教育領域×不動産領域の新しい価値創造に向けた実証実験を実施ドルトン探究ラボ ~街にとびこめ!ドルトンキッズタウンプロジェクト in 丸の内~
学校法人河合塾学園(理事長:河合 英樹)と三菱地所株式会社(執行役社長:中島 篤)は、教育事業の共同展開に向け、実証実験を開始します。最初の取り組みとして、丸の内エリアで未就学児・小学生対象の探究学習プログラム「ドルトン探究ラボ ~街にとびこめ!ドルトンキッズタウンプロジェクト in 丸の内~」を2025年1月13日(月・祝)に実施します。
社会変化が激しく、未来予測が困難な時代において、探究学習の実証実験や教育事業の展開・提供を通じて一人ひとりの自己実現を支援、未来に貢献してまいります。
探究学習とは、従来の暗記中心の学習方法ではなく、生徒が自ら疑問を持ち、問題を発見し、それを解決するために自分で調査や実験を行うプロセスに焦点を当てる学習法です。思考力や判断力、表現力などの育成を目的としており、新学習指導要領(2017年・2018年・2019年改訂)にも盛り込まれています。小学校では2020年度から、中学校では2021年度よりカリキュラムに組み込まれました。
「ドルトンスクール」はアメリカ・ニューヨークで1919年に創立され、日本では子どもの能力開発にいち早く取り組んできた河合塾学園がニューヨークのドルトンスクールと提携、1976年に東京と名古屋にドルトンスクールを開校しました。以来、長年にわたり、探究的な学びを提供、多数の卒業生を輩出しています。
三菱地所が長年まちづくりに取り組んできた丸の内をフィールドに、ドルトンスクールが培ったドルトンメソッドによる新たな探究学習モデルの確立をめざし、協創して実証実験に取り組んでまいります。
この取り組みの第1弾となる本イベントを、ぜひ貴媒体でご紹介ください。本イベントは、子どもたちが丸の内という街を舞台に、フィールドワークやグループワークを通して、探究的な学びを深められるまたとない機会です。多くの保護者の皆さまにこの機会をご案内いただければ幸いです。
河合塾学園は、河合塾グループの一員として、“私たちは「自らを求め、学びつづける人」を支援し、一人ひとりの未来に貢献します。”という使命のもと、幼児教育事業、専門学校事業に携わっています。また、同時に社会へ向けた取り組みで、 社会と共有できる新たな価値を創造していくことを大切にしており、このたび三菱地所との取り組みでは、ドルトンスクール東京(渋谷区上原)を飛び出し、丸の内で教育活動ができることは多くの方に探究型学習を経験していただく良い機会ととらえています。
三菱地所グループは、子ども向け教育プログラムを多数実施。これまでも、丸の内シェフズクラブによる食育プログラム「WELCOME KIDS」を実施したほか、環境教育プログラム「エコキッズ探検隊」(主催:大手町・丸の内・有楽町 エコキッズ探検隊実行委員会)等に協賛・協力しています。なお、共働き世帯の増加に伴い子どもの預かりニーズが増大するなど、住まいをはじめ人々の暮らしを支える三菱地所グループにとって、教育事業は親和性が高い領域と捉えており、今後、教育分野における可能性を追求してまいります。
河合塾学園と三菱地所は今後も、各社が培ってきた教育とまちづくりの強みを生かし、社会の変化やニーズに即した新しい形の学び・教育について、不動産事業を通じて価値を創造してまいります。
■『ドルトン探究ラボ~街にとびこめ!ドルトンキッズタウンプロジェクト in 丸の内~』 開催概要
日 時:2025年1月13日(月・祝)
9:30‐12:30[幼児年長・小学1年生]
13:30‐16:30[小学2・3年生]
会 場:3×3Lab Future(大手門タワー・ENEOSビル)、 新丸ビル※フィールドワーク会場
対 象:幼児(5-6歳児)・小学1-3年生(親子でご参加ください)
費 用:9,000円(税込)
プログラム:詳細のプログラムは以下よりご確認ください。
https://www.dalton-school.ed.jp/lp/tokyo/
募集開始 :2024年11月18日(月)~
申込方法 :11月18日(月)以降、以下よりお申し込みください。
https://ws.formzu.net/fgen/S62119109/
申込締切日:2024年12月24日(火)
■実施会場概要
3×3Lab Futureは、サステナビリティの3要素「環境」「社会」「経済」がギアのごとく噛み合い、さらに会社でも自宅でもない第3の場所「サードプレイス」として業種業態の垣根を越えた交流・活動拠点として、次世代のサステナブルな社会の実現に寄与する場所を意味しています。企業や大学、官公庁などのコミュニティ形成や、次世代のサステナブルな社会の実現に向けて未来につなぐ持続可能なビジネス創発に取り組むエコッツェリア協会(一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会)が運営しています。
■本プログラム実施にあたっての各社のコメント
・三菱地所株式会社 新事業創造部長 井上 和幸
三菱地所は、これまで不動産分野において培ってきた豊かな地域づくりの経験を教育分野に活かし、新たなまちづくりのあり方を創造していきたいと考えております。このたび、弊社が長年発展に努めてきた丸の内エリアにおいて、幼児教育で長い歴史と実績を有する河合塾学園ドルトンスクールと共同で幼児向け短期スクールを開催いたします。今回の取り組みが、丸の内エリアに関わるすべての皆様とそのご家族、特にお子様たちの健やかな成長に寄与し、エリア全体のさらなる魅力向上につながることを願っております。
・学校法人河合塾学園 理事長 河合 英樹
ドルトンスクールには、ニューヨークのThe Dalton schoolと同様に”City as a classroom”という、「街は教室の一つである」という考え方があります。このたびの「ドルトン探究ラボ」では、丸の内エリアにて長年街づくりをしてきている三菱地所の情熱と想いに触れながら、未来を築く子どもたちが街づくりについて学べる貴重な機会と考えています。学校、スクールを飛び出し、丸の内で実際に子どもたちが描く街はどのようなものなのか?机上にとどまらない、子どもたちの実際の体験や経験を大切にするドルトンスクールとしては、今回のプログラムが子どもが自らつくりあげる未来への一歩となることを願っています。
■ドルトンスクールについて
ドルトンスクールは、1976年にニューヨークのThe Dalton Schoolと提携し、名古屋と東京で1歳から12歳を対象にした独自の教育を行い、50年近くの実績を積んでいます。こうしたドルトン教育の実績と発展もあり、ドルトンプランの教育を基盤とした中高一貫校ドルトン東京学園を2019年に開校しました。
また、現在ドルトンスクール東京・名古屋の幼稚園にあたるファーストプログラムの卒業生は両校で3,000名以上となり各界で活躍しています。これも生徒一人ひとりの興味・関心と能力にあったカリキュラムを提供し、力を引き出す「ドルトンプランの教育」の実践による成果であり、多くの保護者の方々の当校への期待とご理解によるものです。学校を社会の縮図ととらえ、最先端の教育内容・手法を取り入れながら、生徒が社会に出て自己実現できるよう教育活動の向上を行うと共に、日本の将来を担う人材を輩出するよう進めています。
【ドルトンプランについて】
ドルトンプランは、今からおよそ100年前に、米国の教育家ヘレン・パーカストが、当時多くの学校で行われていた詰め込み型の教育に対する問題意識から提唱した、学習者中心の教育メソッドです。「自由」と「協働」の2つの原理に基づく「ハウス」「アサインメント」「ラボラトリー」を軸とし、一人ひとりの知的な興味や旺盛な探究心を育て、個人の能力を最大限に引き出すことを大きな特徴としています。パーカストはその生涯をかけて、一人ひとりの子どもに寄り添い、成長を観察し続けると同時に、研究を続け、実践から形作られた教育法に心理学・哲学・教育学の学問的理論を取り入れ、ドルトンプランを作っていきました。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像