ZENKIGEN、青山学院大学 野澤昭雄研究室と、ハイブリッドワークにおける孤独感や連帯感などの繋がりに関する研究を開始
心の動きである感性を科学的に分析し、プロダクトやデザインなどに応用する感性工学の分野で多くの実績がある野澤昭雄教授と共同研究を行うことで、ハイブリッドワークにおける重要な課題である孤独感の解消と連帯感の醸成が可能なシステムの開発を進めます。
ZENKIGENは、採用DXサービス「harutaka(ハルタカ)」を通じて独自開発したAI技術により応募者の印象を定量的に可視化し客観的で公平な採用をサポートしています。今回の共同研究をもとに、働き方改革や人事・人材領域の課題解決に向けたプロダクトを開発し、より多くの人が働くことに生きがいを感じる社会の実現に貢献してまいります。
青山学院大学教授 野澤昭雄(のざわ あきお)コメント
本共同研究では、これまで当方研究室で実績のある様々な生理心理計測技術と感性応答モデリング技術を応用し、オフィスワークや在宅ワークの「雰囲気」を構成する要素を明らかにすると共に、最先端のAI技術を用いてそれらの要素情報から効果的に「雰囲気」をセンシングし伝達する技術を開発することを目指します。さらに、この研究の成果は今までに存在しない全く新しいヒューマンインタフェースの形を提案することにも繋がると期待しています。
〈プロフィール〉
青山学院大学理工学部電気電子工学科教授
大日本印刷、青山学院大学助手、明星大学専任講師、同准教授、青山学院大学准教授を経て 2017年より現職。 生体計測、生体情報工学、感情ロボティクス、感性工学に関する研究に従事。IEEE、電気学会、電子情報通信学会、日本感性工学会に所属。
株式会社ZENKIGEN チーフリサーチャー 橋本一生(はしもと いっせい)コメント
企業は経済活動を目的とする場ですが、「仲間との繋がり」を提供する役割も担ってきました。しかし、ハイブリッドワークでは仲間を感じることは困難です。遠くにいるメンバーと繋がっている感覚を技術でエンハンスしようとする取り組みには、プライバシー侵害と作業妨害という二つの壁が立ちはだかっています。従来はエンジニアやデザイナーの感性でこの問題に立ち向かおうとしてきましたが、定量的に問題を扱うためのフレームワークが欠けていました。本取り組みでは、感性工学的なアプローチをベースとして、ヒトが提示情報から認識するアウェアネスを要素還元的に検証し、再構築することでこの問題に挑戦するものです。実現すれば、多くの人がより心地よい環境で働くことができるようになると考えています。
〈プロフィール〉
ZENKIGEN Labチーフリサーチャー
東京理科大学総合研究院スマートヘルスケアシステム研究部門客員研究員。日本生体医工学会、日本感性工学会に所属。
■株式会社ZENKIGENについて
「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」というビジョンのもと、2017年10月に創業。HR Techスタートアップとして、採用DXサービス「harutaka(ハルタカ)」、1on1改善サポートAI「revii(リービー)」を提供。2018年より、東京大学 道徳感情数理工学社会連携講座との共同研究に取り組み、コミュニケーションから多様な個性をもつ同僚との共感度を科学計測し、その人の隠れた能力や得意とする分野を伸ばせるようにする技術の研究を推進。2021年12月時点で累計22.5億円の資金調達を行い、人工知能により人の感情や感性を扱うコンピューター技術であるアフェクティブ・コンピューティングの研究開発に注力し事業化を手掛ける。
【会社概要】
会社名:株式会社ZENKIGEN(ゼンキゲン)https://zenkigen.co.jp/
代表者:野澤比日樹
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6F
設立:2017年10月
事業内容:
・採用DXサービス「harutaka(ハルタカ)」の企画・開発
・1on1改善サポートAI「revii(リービー)」の企画・開発
・パートナーとの共同研究機関「ZENKIGEN Lab(ゼンキゲンラボ)」の運営
・オンライン人事コミュニティ「ZINZIEN(ジンジエン)」の運営
・人材紹介サービス「ZEN Career Partners(ゼンキャリアパートナーズ)」の運営
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