【イベント報告】福祉×インドアお花見。重症心身障がい児と家族9組32名が、3月29日に『バリアフリーな春』を先取り!

外出のハードルが高い重症心身障がい児と家族9組が参加。医療的ケアが必要でも、福祉のアイデアで『お花見』の場を実現。

特定非営利活動法人EPO

重症心身障がい児と家族・きょうだい・支援者みんなのコミュニティ【COCOLON】を運営する特定非営利活動法人EPO(東京都江戸川区、理事長:森えりか)は、2026年3月29日(日)に重症心身障がい児とそのご家族を対象とした「インドアお花見」を開催しました。

イベントには9組32名が参加。医療的ケアが必要で外出のハードルが高いとされるご家庭へ、人混みや天候を気にせず楽しめる「バリアフリーな春」を提供しました。

外出や季節行事への参加が難しい重症心身障がい児と家族

重症心身障がい児や医療的ケア児を育てる家庭では、医療機器の管理、移動負担、食事形態への配慮などの理由から、一般的な外出や外食、季節行事への参加が難しいことが多く、「家族一緒に外出や旅行する」ことに課題を感じているご家族も多いです。

令和元年度「医療的ケア児者とその家族の生活実態調査」(厚生労働省より一部修飾)

特に「お花見」は、屋外環境・人混み・寒暖差などの影響を受けやすく、参加を断念せざるを得ないケースも少なくありません。

室内で“春の体験”を実現するインドアお花見

COCOLONの「インドアお花見」は、こうした課題を背景に企画されたイベントです。

会場は花見の定番である桜の木や、春らしい花の装飾を施し、天候や気温に左右されず、安全で快適な環境の中で春の季節行事を楽しめる場を提供しました。COCOLON BASEはおむつ交換台や医療的ケア用の電源・設備が完備されているので、お子様と一緒に楽しく快適に過ごせます。

また、参加者の状態に応じて、ペースト食・きざみ食などの個別食形態にも対応。医療的ケア児や重症心身障がい児が安心して食事や交流を楽しめる設計で開催しました。

イベント当日

当日は午前中から山本シェフ(旬菜旬魚よねやま:東京都足立区)やペースト加工担当の大高氏とCOCOLONスタッフが、参加者の医療的ケアや食形態に合わせた会場設営や食事の加工、ご家族用のランチの準備を進めました。

人工呼吸器用のラック、医療デバイス用の電源、座位保持が難しいお子様用のいす、お花見らしい桜の装飾など、重症心身障がい児と家族が参加しやすい設計となるよう企画されています。

旬菜旬魚よねやま|山本将義シェフ

イベント開始

11:30に乾杯とともにイベントが始まりました。

前菜は和食のシェフならではのメニューで、「菜の花」「ホタルイカ」「春キャベツ」といった春の食材から「う巻き」「あわび」など特別感を楽しめる内容でした。

春の装飾の中、全員で乾杯
前菜5種

お椀や炊き込みごはんもペーストに

今回のインドアお花見は和食シェフによる和のコースがテーマで、きざみやペーストなどの食形態の調整が必要なお子様も同じものを食べられるように実施しました。

NPO法人ゆめのめの管理栄養士・大高氏によりペーストやマッシュ加工、きざみ加工が施され、和のコース料理を摂食練習中のお子様も、胃ろうや経鼻経管から食事をするお子様も食べることができました。

ペースト食も「美しい」見た目で提供
初めて経験する食材にも挑戦。

参加者の声

「ペーストがなめらかですごい、家で作るときの参考にしたい」「普段なかなか食べることができないものを食べる経験ができて嬉しい」「いつもよりたくさん食べることができた」とご家族より大好評でした。

後半はお子様やきょうだいが自由に遊び始め、ご家族同士の交流も活発になりました。お子様と一緒に家族で出かける楽しみもありつつ、ママ友・パパ友と交流しながら話をする機会にもなり、イベントを開催したことの意義を感じる時間でもありました。

開催概要

【日時】2026年3月29日(日)11:00~14:00

【会場】COCOLON BASE

  (東京都江戸川区篠崎町7-21-16 2F)

【対象】重症心身障がい児・医療的ケア児とそのご家族

【定員】8組30名

【参加費】

  [会員]大人2500円、子ども1500円

  [一般]大人5000円、子ども2500円

【URL】https://co-co-lon.com/events/event/cherry_lunch26

【特別後援】洲崎福祉財団

今後の展望|COCOLON

COCOLONは、重症心身障がい児に関する「遊び」「学び」「繋がり」がつまった、重症心身障がい児に関わるすべての方のコミュニティ。

重症心身障がい児とそのご家族がより良い暮らしを送るために、障がいの有無に関係なく参加できるさまざまな企画やイベントを通じて交流や情報交換の場を提供しています。

2025年、第19回キッズデザイン賞〈奨励賞〉、令和7年度東京都女性活躍推進大賞〈大賞〉を受賞しています。

COCOLONサイト:https://co-co-lon.com/

障がいがあるお子様とご家族の体験や社会参加を拡充するためのイベントや、子育て・支援に関するセミナーを実施し、2025年度は36回で延べ1054名の重症心身障がい児と家族が参加しました。

2026年4月は子どもの福祉機器展「キッズフェスタ東京」で理学療法士や作業療法士が一緒に回る「福祉機器展コンシェルジュ」を実施し、福祉機器のアドバイスを行います。

特定非営利活動法人EPOについて

特定非営利活動法人EPOは、2016年に東京都で重症心身障がい児の通所施設「ここね」の運営を開始し、現在は東京都内で3つの児童発達支援事業所と1つの放課後等デイサービスを運営しています。

地域で暮らす重症心身障がい児やそのご家族をサポートしてきた経験を活かし、2023年12月よりオンラインコミュニティ【COCOLON】を運営しています。私たちは、障がいのある子どもたちや保護者の方が、社会の一員として活躍できる場や子育てしやすい環境、楽しい体験に参加できる環境づくりを推進しています。

特定非営利活動法人EPO 理事長 森 えりか
特定非営利活動法人EPO

特定非営利活動法人EPO

団体名:特定非営利活動法人EPO
所在地:東京都江戸川区篠崎町7-21-16
     アルファグランデ篠崎弐番街2F
代表:森 えりか
設立:2015年4月

【事業内容】
EPOは2016年より、重症心身障がい児を対象とした児童発達支援・放課後等デイサービス「ここね」を運営し、これまで延べ200名以上の子どもたちを支援してきました。東京都足立区・江戸川区で4事業所を展開しています。

また、重症心身障がい児と家族・きょうだい・支援者のためのコミュニティ「COCOLON」を運営し、第19回キッズデザイン賞〈奨励賞〉、令和7年度東京都女性活躍推進大賞〈大賞〉を受賞しています。

ここねHP:http://co-co-ne.jp
COCOLON :https://co-co-lon.com

【本リリースに関するお問い合わせ先】
特定非営利活動法人EPO
COCOLON事務局
e-mail: info@co-co-lon.com

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会社概要

特定非営利活動法人EPO

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URL
http://co-co-ne.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都江戸川区篠崎町7-21-16 アルファグランデ篠崎弐番街2F
電話番号
03-6231-8004
代表者名
齋藤えりか
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年04月