2020年1月~4月 理系プロフェッショナルの転職意向が右肩上がりで急増。研究職、技術職などの人材の流動性が高まっている。
理系プロフェッショナル※に対して、転職意向のアンケートを実施。コロナ禍における各成長領域、各職種の転職意向を各月で定点観測した。
「求職者のインサイト分析によるブランド開発BOOK」配布中(無料)。
https://career-scope.jp/contents/insights-report/
この度、昨今の理系プロフェッショナルの転職市場を把握するため、年間5万人以上の会員登録がある当社の採用サービス「転職ナビ」「SCOPE」にて、転職意向のアンケートを実施。その転職意向を「成長領域別」および「職種別」に詳細に分析しました。
※理系プロフェッショナル:研究職、技術職、開発職、専門職を中心とした当社サービスの会員
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<調査概要>
調査実施期間:2020年1月1日~4月30日
調査対象者:当社サービスの会員登録者
アンケート回答者数:8,081人
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【成長領域12分類における転職意向】
全体傾向として、1月から右肩上がりで、転職意向は高まっており、全ての成長領域で、転職意向が増加している。特に顕著であったのが「資源・空間・製品」「エネルギー」が57.8%、「ネット・サービス」57.2%、「モビリティ」56.6%、「農業・食品工業」55.9%で、55%を超えている。
また「医療・健康」以外は50%を超えており、半数の人が「すぐに転職したい」と回答している。
【職種別による転職意向】
職種別で見てみると、「半導体製造装置」63.9%、「フラットパネルディスプレイ」61.8%、「開発職」60.7%、「超小型/パーソナルモビリティ」60.6%と上位4職種は60%を超えている。30%を超える上位20職種は下記の通りで、ハードウェア、ソフトウェアから医療、食品、海洋、建築など多岐に渡り、転職意向が高まっている。
当社では以前、新型コロナウイルスの影響で、理系プロフェッショナルが「社会課題の解決を仕事する仕事」への意欲向上が見られたアンケート結果をリリースした。(※参照)
今回の定点観測では、新型コロナウイルスという大きな社会的事象の影響を受け、仕事の価値観は大きく変化しており、自分の技術やスキルによって、少しでもより良い世界を仕事を通じて創りたいと考えている人が増えている。さらに各月で転職意向を見てみると、理系プロフェッショナルの流動性が高まる気配が浮き彫りになっている。
年間約5万人登録の理系プロフェッショナルのデータベースから導き出した
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https://career-scope.jp/contents/insights-report/
SCOPE Labコンテンツ
理系プロフェッショナルのシンクタンク「日本の人事部が知らないシゴトの価値観」
https://career-scope.jp/contents?utm_medium=referral&utm_source=prtimes&utm_campaign=200615_PR001_15
※参照
(参考)新型コロナウイルスの影響で、仕事・転職の価値観が大きく変わりはじめる。理系プロフェッショナルの42.7%にて「社会課題を解決する仕事」への意欲が向上。
https://career-scope.jp/contents/success-story/data_report_001//?utm_medium=referral&utm_source=prtimes&utm_campaign=200615_PR001_16
<SCOPEとは>
SCOPEは、成長市場・先端領域のイノベーターから技術職、研究職、開発職、専門職に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。「実現したい未来でつながる採用プラットフォーム」というコンセプトのもと、「社会課題」と「職種・技術・スキル」で、ヒトと企業が繋がる採用支援サービスを提供しています。
■アスタミューゼについて
世界の新事業、新製品/サービス、新技術/研究の情報に併せて80か国の特許情報などを、独自に定義した136の”成長領域”とSDGsに対応した今後人類が解決すべき105の“社会課題”に分類・分析。2億件を超える世界最大級のイノベーションキャピタル(イノベーションの源泉となる資産)のデータベースを構築、活用し、未来創造、社会課題解決のための新規事業提案やM&Aのコンサルティング、投資情報の提供、先端企業や技術、専門人材のマッチングを行う。また、広くサービスをご利用いただけるよう、新規事業創出支援を「ICP(InnovationCapital Pathfinder)」、人材マッチングサービスを「SCOPE」などのSaaS(Software as a Service)としてもご提供し、より多くのイノベーション創出を目指している。
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【本件に対する問い合わせ】
アスタミューゼ株式会社
SCOPE運営事務局
Email: scope-support@astamuse.co.jp
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