外国人材定着・教育支援サービス「つながるダイバーシティ動画研修」を内定ブリッジ社と共同開発
外国人材の受け入れ・定着・業務習得・管理者支援を一貫して実施
組織実行力を高める動画型マネジメントシステム「ClipLine」を提供するClipLine株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高橋 勇人、以下「当社」)は、外国人雇用アドバイジングを専門とする内定ブリッジ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:淺海 一郎)と共同で外国人材の定着・教育支援サービス「つながるダイバーシティ動画研修」の提供を開始することをお知らせいたします。
■概要
当社は高度外国人材の受入・定着を促進する取り組みの一つとして、経済産業省より「職場における外国人材との効果的なコミュニケーション実現に向けた学びのあり方に係る調査(以下「経産省委託事業」)(※1)」を受託し、職場における外国籍社員と日本人社員の円滑なコミュニケーションを学習するための動画教材を作成し、実証実験を通してその有効性を検証してまいりました。
また、外国人雇用アドバイジングを専門とする内定ブリッジ株式会社では、経済産業省のほか、厚生労働省や文化庁など外国人雇用政策の策定に多面的に関与する一方、外国人材の雇用企業を対象にしたコンサルテーションを主業務としており、全国で外国人雇用を推進する年1,000社以上の企業に、外国人材の定着・戦力化についての各種研修を提供しています。
このたび、両社のノウハウを集結し、日本人側、外国人側それぞれが仕事中のコミュニケーションを円滑にする具体的な方法を学習するための動画学習サービス「つながるダイバーシティ動画研修」を提供いたします。概論に終始するのではなく、学習したその日から日本人、外国人それぞれが職場で実践できる内容となっています。本製品の提供を通して、雇用企業に外国人材とのコミュニケーションに関する理解を深耕し、実践を促進することで、より外国人材が活躍できる環境構築に向けて支援してまいります。
(※1)職場における外国籍社員と日本人社員の円滑なコミュニケーションの課題感についてアンケート調査を行い、外国籍社員・日本人社員双方の学びを促進し、外国人材受入れにかかわる環境整備の促進を図ることを目的に、動画教材、及び動画教材を使った学習方法のガイドライン等を作成する取り組み。外国籍社員と働く日本人の上司・同僚、外国籍社員当人など15社を対象に2020年12月~2021年2月にかけて実施しました。
■「つながるダイバーシティ研修動画」について
・提供内容 ※①~③で約3~6ヶ月間が目安となります
・対象企業: IT、小売、製造工場、医療介護、物流など
※ホワイトカラー、ブルーカラーを問わず、日本人と外国人が日本語を使って働いているすべての職場で該当する内容です。
・価格:3ヶ月間パッケージ 68万円(税別)~
※企業規模や内容により期間や金額が異なります。詳しくはお問い合わせください。
・お問い合わせ先:ClipLine株式会社 エンタープライズ営業部 sales@clipline.jp
■コンテンツ内容
異文化コミュニケーションで問題になりやすいシチュエーションを動画教材にしました。数十本のコンテンツから必要な動画を組み合わせて学習することができ、日本人側、外国人側の双方に学びのある内容となっています。また1つの動画はわずか数分間となっており、隙間時間での学習が可能です。
(例)
・仕事に関する文化や習慣の違いから生じるミスコミュニケーション
・業務指示や受け答えで生じるミスコミュニケーション
・評価やフィードバックで生じるミスコミュニケーション
■動画事例
外国籍社員の「これをやりましょうか?」という質問に対し、日本人上司は「やらなくていいよ」の意味で「いいよ、大丈夫」と回答したことでミスコミュニケーションが発生したという内容です。関係者が動画を見て、基本的な異文化コミュニケーションの課題意識を高めていくプログラムです。
実際の動画はこちらからご覧いただけます。
「日本人社員も外国籍社員も 職場でのミスコミュニケーションを考える」動画教材
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcRmz7bR5W3kCaWuRjnba0HVNwg4BPqsk
(経済産業省提供)
■外国人育成に関する課題に関する補足資料
当社が2019年4月に実施した
「外国人材の教育に関する実態調査」において、外国人従業員の約8割が苦労を経験したたという結果が報告され、その中でも「コミュニケーションが円滑でない」という回答が最多となっていました。
調査リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000011390.html
■外国人社員との円滑なコミュニケーションのために日本人側が意識すべき方法に関する補足資料
内定ブリッジ株式会社が執筆に協力した研究論文(2020年1月発表)において、外国人社員との協働について日本人側が学ぶ企業研修の実施が、社内コミュニケーションの改善意識を高めることが示唆されています。「つながるダイバーシティ動画研修」は、これらの企業研修のノウハウをもとに、日本人と外国人双方が業務上のコミュニケーションを向上させる方法を具体的に学ぶ内容となっています。
研究論文URL:http://business-japanese.net/journal/BJ003/3_1.pdf
■「ClipLine」について
ClipLineは動画とクラウドで多店舗展開ビジネスの生産性を改善するサービスです。OJTを1対1ではなく、1対多人数へ拡張し、24時間いつでもどこでも新人がひとりでトレーニングできる環境を構築し、指導者の拘束時間を削減します。また、マネジメントをリモート化し、ミドルマネージャーの負荷削減を通じた販売管理費の抑制や、暗黙知の形式知化による店舗間での理念体現・ノウハウ共有などの実績があり約1万店舗、20万人に利用されています(2021年3月末現在)。
サービス紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=yVNFTRuDzI4&t=2s
■ClipLine株式会社について
代表者 :代表取締役社長 高橋 勇人
設立 :2013年7月11日
所在地 :〒141-0031 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル7F 20号室
資本金 : 9億220万2,040円(資本準備金含む 2020年8月31日現在)
企業URL :https://corp.clipline.com/
事業内容 :「ClipLine(クリップライン)」および「サブスぺ」の開発・運営、及び経営コンサルティング
■内定ブリッジ株式会社について
代表者 :代表取締役 淺海 一郎
設立 :2017年8月
所在地 :〒102-0074 東京都千代田区九段南一丁目5番6号りそな九段ビル5F
資本金 :500万円
企業URL :https://naiteibridge.com/
事業内容 :外国人雇用アドバイジング・コンサルティング事業、日本語研修事業
■本件に関する報道関係者お問い合わせ
ClipLine株式会社 井上、小原(こばら)
TEL:03-6809-3305 Email:pr@clipline.jp
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