【シニアの意識調査】聞こえにくさを感じても、約8割が対策なし――シニア層の耳の不調実態調査レポート

50代以上のシニア793名以上に『耳の不調』に関するアンケート調査を実施

コスモヘルス株式会社

シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『耳の不調』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。本レポートでは、50代以上のシニア層を対象に、聴力の低下や耳鳴りなど耳の不調に関するアンケート調査の結果をまとめました。不調の有無や聞こえの状態、自覚した時期や補聴器の利用状況などを整理しています。これらの結果をもとに、今後の情報提供やサービス設計を考える際のヒントを提供します。また、行動傾向や心理的なハードルにも触れながら、早めの対応につながる視点を探ります。

シニアに特化したマーケティングサービス【コスモラボ】ホームページ

https://cosmolab.jp/lp/research/

調査トピックス

◆耳の不調があるは45.8%で、対策をしない層が中心

耳の不調が「ある」と答えた人は45.8%でした。一方で、対策は「特に何もしていない」(76.0%)が大半を占めており、自覚があっても具体的な行動にはつながっていない様子がうかがえます。困りごとの内容も比較的軽い回答が多く、対処が後回しになる傾向が見られました。受診の目安や相談先を分かりやすく示すことが重要と考えられます。

◆影響する場面は「複数人での会話」(57.3%)が最多

生活に影響する場面では、「複数人での会話」(57.3%)が最も多く、次いで「テレビ・ラジオを聞く」(39.1%)と続きました。「電話での会話」(23.4%)も挙がっており、聞き取りにくさが連絡手段にも影響する可能性があります。このような結果から、場面に応じた対処法を示すことが大切です。

◆補聴器未使用は(84.6%)で、重視する点は聴こえやすさ

補聴器については「使用したことがない」(84.6%)が大半を占めました。一方、選ぶ際に重視する点としては「聴こえやすさ」(60.0%)が最も多く、「購入後のサポート」(17.5%)も挙がっています。導入後のフォロー体制が、購入の判断に影響する可能性があります。試用の機会や相談しやすい導線を整えることが求められます。

1:聴力の低下や耳の不調(聴こえにくい、耳鳴り、痛み、めまいなど)はありますか?(有効回答者数:793名)

聴力の低下や耳の不調(聴こえにくい、耳鳴り、痛み、めまいなど)については、「ない」(54.2%)が「ある」(45.8%)を上回りました。ただし「ある」も半数近くを占めています。

また、聞こえの変化は本人の自覚に依存しやすく、慣れによって見過ごされる可能性もあります。小さな違和感の段階で相談につなげる情報提供が重要と考えられます。

不調の有無には、生活環境や健康状態の違いも影響している可能性があります。症状の種類や困る場面を把握し、適切な対応につなげていくことが大切です。

2:現在の耳の聞こえの状態を教えてください(有効回答者数:793名)

現在の聞こえの状態については、「よく聞こえる」(51.2%)が最も多い一方で、「時々聞こえが悪い感じがある」(39.1%)も僅差で続きました。

「聞こえが悪いので話がうまくできない」(8.6%)や「ほとんど聞こえない」(1.1%)との回答もあり、聞こえの状態には段階的な違いが見受けられます。

特に「時々」と感じている層は、環境や体調によって困りごとが出やすい可能性があります。聞き返しや会話時の疲れなどの負担を分かりやすく示し、早期の相談や受診につなげることが重要と考えられます。

3:聴力の低下や耳の不調を自覚した時期はいつですか?(有効回答者数:363名)

不調を自覚した時期は「70歳以上」(28.7%)が最も多い結果となりました。一方で、「50〜60歳未満」(20.7%)や「50歳以前」(18.5%)も一定割合を占めており、比較的早い段階で変化を感じる人も少なくありません。

「60〜65歳未満」(16.3%)、「65〜70歳未満」(16.0%)も続き、60代で自覚するケースが段階的に増えていく様子がうかがえます。自覚する時期が幅広いことから、耳の状態には個人差が大きいと考えられます。

定期健診や簡易チェックなど、年齢に応じた確認の機会を設けることが重要です。

4:どのような耳の不調を感じますか?(有効回答者数363名)

感じている不調では、「聴き取りにくい」(70.5%)が最も多く、「耳鳴りがする」(46.6%)と続きました。また、「めまいを伴う」(12.1%)や「音がこもる」(10.2%)などの回答もあり、症状の種類が多様であることが分かります。

「痛みやかゆみがある」(6.9%)のように身体的な不快感を伴うケースも見られました。特に「聴き取りにくい」と「耳鳴り」が重なる場合は、集中しにくく疲れにつながる可能性があります。

症状に応じた受診やケアの選択肢を分かりやすく示し、専門家への相談につなげていくことが重要と考えられます。

5:聴力低下・耳鳴りなどが生活に影響する場面はどこですか?(有効回答者数:363名)

影響する場面では、「複数人での会話」(57.3%)が最も多く、「テレビ・ラジオを聞く」(39.1%)が続きました。

「1対1での会話」(28.4%)や「電話での会話」(23.4%)も挙がっており、会話や情報取得の場面で支障を感じる人が少なくないことが分かります。複数人での会話は話者の切り替わりや周囲の音の影響を受けやすく、聞き取りにくさが生じやすい場面と考えられます。

字幕の活用や音量を調整する、席の位置を工夫するなど、場面に応じた対処方法を示すことが大切です。

6:現在、耳の不調や聴力低下に対して何か対策をしていますか?(有効回答者数363名)

対策状況では、「特に何もしていない」(76.0%)が大半を占めました。

一方、「(耳鼻科などの)病院で診察・治療を受けている」(12.9%)や「補聴器を使用している」(11.0%)も一定数見受けられます。不調を自覚していても、具体的な行動にはつながっていない人が多い状況がうかがえます。

背景には、困りごとが軽度であることや、費用・手間への不安などが影響している可能性があります。受診の目安や相談先を分かりやすく示すことが、最初の一歩を後押しすると考えられます。

7:聴力の低下や耳鳴りによって、日常生活の中でどの程度困ることがありますか? (有効回答者数363名)

困りごとの程度は、「やや困っている」(44.1%)と「あまり困っていない」(41.9%)がほぼ同程度となりました。

「全く困っていない」という層(7.7%)や、「とても困っている」といった層(6.3%)は少数にとどまっています。そのため、重い困難というより、日常生活の中で少し支障があると感じている人が中心だといえます。

困りごとが場面によって現れる可能性もあり、軽度の段階で対処法を知ることが不安の軽減や早めの対応につながると考えられます。

8:補聴器を使ったことがありますか?(有効回答者数363名)

補聴器の利用経験では、「使用したことがない」(84.6%)が大半を占め、「現在使用している」(11.0%)は限定的でした。

「過去に使用したが現在は使用していない」(4.4%)との回答も見受けられます。補聴器の導入や継続にはハードルがあり、抵抗感や相談先の分かりにくさが背景にある可能性があります。

補聴器を試用する機会や購入後のサポートなど、相談から導入・継続までを支える体制について、分かりやすく示すことが求められます。

9:補聴器を選ぶ際に、最も重視するポイントは何ですか?(有効回答者数40名)

補聴器選びで最も重視するポイントとして、「聴こえやすさ」(60.0%)が突出していました。

次いで「購入後のサポート」(17.5%)、「価格」(10.0%)と続きます。「デザイン・目立たなさ」(5.0%)や「保証内容」(5.0%)といった安心材料も挙がりました。

性能だけでなく、購入後のサポートや保証など、日常生活の中で安心して使い続けられるかどうかが重視されている様子がうかがえます。試聴や説明をはじめ、サポート内容を分かりやすく示すことが、導入の後押しにつながります。

総評

シニア層の耳の不調は「ある」(45.8%)と「ない」(54.2%)に分かれ、半数近くが何らかの不調を自覚していることが分かりました。

聞こえの状態は「よく聞こえる」(51.2%)が最多ですが、「時々聞こえが悪い感じがある」(39.1%)も多く、状態が安定しない層の存在がうかがえます。

不調の内容では「聴き取りにくい」(70.5%)や「耳鳴りがする」(46.6%)が多く挙がりました。また生活では「複数人での会話」(57.3%)や「テレビ・ラジオを聞く」(39.1%)など、会話や情報取得の場面に影響が出やすい傾向が見られました。

一方の対策については「特に何もしていない」(76.0%)が大半です。困りごとが軽い段階では、行動に移りにくい様子がうかがえます。補聴器も「使用したことがない」(84.6%)が多く、補聴器の導入に対してハードルがあると考えられます。

このような結果から、軽い違和感の段階で気づきや相談につなげる情報提供が必要です。また補聴器を試用する機会や、サポート体制を分かりやすく示すことが重要といえます。


本レポート以外にも、様々なテーマのシニア調査レポートを掲載しています。
健康・防災・消費傾向などの幅広い切り口で「今どきのシニア像」に迫っています。

ぜひ以下のボタンからご覧ください。

コスモラボについて

コスモラボは、シニアに特化したマーケティングサービス全般を提供しています。

主に60歳以上の約20万人のシニア会員を対象に、広告、アンケートリサーチ、インタビュー調査、ホームユーステストなど、多彩な調査手法で企業のマーケティング活動を支援します。

調査概要

◾️調査方法:ネットリサーチ
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
◾️回答総数:793
◾️調査対象期間:2025年01月01日

データのご利用に関して

レポートの著作権は、コスモヘルス株式会社が保有します。

調査データの引用・転載の際は、「コスモヘルス株式会社調べ」と出典を明記いただき、

引用元として、下記リンクを記載いただきますようお願いいたします。

https://cosmolab.jp/report/ear-discomfor_2510/

また、併せて広報担当までご連絡をお願いいたします。
https://cosmolab.jp/contact

会社概要

◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
マーケティング・リサーチ
関連リンク
https://cosmolab.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

コスモヘルス株式会社

7フォロワー

RSS
URL
https://www.cosmohealth.co.jp
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区新橋 1-12-9-10F
電話番号
03-5537-3030
代表者名
小塚崇史
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1984年07月