なる2つのカーテンの開閉により、生育状況や天候に合わせて光量の調整が可能です。

人工光型植物工場:全ての栽培環境をコントロール
ブロッコリー スーパースプラウトの品質安定と有用成分の高濃度化を実現するため、温度や光量などの栽培環境をコントロールできる人工光型植物工場を施設内に設置します。
コンピュータ制御された円筒形の栽培装置はゆっくりと回転し、スプラウトに光と水と空気をまんべんなく与えます。

コントロールルームで集中管理
栽培エリアの各所に設置したセンサーやカメラで栽培状況をリアルタイムでモニタリングし、栽培プログラムや施設内の環境を集中管理します。コントロールルーム1カ所で栽培に関するあらゆる情報を把握でき、データに基づいた栽培により高品質な野菜が作られます。

・北海道伊達生産センターで生産する主要商品概要
【豆苗】
ほのかな豆の香りとシャキシャキした食感が特長のえんどう豆(グリーンピース)の若菜。豆類に多く含まれるタンパク質やビタミンB群と、葉物野菜に多く含まれるβ-カロテンやビタミンCなどの栄養を併せ持つ、栄養バランスの良い緑黄色野菜です。近年は、再生栽培ができる野菜(リボベジ)としても人気を集めています。
商品ページ:https://www.murakamifarm.com/products/toumyou/

【ブロッコリー スーパースプラウト】
当社独自専用品種を使用したブロッコリーの発芽3日目の新芽(スプラウト)で、有用成分「スルフォラファン」を一般のブロッコリーの20倍以上(400mg/100g中)含む高成分野菜です。近年消費者の健康志向がさらに高まる中、スルフォラファン含有量への関心も増しており、出荷量は過去10年間で約6倍に伸びています。
商品ページ:https://www.murakamifarm.com/products/bss/

村上農園 会社概要
【設立】1978年1月
【代表者】代表取締役社⻑ 村上清貴
【売上】113億7,600万円(2024年12月期)
【事業内容】ブロッコリー スーパースプラウト、豆苗などの高成分野菜や発芽野菜、マイクロハーブの生産・販売
【事業所】本社・研究開発部(広島)、生産センター(北海道、宮城、千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)、営業所(東京、愛知、大阪、広島、福岡)
【関連会社】株式会社沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)
【加盟団体】一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)
【ウェブサイト】https://www.murakamifarm.com/
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