新サービス「みんなの浄化槽保守点検」提供開始のお知らせ

スマートフォンで簡単に、浄化槽メーカーならではの安心をお届けします

ニッコー株式会社

ニッコー株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役:三谷明子)は、2025年5月より浄化槽の保守点検に関する手続きをスマートフォンで簡単に行える新サービス 「みんなの浄化槽保守点検」の提供を開始いたしました。

近年、日本では下水道の老朽化が進み、改修や維持管理の負担が深刻な課題となっています。加えて、人口減少によりインフラ維持の負担が増す中、浄化槽は各家庭で汚水を処理し、自然に還すシステムとして注目されつつあります。浄化槽は適切な管理を行うことで、長期的な水質保全が可能となり、地域ごとの水処理において重要な役割を果たす設備となっています。

当社は、浄化槽の開発・製造・販売・施工・維持管理に至るまで一貫して行う業界唯一の企業※として、お客さまに最適なサービスをご提供いたします。このサービスを通じて、お客さまがスムーズに保守点検を依頼できるだけでなく、浄化槽や水環境について関心を持つきっかけとなることを目指しています。

※ニッコー株式会社調べ2025年3月20日

▶ サービス紹介ページURL https://maintesite.com/ 

 新サービス「みんなの浄化槽保守点検」の目的や背景

浄化槽は適切なメンテナンスを行うことで本来の浄化機能を維持し、環境保全に貢献します。しかし、現状では以下のような課題があり、適切な維持管理が行われていないケースが少なくありません。

1.点検義務の認知不足

  • 浄化槽は法律により「保守点検・清掃・法定検査」が義務付けられているものの、利用者の認知が不十分なため、未実施のまま放置されることがある。

  • 定期的な保守点検による異常の早期発見と適性な清掃管理がされないと、浄化槽の処理能力が低下し、基準を超える汚水が放流され水質汚染につながる。

2. 申し込みが手間

  • 手続きが面倒、また利用者にとって営業時間内に連絡を取ることが不便である。

  • 利用者が「いつ点検すべきか」分からず、適切なタイミングで依頼できない。

3. 紙の調査票の管理負担

  • 点検結果が紙の調査票で管理されるため、紛失のリスクがある。

  • 過去の点検履歴を簡単に参照できず、管理が煩雑になる。

下水道利用者は特別な管理が不要であるのに対し、浄化槽ユーザーは定期的な点検や清掃の手続きが必要でした。しかし新サービス「みんなの浄化槽保守点検」により、ユーザーはスマートフォンから簡単に保守点検の申し込みや予約確認ができ手間を大幅に軽減できます。また、点検後の浄化槽の放流水の状態を視覚的に表示し、直感的にその状態を把握できるようにしています。

「みんなの浄化槽保守点検」の特長

※1ニッコーが保守点検させていただいているお客さまの契約更新率(ニッコー調べ2024年9月現在)

「みんなの浄化槽保守点検」 は、スマートフォンから24時間いつでも申し込み可能なオンラインサービスです。メーカーならではの品質と安心を提供し、環境への配慮も両立した仕組みを導入しました。

浄化槽メーカーならではの信頼と安心をお届けいたします。

◾️いつでも繋がり連絡がスムーズ

浄化槽・ディスポーザー処理槽にトラブルが発生した際は、専用ページから簡単にご連絡いただけます。

◾️スマホで簡単決済

点検や工事費用のお支払いは、スマートフォンから簡単・安全にキャッシュレス決済が可能です。

◾️点検内容や予約日をスマホで確認

点検の内容や予約の確認、日程の変更もスマートフォンから簡単に行えます。日程変更のために問い合わせる必要がありません。

◾️長期データ保管、ペーパーレスで環境負荷を軽減

通常3年間保管のところ、当社では6年間のデータ保管に対応。デジタルで一元管理しているため紛失の心配がなく、紙の調査票を廃止することで環境負荷の軽減にも貢献しています。

◾️浄化槽の状態が一目でわかる

点検後の浄化槽の放流水の状態を、分かりやすいビジュアルで表示。浄化槽の状態をひと目で直感的に把握できるようになりました。

 今後の展開

「みんなの浄化槽保守点検」を通じて、環境保護活動に賛同するパートナー企業を募り、より良い水環境の実現に向けての取り組みを加速していきます。

 浄化槽(合併処理浄化槽)とは

浄化槽(合併処理浄化槽)とは、公共の下水道が配管されていない家庭に設置される汚水処理設備です。下水道では、ユーザーは汚れた水をそのまま排水管に流し、下水処理場でまとめて浄化します。一方、浄化槽では、各家庭ごとに汚水を処理し、きれいな水にしてから自然に返す仕組みです。つまり、浄化槽ユーザーは「自分たちで環境にやさしい水をつくり、自然の水循環に貢献している」といえます。

この浄化の仕組みは、浄化槽内で働く微生物の力を利用することで成り立っています。トイレやキッチン、お風呂場などからの生活排水は、浄化槽の内部で処理され、水質基準を満たした上で安全に自然環境へ放流されます。ただし、適切な維持管理を怠ると微生物の働きが弱まり、浄化能力が低下して水質汚染を引き起こす可能性があります。そのため、定期的な点検と清掃が法律で義務付けられています。浄化槽は、下水道に比べて設備コストや維持管理コストを抑えられる持続可能な水処理システムであり、環境負荷の少ない選択肢として注目されています。

▶ 詳しくはこちら「安心の保守点検」URL https://maintesite.com/portal/tenkenReference

お問い合わせ・お申し込み先

「みんなの浄化槽保守点検」新規申し込みはこちら

▶ URL https://maintesite.com/login/userNewProcess/userNewProcess

「みんなの浄化槽保守点検」に関するお問い合わせについて

▶ URL https://maintesite.com/portal/inquire

ニッコー株式会社

1908年(明治41年)石川県金沢市にて洋食器メーカーとして創業。現在、陶磁器事業部に加え、地球環境を守るために、大切な水を守る水創り事業部と環境プラント事業部、健康を守り心身をリラックスさせる理想のバスルームを提供するバンクチュール事業部、生活の安全・安心をサポートする商品、快適性や省エネに貢献する商品を提供する機能性セラミック商品事業部、これらの事業を通して、日々の生活をより豊かに、より快適にするために役立つ商品を製造し、提供しています。

https://www.nikko-company.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ニッコー株式会社

12フォロワー

RSS
URL
https://www.nikko-company.co.jp
業種
製造業
本社所在地
石川県白山市相木町383
電話番号
076-276-2121
代表者名
三谷明子
上場
名証メイン
資本金
34億7000万円
設立
1950年08月