海の課題をスパイスで解決!福島から未利用魚を使用したスパイスカレー缶「SpiSea Blue(スパイシーブルー)」が2月21日に新発売。第一弾は「南インド のココナッツカレー」味
美味しいのに捨てられてしまう魚「未利用魚」に価値を生み出すべく、「SpiSea Blue(スパイシーブルー)」をリリースしたのは、福島県の老舗魚屋「おのざき」。豊かな食の未来への問いかけとなる商品に。
商品の概要
■ SpiSea Blue スパイシー ブルー(SpiSea:spiceとseaを合わせた造語)
【希少小売価格】 2,700円(税抜)3缶セット
【内容量】180g×3缶
【原材料】すり身(カナガシラ<宮城県産>、砂糖、酒、塩)、ココナッツミルク、ソテードオニオン、トマトピューレ、タマリンドペースト、香味食用油、にんにく、生姜、青唐辛子、塩、海老エキス、海老パウダー、クミンシード、フェンネルシードカレースパイス/ソルビトール、酸味料、 増粘名類、酒精、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンE)(一部に小麦・えび・大豆を含む)
【栄養成分表示】(100gあたり)
カロリー:149kcal、たんぱく質:9.3g.脂質:91g炭水化物:74g、食塩相当量:1.3
【販売者】:株式会社おのざき(福島県いわき市)
【製造者】:株式会社タイム缶詰(岩手県陸前高田市)
販売先(2024年2月21日より発売)
【オンライン】EC販売サイト https://www.onozaki100years.com/
【福島県】おのざき平店、おのざき小名浜店、魚のおのざきplus+、おのざき植田店、その他販売先、随時拡大中。
2月21日『究極の浜カレー』@渋谷KENICK CURRYにゲスト参加
発売当日は、渋谷KENICK CURRYにて開催される『究極の浜カレー』に小野崎雄一さんがゲスト参加されます。
参加者にはSpiSea Blueのプレゼントもご用意!
【参加申込はこちら】https://kyukyoku-hamacurry.peatix.com/
商品の特徴
シンプルなスパイスの辛さと、瑞々しく爽やかな酸味が特徴の南インドのココナッツカレー。みんなが食べやすいスパイスのベストバランスで調合し、青唐辛子の鋭さを味の構成要素のひとつとして忍ばせているのもこだわりのポイントです。合わせているのは、カナガシラ。古くはお殿様へ献上された魚としても知られ、深い旨みと肉感が魅力。しかし、カナガシラは安定的に漁れるものではないことや、下処理に手間がかかることから、流通に乗らない“未利用魚”の一種となっています。国内の総水揚げ量のうち、3割占めていると言われている未利用魚は、なくなく捨てられてしまうことも多いのが現状です。それをもったいないと感じた「おのざき」の取締役の小野崎雄一は、未利用魚に付加価値をつけて有効活用すべく、カレー缶を開発しました。魚のスペシャリストであると同時に、カレー愛が高じてスパイスを知り尽くす小野崎は、カナガシラの美味しさを最大化するスパイスの黄金比を導き出しました。スパイス、魚介の旨み、ココナッツミルクの絶妙な甘さがマッチした味わいをご堪能ください。
また、パッと目を引く芸術的なパッケージデザインも力を入れて作りました。未来に向かって力強く進む福島の輝きと、街を支える海の色をイメージして制作され、ギフトにも喜ばれる洗練されたカラーリングとなっています。重ねた3つの缶詰を包むのは一般的なプラスチック包装ではなく、缶詰に施された美しい色彩を生かすことができるトレーシングペーパーです。そしてこの紙には、小野崎の地球と次世代への思いが綴られています。
日常使いや非常食として私たちの食卓を彩るだけでなく、福島の食の魅力を日本全国、そして世界へと発信するツールのひとつとして、そして気候危機にともに取り組む仲間を増やすためのメッセンジャーとして、たくさんの人の手に届けられたらと思います。
誕生への思い
親潮と黒潮がぶつかるいわき沖はプランクトンが豊富に生息し、その漁場でとれる脂が乗った魚は“常磐もの”として高く評価されてきました。しかし、気候危機対策は待ったなしの状況である今、当然ながら水産業もその影響を大きく受けています。変わりゆく魚の旬や漁獲量の減少、年々北上する魚の生息海域など、1923年に創業し先祖代々魚屋を営んできた我々の眼には、気候変動の影響によって壊れゆく地球の姿がうつっています。
創業から100年。圧倒的な美味しさを誇るいわきの水産資源を守り、次なる100年も日本の食文化を継承し発展させていくことに、我々の存在意義があると考えています。水産業のサステナビリティを考え、今すぐにできる限りの行動をすることは必然であり、私たちのミッションです。
2011年の東日本大震災は、この地域に甚大な被害をもたらし、自然の脅威を思い知ることになった一方で、自然界の回復力も目撃しました。漁れる恵みに感謝し、人と自然が調和しながらも、いわきの宝である水産業界を盛り上げていくことができるかは私たち次第です。そんなソーシャルグッドな取り組みをしていく上で、人間の叡智はスパイスとなることでしょう。SpiSea Blueのように、“美味しい”を入り口にたくさんの人が社会課題に触れ、考え、みんなで一緒に手を取り合ってライフスタイルを見直していけたら、未来をより良い方へと変えていけるのではないでしょうか。
※当商品は、一般社団法人東の食の会が企画・パッケージデザインサポートを行い開発されました。
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