梱包資材ごみを約50%削減~ヘルスケアの一部製品で、店舗への納品時に新しい梱包方法を導入~
小林製薬株式会社(本社:大阪市、社長:小林章浩、以下「当社」)は、ヘルスケアカテゴリーの什器一体型製品の一部において、販売店舗へ納品する際の梱包方法を変更いたしました。これにより、梱包資材ごみを重量比換算で現行品から約50%削減できます。本取り組みはヘルスケア業界において先駆けとなる活動であり、今後社内で水平展開を行い、一層のごみ削減を目指してまいります。
- 取り組み概要
- 取り組みの背景
- 担当者コメント
大きさや形の種類が豊富な什器一体型製品は、梱包のために多くの資材が必要であり、店舗で開封した後に大量のごみがでるムダの多さが問題となっていました。新入社員としてこれら製品の設計を任された際に、通販の梱包のようにシュリンクフィルムを使用できないか…とグループメンバーに相談したことが今回の取り組みのきっかけです。
取り組みの中で特に苦労したのは、開けやすさとフィルム強度のバランスです。店舗では開封時にカッターナイフなどを使えないこともあるため、「手で開けやすい」かつ「輸送時に製品をしっかり保護できる」フィルムの選定が必要でした。そのため、何種類ものフィルムで試作品を作成し、半年の検証期間をかけて最適なフィルムや梱包仕様を決定いたしました。
設計した製品がお客さまの元へ届き、使用を終えて廃棄されるまでのサイクルに対し責任を持つことで、今後もお客さまにも環境にも配慮した製品開発をしてまいります。
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