「100年前の箱根寄木細工展」を開催中!! 箱根ホテル
~輸出工芸品コレクター 金子皓彦氏コレクションより厳選展示~
国際興業グループの富士屋ホテル株式会社(本社/神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359/代表取締役 社長 安藤 昭)では箱根ホテル(神奈川県足柄下郡箱根町箱根65/支配人 久保田 紀和)にて、箱根芸術祭の一環として、箱根の伝統工芸である寄木細工の特別展示を開催中です。本展示では、輸出工芸品コレクターとして国内外で高く評価されている金子皓彦(かねこ・あきひこ)氏のご協力のもと、明治・大正・昭和初期にかけて海外に輸出された寄木細工の中から、厳選した約30点を公開いたします。


今回展示するのは、箱根ホテル開業(1923年)当時を含む約100年前の作品群で、技術と意匠に優れた逸品ばかりです。寄木細工は江戸時代後期に発祥し、1859年の横浜港開港を契機に「ジャポニスム」の影響も受けて海外で人気を博しました。机や飾り棚などの大型品から、秘密箱や小箪笥、チェス盤、ペンケース、貯金箱などの携帯品まで、多種多様な作品が輸出され、異国の地で日本の手仕事の魅力を伝えてきました。特に大正期には、遊び心と機能性を兼ね備えた小型作品が多数制作され、その洗練された造形は現在も高い評価を受けています。展示品には、本型の秘密箱や西洋風の電話ボックス型貯金箱、輸出用の装飾棚など、当時の職人たちの創意工夫と精緻な技術が光る作品が揃います。
また、今年で開業102年を迎えた箱根ホテルは、芦ノ湖と富士山を望む絶景とともに、「美しい時間を楽しむリゾート空間」としてご好評をいただいております。展示期間中は、ホテルラウンジにて季節限定のスイーツ(オリジナルパフェ・かき氷)もご提供しております。箱根の雄大な自然とともに、伝統工芸品と夏の味覚を箱根ホテルでお楽しみください。
【100年前の箱根寄木細工展開催のお知らせ】

展示内容 |
明治・大正・昭和初期の箱根寄木細工30点 |
展示期間 |
2025年8月31日(日)まで |
会場 |
箱根ホテル 1階ロビー「レイクサイドアートギャラリー」 |
入場 |
無料(どなたでもご覧いただけます) |
協力 |
金子皓彦氏(工芸品コレクター) *寄木細工、木象嵌、芝山細工、陶磁器、麦わら細工、貝細工などの工芸品や民具の調査と収集に努め、10万点にもおよぶ資料をコレクションしている。また、日本輸出工芸研究会会長を務める。 |
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像