寄付プラットフォームSyncable、社会的処方のあり方を問い続けるプラスケア(神奈川県内の「暮らしの保健室」運営)の寄付金公募を支援
“あらゆる境遇を打破できる社会”の実現のため、孤独・孤立を打破するコミュニティ支援を目指して
新しい寄付の形を作り出すことで民間の社会保障を拡大する寄付決済プラットフォームSyncableを運営する株式会社STYZ(東京都渋谷区、代表取締役社長:田中 辰也)は、一般社団法人プラスケア(神奈川県中原区、代表理事:⻄ 智弘)の資金調達活動である1000人の継続寄付者募集プロジェクトを支援します。
プロジェクトページURL :https://syncable.biz/campaign/5856
1,000人の継続寄付者との繋がりを創出する継続寄付キャンペーン「マンスリーファンディング」の実施
一般社団法人プラスケアへの寄付事業拡大のために、マンスリーサポーター募集プロジェクトの実施を含めたファンドレイジング(資金調達)全般をサポートいたします。
-
ファンドレイジング戦略策定
-
年間を通しての実行伴走、プロジェクトマネジメント
-
Syncable継続寄付サービス「マンスリーファンディング」の提供およびサポート
目標人数:1,000人
(※すでに、代表理事からの呼びかけに応じてくださった寄付者の皆様が90名おられますので、専用Webサイト上の表示は910人となっております)
資金使途内訳:事業運営費、研究開発費
期間:2024/4/8〜2025/3/16
孤独・孤立の問題は、子どもから高齢者まで、誰にでも起こりうる大きな課題です。でも、そんなときに「ここはあなたの味方になりますよ」という場所があれば、どんな状況になっても安心して暮らせるまちが作れるかもしれない。そんなモデルを作るため、仲間になってくれる方を募集しています。ぜひ私たちと一緒に未来をつくっていきましょう。
※マンスリーファンディングとは:マンスリーファンディングは、毎月一定の金額を寄付する個人・団体継続寄付者を短期間で募るためのクラウドファンディングの形態です。
マンスリーサポーター(月々の継続寄付者)を1〜2ヶ月など短期間で50人、70人、100人など大幅に増やすことができます。
Syncableにご登録の団体スタッフは、自団体のキャンペーン作成ページよりマンスリーファンディングをいつでも立ち上げていただけます。
※Syncableファンドレイジングパートナープログラムとは:Syncableは、NPOのファンドレイジングに特化したコンサルティングサービスを提供しています。
豊富な実績と専門知識を持つチームが、非営利団体様のニーズに合わせた最適な寄付集めの戦略からキャンペーンの伴走支援まで実施いたします。
▼「Syncableファンドレイジングパートナープログラム」サービスページ
https://service.syncable.biz/consulting-nonprofit
寄付プラットフォームSyncable運営企業・STYZのビジョン『あらゆる境遇を打破できる社会』
世の中には生まれ育ちや置かれた環境により、困難な境遇にある人が多くいます。
家庭環境により教育が受けられない、障がいにより働く場所がない、心の問題により社会に馴染めない、子どもを預ける場所がなくて働けない、経済的環境によりやりたいことを続けられない、さらに世界に目を向けると数え切ることができません。
これらの多種多様な問題は、多数決をベースに行う政治や資本主義の仕組みによるところも大きいと考えています。多数決は効率的に多くの人に便益をもたらす便利な仕組みですが、同時に多くの小さな不都合も発生していることを忘れてはいけません。
寄付プラットフォームSyncable運営企業であるSTYZは、こうした現行の仕組みにより生じる不都合の解消を通じて、孤独・孤立や不自由、逆境というような『あらゆる境遇を打破できる社会』の実現を目指します。
孤独・孤立を打破するために求められる『民間からの多種多様な社会保障』としての暮らしの保健室
我が国では、2024年4月1日に「孤独・孤立対策推進法」が施行されます。
国は「望まぬ孤独」への対策に乗り出し、孤独や孤立を「社会全体の課題」とし、「孤独・孤立の状態から脱却して社会生活を円滑に営むことができるようにする」と掲げました。それまで高齢者の問題とされていた孤独・孤立の問題が変化したのは、2015年度にスタートした生活困窮者自立支援制度がひとつの契機であったとされます。
内閣府による孤独・孤立に関する全国実態調査で、何らかの形で「孤独感がある」と回答した人の割合が4割に上ったことが分かりました。年代別にみると、30歳代の合計が46.1・%。次いで20歳代(45.3%)、50歳代(44.5%)の順で、現役世代で孤独感を抱く人の割合が高いことが分かります。
そして、喫煙、過度の飲酒、肥満などの生活習慣を上回るのが、孤独感を引き起こす「社会とのつながりが少ないこと」です。
どうすれば孤独による健康被害を減らすことができるのか、いま注目されているのが「人とのつながり」を処方する「社会的処方」という取り組みです。
神奈川県内の「暮らしの保健室」を運営する一般社団法人プラスケアは2017年4月、「医療者と市民とが気軽につながることができる場所」を、川崎市内につくりたいとの思いのもとに設立されました。暮らしの保健室の運営を中心に、コミュニティナースなど医療者が、市民と一緒になってお互いに支え合う関係を作っていくことを目指しておられます。
ときには、コーヒーを飲みながら相談をお聞きしたり、また別のときには「まちの中で仲間を作りたい」なんていう市民の方の意気込みを後押ししてみたり。一緒に話しているうちに自分の考えが整理できたり、スタッフが適切な社会資源におつなぎしたりすることで、まちの中で暮らしているだけで自然と元気になれる環境に、少しでも寄与していきたいと考えておられます。
中でも、プラスケアの「暮らしの保健室」では様々な主体による地域の場・活動・事業の広がりを志向する”イノベーティブ”な社会的処方を得意とされています(上図の点線矢印)。
より革新的で、これからの社会に求められているセーフティーネットの形を作り続けるプラスケアの存在は、社会的処方のあり方を問い続ける探究者であるかのように感じております。
Syncableは、従来生まれることのなかったオルタナティブなお金の流れを創出し、民間からの多種多様な社会保障を生み出すために生まれた寄付プラットフォームです。全国にある非営利組織をサポートするために、SyncableはNPO・NGOの資金調達を支えてきた歴史があります。
この度、神奈川県内の「暮らしの保健室」を運営するプラスケアの人的リソースとデジタルマーケティングを同時に提供する寄付獲得支援を通じて、さまざまな困難を抱えている人の自立を支援する取り組みをより持続的なものとする安定的な経済基盤の構築を目指します。
一般社団法人プラスケア
事業内容
暮らしの中で、誰かに話を聞いてもらいたい。「相談」というほど大ごとではないのだけれど、ちょっと立ち寄ってコーヒーを飲みながらお話ができる場所――それが「暮らしの保健室」。「とりあえず、あそこに行けば話ができて、いつでも誰かとつながれる」と安心してもらえるまちを作りたい。医師や看護師、介護や栄養に詳しいスタッフが、皆様のお越しをお待ちしております。
暮らしの保健室
カフェのような柔らかな雰囲気の場所で、病気の悩みや健康に関する⼼配ごとを相談しり、話したりできる場所です。コーヒーや紅茶を飲んで⼀息つくこともできます。まずは⼀度お茶がてら、いらしてみてください。
社会的処方研究所
「薬で人を健康にするのではなく、地域とのつながりを利用して人を元気にする」仕組み、社会的処方。孤立・孤独の問題に対し、イギリスで発祥したこの社会的処方について研究し、実践を行います。
会員向けサービス
会員限定の特典やメルマガの配信を行っています。暮らしの保健室や社会的処方にご興味のある方はぜひご入会ください(一般会員の他に、賛助会員、法人会員および社会的処方研究所オンラインコミュニティ会員があります)。
書籍紹介
社会的処⽅ / 学芸出版
社会的処⽅研究所が出版する初めての書籍にして、社会的処⽅につい⽇本における初めての本になります!社会的処⽅とは、医師が処⽅する薬ではなく、地域のつながりがひとを健康にしていく仕組み。地域で暮らす、あなたの活動ひとつひとつも、誰かの孤独を癒す「お薬」になるかもしれない‧‧‧。そんな「社会的処⽅」について、本場イギリスに⾶んで学び、そして⽇本でのフィールドワークで学び、そして⽇本に広めていくための社会的処⽅研究所を⽴ち上げたストーリーなどが描かれています!
⽇本の未来を救うかもしれない社会的処⽅。いま⽇本⼈全員に読んでほしい本です!
だから、もう眠らせて欲しい / 晶⽂社
安楽死を願った⼆⼈の若き患者と過ごし、そして別れたある夏に何が起こったかーー。緩和ケア医が全⾝で患者と向き合い、懸命に⾔葉を交わし合ったいのちの記録。Web投稿サイト「note」にて累計20万PVを突破した連載が書籍化。写真家でがん患者の幡野広志、世界の安楽死の現場を取材して紹介した宮下洋⼀、精神科医の松本俊彦、そして緩和ケア医の新城拓也へのインタビューも収載。
孤⽴と安楽死、そして社会的処⽅の意味について問う。
ケアとまちづくり、ときどきアート/中外医学社
急速な高齢化に伴い、緩和ケア・福祉の需要が増加傾向にあるなか、医療者が病院内で患者に接する時間は限られている。今のままでは患者の苦痛を取り除くことはできないと、はがゆい思いを抱えている医療者は少なくないだろう。現在、その解決方法として注目されているのが社会的処方である。キーワードは「まちづくり」と「アート」。これは,近い将来日本の福祉を救うかもしれない、新しいバイブルである。※医療者向け
所在地:川崎市中原区上新城2-7-5セシーズイシイ23 A101
MAIL:info@kosugipluscare.com
TEL:044-400-2408(対応時間外は留守番電話につながります)
Syncableについて
「社会にオルタナティブなお金を生み出す」をミッションに、非営利団体(任意団体や各種法人格を含む営利を目的としない団体)を対象としてインターネット上で寄付を募るためのシステムを提供し、企業との各種事業提携も行っております。
2016年12月にリリースし、現在3,000団体以上が登録する国内最大級の非営利団体向けデジタルファンドレイジングサービスとなっています。 また、Syncableでは伴走支援プログラムの提供も行っており、これまで200を超える非営利団体のファンドレイジング支援を実施してまいりました。
【▼ご登録はこちらから(無料)】
https://service.syncable.biz/associate_top
株式会社 STYZについて
「民間から多種多様な社会保障を行き渡らせる」をミッションに掲げ、国内最大級の寄付決済サービス「Syncable」のほか、インクルーシブデザインスタジオ「CULUMU」などを運営しています。
非営利セクターを中心に新しく資金流入を促す『ドネーションプラットフォーム事業』、企業課題と社会課題の解決を共に目指す『インクルーシブデザイン&エンジニアリング事業』の2つの事業を通じて、企業、非営利団体、個人との媒介となり、課題解決の促進に取り組んでいます。
-
会社名:株式会社 STYZ
-
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4 クエストコート原宿102
-
設立日:2016年3月11日
-
資本金:5,725,000円
-
代表者:代表取締役 田中辰也
-
会社ページURL:https://styz.io/
-
「寄付決済サービス Syncable」URL:https://syncable.biz/
-
「インクルーシブデザインスタジオ CULUMU」URL:https://culumu.com/
-
「STYZコンサルティング」URL:https://styz.io/sx
-
「日常の買い物を通じて誰もが気軽に寄付できるサービス BE+CAUS」URL:https://be-caus.jp/
-
「洋服やブランド品のオンライン買取寄付サービス Brand Pledge」URL:https://brand-pledge.jp/
すべての画像