福島の水産品の売上額を1年以内に倍増させる「福島県水産品売上倍増計画」始動。候補となる3商品を公募開始。
東北の食から「サヴァ缶」をはじめ数々のヒット商品を生み出してきた「東の食の会」がプロデュースして既存の福島水産品をリニューアル販売。売上倍増を達成しない場合は費用完全無料。
東の食の会はこれまで、東北の食産業から新しい高付加価値型商品を生み出すべく、様々な商品をプロデュースし、累計1000万缶以上の販売を誇る「サヴァ缶」や、無名だった海藻がスーパーフードとして全国区になった「アカモク」などのヒット商品を生み出してきました。
福島の水産業においても、福島産鮮魚の震災後初となる海外輸出を行い毎週の輸出販路を確保、また、いわき市産の「いわき漁師魚屋 手焼き真穴子」をプロデュース、浪江町産のシラウオを『海のプラチナ「シラウオ」』としてリブランディングするなどの活動を行ってきました。
この度、福島県の水産業の更なる拡大に向け、高付加価値型のモデル商品を生み出すべく、新たに「福島県水産品売上倍増計画」プロジェクトを立ち上げ、福島県産の既存の水産物商品の中から3商品を選定してリニューアルし、1年以内にその商品の売上額を前年比倍増させることを目指します。
プロジェクト対象の候補となる商品の募集は本24日より開始、募集期間は12月15日(金)までで、年内にプロジェクトの対象となる3商品を決定する予定です。
■候補商品募集のフォームはこちら。https://forms.gle/HQ88hWEo6HMxCt6h8
選定された3商品について、販売事業者と共に、「サヴァ缶」などのヒット商品を手掛けてきた東の食の会の高橋大就(専務理事・福島浜通り地域代表)が統括をしてリニューアルし、販売から1年以内にその商品の売上額を前年比倍増させることを目指します。商品のリニューアルにかかる費用は東の食の会が負担し、1年以内の売上倍増の目標が達成された場合にのみ、売上の5%のプロデュース・フィーを頂く仕組みとします。
東の食の会専務理事・高橋大就のコメント
『福島の水産品の品質は日本が世界に誇るべきもの。その「美味しさ」の価値を前面に打ち出し、事業を拡大していくステージに入った。東の食の会でプロデュースさせてもらった「サヴァ缶」がそうだったように、価格を下げるのでなく価値を伝えることで売上倍増は必ず達成できると信じている。』
「福島県水産品売上倍増計画」プロジェクト詳細
・対象となる商品:福島県水産品を主たる原材料とする既存商品
・対象となる販売企業:福島県内に拠点を置く企業
・プロジェクト目標:対象商品のリニューアル前1年間の売上額を倍増する
・リニューアルの条件:商品粗利額は下げず、高付加価値型の商品として販売する
・対象商品募集期間:2023年11月24日(金)~12月15日(金)
・候補商品応募フォーム:https://forms.gle/HQ88hWEo6HMxCt6h8
・リニューアル商品販売時期:2024年3月メド
・プロデューサー:東の食の会 高橋大就(専務理事・福島浜通り地域代表)
・デザイナー:商品に適したデザイン会社/デザイナーを東の食の会にて選定
・プロデュース・フィー:商品売上額が1年以内に前年比倍増を達成した場合にのみ、売上額の5%をプロデュース・フィーとする
・リニューアル費用:デザインやパッケージ変更、プロモーションなど商品リニューアルにまつわる費用は東の食の会にて負担する
東の食の会について
「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」をモットーに、東日本大震災によって被害を受けた東日本の食産業の長期的支援を目的として2011 年に創設された一般社団法人。
東北の食の販路開拓や、商品プロデュース、人材育成を行い、当初の5年間で約 150 億円の流通総額を創出することに成功。これまで累計製造1,000万缶、30億円以上を売り上げている岩手発のサバの缶詰「サヴァ缶」や、スーパー海藻「アカモク」、福島の伝統的漬け床三五八(さごはち)」をリブランディングした「358 (サゴハチ)」といった商品開発のプロデュースを行い、東北の食から数多くのヒット商品を生み出している。また、東北の挑戦する農家・漁師とともにマーケティング・ブランディングに取り組み、多くのヒーロー農家・漁師を生み出している。
2021年からは、福島県浪江町にて、コミュニティ実験農場「なみえ星降る農園」を開園、地域の農業者・東北のヒーロー生産者・ファンコミュニティ一体となって、これまであまり日本で栽培されていない作物の栽培・ブランド化に取り組み、「ゴルゴ738(なみえ)」(ビーツの品種)などのブランドを生み出している。
・東の食の会 公式Facebookページ
https://www.facebook.com/higashinoshoku
・東の食の会 ホームページ
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