建設テックのクラッソーネ、経済産業省が発表した「行政と連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載

IT技術と解体工事の知見を活かし、空き家の適切な管理・除却を推進

株式会社クラッソーネ

解体工事の一括見積もりサービス「クラッソーネ」を運営する株式会社クラッソーネ(愛知県名古屋市、代表取締役:川口哲平、以下「当社」)は、2023年4月18日(火)に経済産業省が発表した「行政と連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載されたことをお知らせいたします。


「行政と連携実績のあるスタートアップ100選」について
 経済産業省が、スタートアップと政府・自治体との連携促進に向けて、行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」を制作しました。本資料には、行政との連携実績のある企業を中心に、事例や自治体担当者のインタビュー記事が掲載されています。
 資料をもとに、政府・自治体におけるスタートアップの認知向上や連携ノウハウの共有を図り、スタートアップにおける公共調達の促進を目指しています。

<掲載内容>
1.スタートアップ連携のポイント
2.自治体担当者インタビュー
3.行政と連携実績のあるスタートアップ100選(当社は「インフラ・施設」分野に掲載)

経済産業省からの発表は、下記URLよりご覧いただけます
https://www.meti.go.jp/press/2023/04/20230418003/20230418003.html

■当社の行政との連携による取り組み内容と実績
 昨今、全国各地で空き家の増加が問題視されています。当社は空き家解体の領域で、各自治体と連携して空き家対策の取り組みを行っています。
 2021年3月に神戸市と「市内の老朽空き家等の解体促進」を目的として、空き家所有者を支援する実証実験(※1)を開始しました。また、2021年7月に国交省「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」へ採択(※2)されたことをきっかけに、全国の自治体と空き家課題解決促進を目的とした協定を結び、公民連携での取り組みを強化しています。現在は59自治体との連携実績があります。
 連携を通じて、「解体にどれくらいの費用が掛かるのか」「どのような順番で空き家処分を進めればよいのか」「解体を誰に依頼すればよいのか」といった、空き家所有者の抱える悩みを解決するソリューションを提供しており、多くの空き家所有者に利用され、実際に空き家除却に繋がった事例もあります。

<取り組みの詳細と実績>

1)「AIによる解体費用シミュレーター」と「すまいの終活ナビ」で、費用感に関する情報不足を解消
 いくつかの質問に答えるだけで、簡単に解体費用の概算額が算出される「解体費用シミュレーター」と、解体費用に加えて解体後の土地売却査定価格の概算額も算出できる「すまいの終活ナビ」を、無料で提供し、空き家所有者の解体工事の検討促進を図っています。概算額が表示される結果ページでは、各自治体の補助金情報等も確認することができます。
 これまでの「解体費用シミュレーター」と「すまいの終活ナビ」の利用数は累計43,000件を超え(※3)、多くの方に利用されています。自治体担当者からは「解体費用の目安を知りたいという問合せに、シミュレーターを案内したり、活用して伝えることができるようになった」と評価を受けており、住民対応の質の向上にも寄与しています。


2)空き家処分に関するフライヤーを配布し、管理不全空き家の所有者へ啓発
 「どのような順番で空き家処分を進めればよいのか」という空き家所有者の悩みを解消するため、解体工事の進め方や各自治体の情報を掲載したフライヤーを無償で提供しています。固定資産税の納税通知書や空き家所有者への指導文書に同封し、管理不全空き家の所有者への啓発や除却・管理の促進を図っています。これまでの発行部数は累計約26万部となりました(※4)。

 埼玉県久喜市では、フライヤーにより市の解体工事の補助金情報を知ったことがきっかけとなり、空き家処分の検討が進み、解体に至りました。所有者からは「フライヤーに記載のある解体工事の一連の流れを確認しながら、工事を進めることができた」というお声をいただき、解体工事施工の支援に繋げることができました。

3)解体工事一括見積もりサービス「クラッソーネ」で、優良な工事会社を紹介
 「解体を誰に依頼すればよいのか」という悩みの解消に対して、全国約1,700社の専門工事会社と施主をマッチングする一括見積もりWebサービス「クラッソーネ」を活用いただいています。「クラッソーネ」では、一定の審査基準を満たした優良な工事会社を、ニーズに合わせて紹介します。直接解体工事会社の相見積もりを取得できることから、健全な価格競争と中間マージンのカットにより適正な価格で工事を行うことができます。また、着手金保証や完工保証などを組み合わせた「クラッソーネ安心保証パック」が無料で利用できるため、安心して解体工事を行うことが可能です。
 愛知県南知多町では、「クラッソーネ」の利用により、特定空き家の除却に繋がった事例があります。町の指定工事会社から約638万円の解体費用見積もりが出ていた特定空き家等について、「クラッソーネ」にて再度見積もりを取得したところ、約366万円と約4割近く費用削減ができたことにより、所有者の親族の理解が得られて解体工事が施工され、自治体の税金による行政代執行を回避することができました。「クラッソーネ」は申し込みから契約の取り交わし、工事完了まで、すべてWeb上で完結できるため、自治体職員から「所有者の解体手続きの負担軽減になっている」といった評価を受けています。


■株式会社クラッソーネについて(会社概要)
本社  :〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅5丁目7番30号 名駅東ビル4F
代表者 :代表取締役CEO 川口 哲平
設立  :2011年4月1日
資本金 :952,985,520円(資本準備金含む)
URL  :https://www.crassone.co.jp
事業内容:解体工事領域で、全国約1,600社の専門工事会社と施主をマッチングする
     一括見積もりWebサービス「クラッソーネ」を運営

クラッソーネ」サービス概要
 2020年4月に全国展開した新サービス「クラッソーネ」は、解体工事領域で、全国約1,700社の専門工事会社と施主をマッチングする一括見積もりWebサービスです。施主に対し工事会社を直接紹介することで、工事会社の多重下請け構造を解消し、施工費のコストダウンにつながることはもちろん、施主の希望条件に合わせて最適な工事会社を紹介します。見積もり内容の相談から工事完了まで運営がサポートし、契約の取り交わしは電子契約を採用しており、全てWeb上で完結できます。施主は工事会社の口コミや工事実績を閲覧でき、着手金保証や完工保証などを組み合わせた「クラッソーネ安心保証パック」(無料)を利用することにより、安心して工事を行うことが可能です。

(※1)クラッソーネ×スタートアップ提案型実証実験事業「Urban Innovation KOBE+P」 ~テクノロジーで市内の空き家所有者を支援!~ (2021/03/11発表)
https://www.crassone.co.jp/news/release21/
現在は実証実験を終了し、2022年7月より「空き家の解体促進に関する連携協定」を締結している
(※2)国交省「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」の事業者にクラッソーネが採択AIを活用した解体費用シミュレーターを自治体に無償提供、空き家の利活用/解体を推進~「解体の費用が分からない」「利活用/処分を望むも方法が分からない」などの情報不足を解決~ (2021/07/14発表)
https://www.crassone.co.jp/news/release26/
(※3)2021年9月1日~2023年3月31日に、「解体費用シミュレーター」「すまいの終活ナビ」にアクセスした件数の累計
(※4)2021年9月1日~2023年3月31日の累計発行部数
 

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会社概要

株式会社クラッソーネ

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URL
http://www.crassone.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
愛知県名古屋市中区栄2丁目11−30 セントラルビル5階
電話番号
052-589-8085
代表者名
川口哲平
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2011年04月