2か所同時開催横浜・神戸のうまいもん＜特別提供＞港町で生まれた銘品

ユーハイム100周年　2023年3月3日～3月12日

株式会社ユーハイム（本社：神戸市中央区港島中町7-7-4　代表取締役社長：河本英雄　以下、ユーハイム）は日本出店100周年を記念して、「バウムクーヘンの日」(3月4日)を含む10日間で横浜と神戸を繋ぐイベントを開催します。

　横浜と神戸はユーハイムの歴史を語るうえで欠かせない場所です。本イベントでは実際に100年前に出店した２拠点付近を会場とし、両会場にてユーハイムの歴史展示や横浜と神戸2つの土地のおいしい食べ物を味わっていただきます。なお、それぞれの港町から生まれた銘品を、伝統のある2拠点にて特別提供します。
　100周年の期間は、創業者カール・ユーハイムが日本に永住をすることを決心し、自身初めての店を横浜にオープンした1922年3月から、関東大震災を経て横浜から神戸に居を移しお店を再興する、1923年11月をもとに20か月間とします。

【特別企画】　それぞれの港町で発展した日本発祥食文化を味わう　　　　　　　　　

　会期中、横浜と神戸それぞれの創業から続く伝統の味をお互いの地で限定提供します。
　横浜からは関東大震災後の1927年開業のホテルニューグランドより「スパゲッティ ナポリタン」、神戸からは1922年に日本へ出店したユーハイムより「ユーハイムクランツ」が出品されます。
　横浜代表のスパゲッティ ナポリタンは、第2次世界大戦後に軍人が保存食であったスパゲッティに塩・胡椒・ケチャップを和えて食べていたことをヒントにホテルニューグランド2代目総料理長がオリジナルソースを考案して完成させた逸品です。ソースには生のトマト・水煮のトマト・トマトペーストを使用し、野菜の甘みとコクを堪能することができます。麺は茹でたあと寝かせることで、ソースによく絡むもちもちとした食感に仕上げています。今も変わらない味を受け継ぐ、伝統の一品としてお楽しみいただけます。
　神戸代表のユーハイムクランツは、ドイツの伝統菓子「フランクフルタークランツ」をカール・ユーハイムが日本オリジナルで作りあげた、創業時から親しまれる逸品です。特徴はバタークリームを使用した白い王冠型のケーキの上に、サクサクした食感とさらっとしたくちどけのアーモンドシュガーがたっぷりかかっている点です。アーモンドシュガーの作り方はシンプルですが、サクサクの食感とおいしさには、レシピでは表せない職人の技術が詰まっています。ユーハイムではカール・ユーハイムから授かったレシピと技術を受け継ぎながらも、おいしさを追求して進化させています。
　両会場とも10日間限定の提供になりますので、またとないチャンスにそれぞれの店の雰囲気とあわせた横浜と神戸の伝統的な魅力をお楽しみください。

【横浜会場詳細】
会場：ホテルニューグランド　本館1階 コーヒーハウス「ザ・カフェ」
　　　　 神奈川県横浜市中区山下町10番地
提供：スパゲッティ ナポリタンとユーハイムクランツのセット
価格：2,656円（税サ込）
※20食限定の提供を予定しています。

【神戸会場詳細】
会場：ユーハイム本店　2階 喫茶
　　　　 兵庫県神戸市中央区元町通 1-4-13
提供：スパゲッティ ナポリタンとユーハイムクランツのセット
価格：2,200円（税込）
※提供数には限りがあります。予めご了承ください。


【ホテルニューグランド とは】

　1927年12月1日開業、関東大震災による大きな被害を受けた横浜の復興のシンボルとして、山下公園の前に『ホテルニューグランド』は誕生しました。ホテルニューグランドからは様々な日本発祥の料理が生み出されており、今回提供される「スパゲッティ ナポリタン」もそのうちのひとつです。他にも初代総料理長サリー・ワイル氏が体調を崩した外国人客のために即興で考案したとされる「シーフードドリア」も、伝統の味を受け継ぐ一品となっています。

【ユーハイム とは】

　1922年9月、日本で初めて自身の店「Ｅ・ユーハイム」を横浜にオープンしたのが始まりです。バウムクーヘンをはじめとした菓子類や軽食が人気を集め、多くの方に親しまれる店となりました。しかし関東大震災の被害をうけ店舗を失い、神戸からの避難船に乗り込んで一命をとりとめます。その後多くの方から協力を得て、1923年11月に神戸での新しい店「Juchheim‘s」をオープンします。当時から材料と作り方にこだわりを持ったカール・ユーハイムのお菓子は、多くの方に親しまれました。