神奈川県が「社会課題解決型ベンチャー」を発掘、アクセラレーションプログラムに10社を採択

GOB Incubation Partnersが事業立ち上げを支援

GOB株式会社

ESG志向の事業創造に投資するGOB Incubation Partners株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:山口高弘 以下「GOB」)は、神奈川県が社会課題解決型ベンチャーの創出を支援する「令和4年度スタートアップ支援事業」の受託事業として、「かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(以下「KSAP」)」を運営しています。同プログラムでは今年度の採択企業10社を発表しました。2023年3月までのおよそ半年間で、10社の事業推進や資金調達、事業連携などを支援していきます。

KSAPウェブサイト:​​https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/startuphub/program.html

 
  • 「課題先進県」神奈川の課題を解決する社会課題解決型ベンチャーを支援
神奈川県は日本全国で発生する諸問題が先行的に発生する課題先進県の1つと言われています。KSAPは、そうした社会課題をビジネスを通じて解決しようとするスタートアップを公募し、採択企業に対しては約半年間のアクセラレーションプログラムやメンタリングを通じて、伴走支援するプログラムです。
2017年度のプログラム開始以降、過去5年間で42社を採択、支援。総額約6.6億円の資金調達、408件の業務委託やサービス導入、681件のメディア掲載などの支援実績をあげています。

 

 

  • 2022年度の採択企業
2022年度のプログラムでは、次の10社を採択しました。


1:Iqilu株式会社:「似合う」を数値化してアパレルECを進化
機械学習の力で「似合う」を数値化し、アパレルECでの購入体験をパーソナライズされた満足度の高い経験へと進化させる。また、深い顧客理解に基づいたより正確な需要予測により、過剰生産を抑制し、洋服の廃棄を防止する。

2:株式会社kitafuku:廃棄原料を用いたアップサイクル再生紙「クラフトビールペーパー」
クラフトビールの製造過程で廃棄されるモルト粕を紙に混ぜ込んだ再生紙「クラフトビールペーパー」。水分を多く含むため焼却処分にも環境負荷が高く、コストがかかるモルト粕をアップサイクルすることで、廃棄物の削減を実現する。

3:株式会社きゃりこん.com:医療介護現場での不本意な離職を防ぐ「きゃりこん.com」
従業員へのケア不足からメンタル不調が増加している医療介護の現場において、国家資格を持つキャリアコンサルタントによるコンディション面談を提供。働く人と組織のすれ違いによる不本意な離職を防ぐ。

4:株式会社トーチス:腎臓病に特化した栄養計算アプリ
腎臓病に特化した栄養計算アプリ。アプリによって腎臓病の方の食事療法の手間を削減し、食事への楽しみを増やすことを通じて、人工透析導入となる方を減らすことを目指す。

5:hab株式会社:習いごとに通う子ども専用シャトルバスの運行管理システム
習いごとの送迎に利用できる子ども専用シャトルバスの運行管理システム。保護者による送迎負荷の軽減や通塾可能エリアの拡大、地域における事故件数の減少を通じて、世界一子育てしやすい国を目指す。

6:株式会社ビーコン:海岸侵食のモニタリングコストを削減
沿岸災害のリスクを高めるなどの理由から社会課題の1つとされる「海岸侵食」だが、約70%の砂浜では、侵食の兆候を把握するためのモニタリング費用が高額なために、状態を把握できていない。そこで市民の力とテクノロジーの掛け合わせでそのコスト削減を目指す

7:株式会社ピクニックルーム:保育士による企業の職場支援
企業の子育て世代に対して保育士による支援を提供することで、より良い職場環境を実現する仕組みを整備。同時に、キャリアパスが限定的な保育士に新たな選択肢を提供する。

8:株式会社Herazika:勉強用自習室を自宅で再現
人間元来の怠惰性を乗り越えるべく、[机に向かわざるを得ない・集中せざるを得ない]環境を提供するwebサービス(現在Ver.2開発中)。教育が本来持ちうる価値の最大化を図る。

9:株式会社Redge:日本の臨床工学技士による医療機器の管理と教育のノウハウをアジア・アフリカに提供する大学発ベンチャー
開発途上国の医療現場では医療機器の管理や教育機会の不足で、機器トラブルや治療機会の喪失が発生している。そこで、神奈川県立保健福祉大学発のベンチャーとして日本の臨床工学技士のノウハウを活かして途上国における医療の質と安全の向上に貢献するサービスを研究・開発している。

10:株式会社WoW SPACE:外国人のキャリア支援と国内の人材不足を解決
海外で貧困に苦しむ人々に対して、語学スキルなどのキャリアアップコンテンツを無償提供し、日本企業での就業機会も支援。外国人のキャリア支援と同時に国内の人材不足の解決を図る。
 
  • 起業家、準備中の方を対象としたオンライン相談会も受付中
KSAPでは、起業家や起業準備中の方を対象に、オンラインでの個別相談会へのお申し込みを受け付けています。事業計画の策定や資金計画など、ビジネス全般に関する各種相談に対応しています。興味のある方は以下のリンクからご予約ください。
https://coubic.com/gob-ip/989492

■GOB Incubation Partners株式会社について

GOBは、ESG志向の事業創造に投資する会社です。
E(環境)やS(社会)の課題に取り組むと同時に、これらの持続可能性を考慮した事業を成立させるためには、G(ガバナンス)の視点が大事になります。GOBでは起業家や事業責任者とともに日々事業を作るなかで、事業開発の型を開発。それをもとに、起業家の価値観・世界観に寄り添い、かつビジネスとしての利益を両立させたESG型の事業創造に取り組んでいます。

体系化した事業開発の型は、起業家だけではなく既存企業での新規事業の開発支援、行政に対する支援などにも導入し、構想からビジネスモデル構築、検証、経営支援まで幅広いサポートを提供しています。輩出事業の創業時にはスタートアップ投資も行い、経営者の伴走パートナーとして持続的なESG経営を支えます。

【会社概要】
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-33-6藤和千駄ヶ谷コープ301号
代表者:代表取締役 山口高弘
設立:2014年8月19日 
事業内容:企業向け事業支援(リサーチ、コンサル、ワークショップ、アクセラレーション)、起業支援サービス事業(教育・事業創造)、スタートアップ投資事業
資本金:1,000万円
ウェブサイト:https://gob-ip.net/

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会社概要

GOB株式会社

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URL
http://gob-ip.net/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区初台2丁目14−9 木田ビル201号
電話番号
-
代表者名
高岡 泰仁
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2014年08月