『マーケティングの扉 経験を知識に変える一問一答』 2023年4月24日発売
音部大輔氏が、マーケティング・キャリア・人生の悩みに全力回答! マーケターの背中を押す応援の書
【本書の特長】
◆現場のマーケター、そして現役大学生から質問を募集
マーケティングの現場で生じた実務的な問題から、仕事の本質を突くような素朴な疑問、キャリアアップに関する悩みまで、幅広いトピックを収載。卓越したマーケティング技術を駆使して導き出された、課題解決へのヒントが詰まっています。よくある教科書や実用書的なアプローチではなく、著者の音部大輔氏が読者に語りかけるような文章で、最先端のマーケティングのエッセンスを解きほぐしながら、この世界を生き抜くための知惠を授けてくれます。まさに、音部氏がマーケティングの現場やこれまでの人生で培った経験からにじみ出たノウハウの集大成と言えます。
◆一問一答形式
全88の疑問に音部氏が一問一答形式で回答。380ページの大ボリューム。1日1問、あるいはその時々の悩みに合った項からでも気軽に読み進めることができます。通勤途中の短時間でマーケティングのエッセンスを確認。時間のある週末にじっくり読み込めば、今後のキャリアや人生に対する指針を与えてくれること間違いなし。日々奔走するビジネスパーソンのオンとオフの両面で寄り添ってくれる1冊です。
仕事の悩み・キャリアの不安に、読めばじわじわ効いてきます。
著者はP&Gを筆頭に、ダノンやユニリーバ、資生堂などでマーケティング担当副社長やCMO(最高マーケティング責任者)としてブランドの成長を主導してきた音部大輔氏。本書では今さら聞けないマーケティングの疑問に加え、キャリアや仕事の悩みにも全力回答! あなたの「マーケティングの扉」を開きます。
「マーケティング」「キャリア」「戦略の立案と遂行」「リーダーシップ」「スキル」という5つの観点から、現場で使えるノウハウや、人生のあらゆる場面で生じる課題にどう向き合うかへのヒントを得られます。
「クリエイティブの良しあしを判断する基準とは?」「上司の承認が得られないプラン、あなたに足りないもの」「大学で学んだマーケティングの知識は社会でも役立つか」「『非エリートマーケター』がのし上がっていくためには」「人はなぜガンダムを愛するのか」など、読者から寄せられた88の疑問に、音部氏が壁打ち相手となって回答。名だたる企業でマーケティング部門を指揮してきた音部氏が、現場でつかみ取った経験を基に答えています。
今回本書の刊行にあたり、大学の人気ゼミでマーケティングを学ぶ現役大学生からも質問を募集しました。仕事や生き方の原点に立ち返るような率直な疑問にも、音部氏は真正面から向き合っています。マーケティングに関する幅広いテーマを取り上げつつも、人には言えないマーケターが抱える現場の課題や悩み、これからマーケティングの世界へ踏み出そうとする学生たちの素朴な問いに接しながら、一貫して彼らに寄り添うことを目指して本書は書き上げられました。実践ノウハウも満載ながら、エッセーのような温かい書き口で書かれています。その時々の悩みに合った項から、開いてみてください。
【販売サイト】
◆Amazon.co.jp: https://amzn.asia/d/h7bzK9J
◆Rakuten ブックス: 楽天ブックス: マーケティングの扉 経験を知識に変える一問一答 - 音部 大輔 - 9784296202126 : 本 (rakuten.co.jp)
【目次】
第1章 マーケティングの扉
・「いいマーケター」はマーケ以外から多くを学ぶ
・「ズレ」があるから、私はマーケティングに熱中する
・人間力か組織の輪か? 企画実現の合意形成に必要なもの
・大学で学んだマーケティングの知識は社会でも役立つか
・マーケティングはアートかサイエンスか、もちろん両方
・いいマーケティングの判断基準は「市場創造」にあり
・「令和のフィリップ・コトラー」は誰?
・競合相手が知らなければ優位に立てるお薦めの本
・上司の承認が得られないプラン、あなたに足りないもの
・プロは1発の成功より再現性を大事にする
第2章 キャリアの扉
・優秀なマーケターを目指す人に向けた転職の心得
・キャリアに迷ったら「給料アップ」を意識してみる
・P&G退社を決めた40歳 仕事に生き続ける大切な経験
・私が大学で教鞭を執るとしたら……
・それが目的ではないが、「広告賞」には意味がある
・外資系か日系か、マーケターが仕事をするならどっち?
・大学1年生で受けた「マーケティング論」の面白さ
・「非エリートマーケター」がのし上がっていくためには
・きっと訪れる、マーケターとして「心躍る瞬間」
・アイデアの優先順位は、動機と向き合えば見えてくる
第3章 戦略の扉
・誰でもできる、大きな視点から「戦略」を立てるコツ
・「戦略を練る」とはこういうことだと教えてくれる良書
・「顧客起点」は社会正義ではない
・フレームワークは「視点」 よりも運用を意識
・あなたのフレームワーク数は時代遅れになっていないか?
・データは人間味がないのではなく、人間を表している
・ブランドに必要な「パーパス」を規定するための勘所
・ブランドマネジメントの文化は、善悪の判断基準の導入
・失敗を他人のせいにする人のカッコ悪いで済まない問題
・他社のマーケティング分析に役立つ「2つの質問」
第4章 リーダーの扉
・仕事で大失敗した後輩にかける言葉
・人材を育成する力がない…生まれつきそんな人はいない
・ナポレオンとモルトケでマーケターを分類してみた
・スタートアップのCMOが持つべきスキルセットとは
・抜きんでたエースがいなくても勝てる組織を目指せ
・組織や個人の成長に欠かせない「共通言語」のつくり方
・「経験を知識に変える」ための有効なアプローチ
・「マーケターの素養」を見抜く、とっておきの質問
・P&G人事リーダーから面接担当者へ3つのアドバイス
・最も喜んでもらえたプレゼントの話をしてください
第5章 スキルの扉
・「パーセプションフロー・モデル」が起点のモノづくり
・価格は機能なり、「値上げ」を消費者に伝える良い方法
・使用体験に依存しない腕利きマーケターが見ているもの
・どうすれば売れるのかより「買いたくなる理由」を探せ
・意見が合わない相手と分かり合うためのテクニック
・「差別化」とは、同じ問題を新しい課題で捉え直す作業
・クリエイティブ案を評価する「目的」と「基準」
・文化が異なる相手との仕事は、愛嬌と目的が物を言う
・SNSやオウンドメディアの成長をどう定義するか
・積年の課題、『機動戦士ガンダム』を愛する理由に挑む
ほか、全88題
【著者プロフィル】
◆音部大輔(おとべ・だいすけ)
17年間の日米P&Gを経て、ダノンやユニリーバ、資生堂などでマーケティング担当副社長やCMOとしてブランド回復を主導。2018年より独立、現職。家電、化粧品、輸送機器、放送局、電力、広告会社、D2C、ネットサービス、BtoBなど国内外の多様なクライアントのマーケティング組織強化やブランド戦略立案を支援。博士(経営学 神戸大学)。著書に『なぜ「戦略」で差がつくのか。─戦略思考でマーケティングは強くなる』(宣伝会議)、『マーケティングプロフェッショナルの視点』(日経BP)、『The Art of Marketing マーケティングの技法 ─ パーセプションフロー・モデル全解説』(宣伝会議、日本マーケティング学会「日本マーケティング本大賞」で2022年の大賞受賞)などがある。
◇本リリースの内容に関するお問い合わせは日経クロストレンド編集まで
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