次世代の電源供給ユニット!『リング形状電極』を用いた電界結合方式ワイヤレス給電ユニットを開発
回転部のIOTセンサーデバイスなどへ配線レスな電源供給が可能!
ワイヤレス給電の専業メーカーである株式会社ビー・アンド・プラス(本社:埼玉県)は、回転部の給電に最適化した『リング形状電極を用いた電界結合方式ワイヤレス給電ユニット』を開発し、7/19より実験調査用としてユニット販売を開始します。
B&PLUSでは、磁界方式のワイヤレス給電以外に、電界結合方式やマイクロ波方式についても研究を進めております。今回、新たに開発したリング形状電極を用いた電界結合ワイヤレス給電ユニットは、従来の電界結合で用いられる電極とは異なり、回転用途に特化した特殊構造になります。以下の写真のようにリング構造の電極を用いる事で、回転中も継続して給電が可能です。昨今の工場内におけるIOT化の流れを受け、回転部等のセンシングニーズが高まっており、そのようなデバイスへの電源供給手段として採用を見据えたユニットとなります。
- リング形状電極を用いた電界結合方式ワイヤレス給電ユニットについて
右記写真はベース部とリモート部を対向させている写真です。電極間の距離は、電極表面のアクリル板を除いて、3㎜ほど離す事が可能です。(※5V1A供給時の実力値)
ベース部とリモート部の軸ズレが生じなければ、回転中も電力伝送が継続されます。
また、電極中央には金属製シャフトを通してもほとんど影響は受けず、シャフトに固定しての使用等も可能です。
ユニットは2分割構造になっており、マグネットと端子により分割と連結ができます。このような分割構造を用いる事により、シャフト等への取付性が向上が見込まれます。
Youtube動画によるユニットの御紹介も行っております。実際に動作をさせておりますので、是非ご覧下さい。
- 電極部のカスタム等も対応
電界結合型のワイヤレス給電の技術解説はこちら
https://www.b-plus-kk.jp/wireless_1/wireless_2_1/wireless_2_4.html
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