プリファード ホテルズ&リゾーツ、ラグジュアリー トラベル レポートを発表

新調査で判明: 高級志向の旅行者は同じような「Beige-ification (ベージュ化)」する旅を拒み、個性とキュレーションされた体験を重視、ロイヤリティプログラムも依然重要な要素に

80カ国、600軒以上のホテルが加盟する世界最大の独立系ホテルブランド、プリファード ホテルズ&リゾーツは、このたび、初となるラグジュアリー トラベル レポートを発表しました。本レポートは、調査会社ハリス・ポールとの共同調査により、世界のラグジュアリー旅行市場に関するトレンドをまとめたものです。調査結果からは、旅行への意欲が依然として高いことが明らかになり、ラグジュアリー層は今年、平均8回のレジャー旅行を計画しており、そのうち3回は海外旅行を予定しています。また、半数以上が2024年よりも旅行に多くの予算を投じる意向を示しています。

 

「ラグジュアリー トラベル レポート」は、プリファード ホテルズ&リゾーツの依頼により、ハリス・ポールが2025年2月から3月にかけて実施しました。調査対象は、米国在住の富裕層旅行者500名以上で、年収25万ドル以上、総資産100万ドル以上、年間レジャー旅行支出1万ドル以上という条件を満たす旅行者です。

 

今回のレポートでは、現代の富裕層旅行者は「お金」だけでなく、「意味」を旅に求めていることが明らかになりました。彼らは、画一的で大量生産された体験ではなく、パーソナルで没入感のある、心に残るキュレーションされた旅を望んでおり、本物のオーセンティシティや感情的なつながりを重視する傾向が強まっています。

 

本レポートでは、ラグジュアリー旅行における新たな時代の到来を告げる「ラグジュアリートラベル 5つの新潮流」を提示しています。

 

  1. 旅の「Beige-ificationベージュ化」は旅行業界への警鐘
    デザイン、サービス、体験のすべてが均質化「ベージュ化(どこも同じような洗練された空間)」する中、ラグジュアリー旅行者は“同じような旅”に背を向け始めています。約70%が「現代のラグジュアリーホテルは、標準化によって本来の魅力を失っている」と感じており、「デュープ文化」やアルゴリズムによる旅行提案が「旅先での幻滅」を生み、都市やホテルがどこも同じように感じられる現象が広がっています。今、富裕層が求めているのは、二度と同じ体験ができない唯一無二の旅。心が躍る場所、驚きのある空間、個性あふれる体験が鍵となり、約75%が「型通りなラグジュアリー宿泊にはお金を払わない」と回答しています。

     

  2. 「Legacy Momentレガシーモーメント」が新しいラグジュアリーの価値基準
    物質的な豊かさよりも、人生を変えるような体験こそが今のラグジュアリーであると感じている富裕層旅行者は、自らの視野を広げ、心に深く刻まれるような希少で本物の体験を求めています。5人に4人以上が「インサイダーネットワークこそが忘れられない旅の瞬間を生む」と考えており、64%がAIやデジタルガイドよりも、地元の人からのアドバイスを重視しています。 

  3. 「Curationキュレーション」がラグジュアリーの新基準
    五つ星サービスと同様に、旅のキュレーションが不可欠になっています。90%以上のラグジュアリー旅行者が「最上の旅は、努力を感じさせないが、緻密に作り込まれている」と回答し、89%がホテルにも地域の魅力が反映されていることを望んでいます。また、旅行アドバイザーの役割も高まっており、84%が「信頼できる旅行アドバイザーは、無限のネット検索よりも価値がある」と答えています。

  4. 「Heritage ヘリテージ」が次なる旅のフロンティア

    歴史を「見る」のではなく、「体験」したい、それが現代の富裕層の欲求です。90%以上が歴史や文化に没入できる体験を求め、歴史や伝統を感じられる宿泊施設を好んでいます。また、71%が2025年に多世代旅行を計画しており、家族同士、そして自らのルーツとの絆を深められるゆとりある宿泊施設へのニーズも高まっています。 

  5. ロイヤリティプログラムは「安心」と「カスタマイズ」の生命線
    経済的な不透明感が広がる今、ロイヤリティプログラムの価値はかつてないほど高まっています。82%が「ホテルの品質を保証するうえでロイヤリティプログラムは非常に重要」と答えており、約3分の2が「満足度の高い滞在は、次のリピート利用につながる」としています。ロイヤリティプログラムはもはや単なるポイントの特典を超え、人とのつながりや個別対応、そして一貫した品質を軸にした、よりパーソナルで心に響くものと進化しています。 

 

Passalacqua, Italy
Al Habtoor Palace Budapest, Hungary
Dromoland Castle, Ireland

Grand Hotel Tremezzo, Italy
Montage Palmetto Bluff, USA
Lefay Resort & SPA, Italy

Le Logis, France
Half Moon, Jamaica
Necker Island, British Virgin Islands

「今回の『ラグジュアリー トラベル レポート』は、変化し続けるラグジュアリー旅行者の価値観をより深く理解するための大切な一歩になりました。私たちの世界各地のホテルが提供する、唯一無二のキュレーションされた体験や、その土地ならではの魅力を、これからもより多くの方に知っていただくきっかけになることを期待しています。」と、プリファード ホテルズ&リゾーツのCEO、リンジー・ユベロスは述べています。「私たちは、独立した精神や人生を変えるような体験を大切にし、Believe in Travelというブランドプロミスのもと、心に残る本物の旅をお届けすることに力を注いでいます。今回のレポートを通じて、ラグジュアリー旅行者に、より深く心に響く体験を見つけていただくきっかけになればと願っています。」

 

 

「ラグジュアリー トラベル レポート 2025」の詳細は、
PreferredHotels.com/TheLuxuryTravelReport にてご覧いただけます。(英語のみ)

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会社概要

Preferred Travel Group

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1 ロイヤルパークホテル5階
電話番号
03-6701-5690
代表者名
片岡みどり
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年03月