ビヨンド グリーン、「Plastic Free July」に贈る加盟ホテルの先進的プラスチック削減への挑戦

サステナブル ホテルブランドのビヨンド グリーンは、使い捨てプラスチックの削減を世界中で呼びかけるムーブメント「Plastic Free July (プラスチック・フリー・ジュライ)」に賛同し、加盟施設における革新的なプラスチック削減・廃止の取り組みを紹介しています。この取り組みのタイミングは、世界的にプラスチックごみへの関心が高まっている今、特に意義深いものです。近年では、マレーシア、タイ、インドネシアなどアジア諸国において、輸入プラスチック廃棄物に対する新たな規制が導入されており、世界的な廃棄物管理の課題がより深刻になっていることが浮き彫りになっています。こうした状況の中、ホスピタリティ業界は大きな役割を果たすことができます。施設内でのプラスチック使用を削減するだけでなく、旅行者自身がライフスタイルを見直し、よりサステナブルな選択をするきっかけを提供することもその一つです。

 

ビヨンド グリーンのサステナビリティ担当副社長ニーナ・ボイズは次のように述べています。「プラスチック・フリー・ジュライは、使い捨てプラスチックを完全に排除することが最終的な目標であることを私たちに改めて示してくれます。加盟ホテルは、自社のオペレーションやサプライチェーンにおけるプラスチック削減を実践するだけでなく、地域社会を支援し、ゲストにも前向きな行動を促すことで、模範的なリーダーシップを発揮しています。プラスチック汚染が世界中の生態系に深刻な影響を及ぼし続けている今、ホスピタリティ業界のリーダーシップとイノベーションはかつてないほど重要です。」

 

アメリカ、コスタリカ、スペイン、ケニアをはじめとする世界各地のビヨンド グリーン加盟ホテルでは、すべての施設で使い捨てペットボトルを撤廃しており、これはブランド設立時からの基本要件でもあります。さらに、ビヨンド グリーンの各施設では、単なる代替品への切り替えにとどまらず、長期的な変化を生み出すさまざまな取り組みが行われています:

 

アレナス・デル・マー(Arenas del Mar) コスタリカ、マヌエルアントニオ

Arenas del Mar

アレナス・デル・マーでは、サステナビリティが日々の運営に深く根付いており、プラスチックごみの削減・排除を体験として取り入れた滞在を提供しています。客室内の使い捨てプラスチックはすべて撤廃されており、プラスチック製ストローの代わりには、ホテルの庭師が提案し起業家となって実現した竹製ストローが使われています。自家製ドリンクにはガラスボトルを使用し、仕入れ業者とも連携してプラスチック包装の削減に取り組むなど、細部に至るまで環境負荷の少ない滞在を追求しています。また、スタッフの制服を再利用して作られたバッグを使ったビーチクリーンアップへの参加もゲストに呼びかけており、地域コミュニティや自然保護活動とつながる、意義のある体験を提供しています。

 

タライア・プラザ・エコリゾート (Talaia Plaza EcoResort) スペイン、べグール

Talaia Plaza EcoResort

タライア・プラザ・エコリゾートでは、サステナブルな滞在を提供するだけでなく、ゲストが地域の環境保全活動に積極的に参加できる機会を設けています。リゾートでは、コスタ・ブラバの自然を守るためにビーチや森林のクリーンアップを定期的に実施しており、ゲストもその活動に参加することが可能です。また、自社の「Plaza Terra Viva Foundation」を通じて、回収したプラスチックごみを教育用おもちゃへと再生させる取り組みを行っており、訪れる家族連れや地域の子どもたちにリサイクルの価値やサステナビリティの重要性を伝えています。施設全体に循環型システムが導入されていることも、使い捨てプラスチック廃止への強い取り組みを示しており、ゲストは責任あるホスピタリティを体験することができます。

 

アンドビヨンド・バテリア・キャンプ (andBeyond Bateleur Camp) ケニア、マサイマラ

andBeyond Bateleur Camp

グレート・リフト・バレーのそばに位置するアンドビヨンド・バテリア・キャンプは、一年を通してアフリカの雄大な野生動物を間近で体験できる、忘れがたいサファリ体験を提供しています。このラグジュアリーなサファリキャンプは、マサイマラ国立保護区の手つかずの自然環境を守ることに熱心に取り組んでおり、その一環として敷地内に設置された自家水ボトリング設備により、年間2万本以上の使い捨てプラスチック製水ボトルの使用を削減しています。この取り組みは自然環境の保護に貢献するだけでなく、ペットボトル入りの水1リットルを製造するのに最大3リットルの水が使用されるとされるなか、約6万リットルもの水の節約にもつながっています。

 

ザ・ランチ・アット・ラグナビーチ (The Ranch at Laguna Beach) カリフォルニア州、ラグナビーチ

The Ranch at Laguna Beach

ザ・ランチでは、環境への影響を最小限に抑えつつ、ラグナビーチの地域社会とのつながりを深めるゲスト体験を提供しています。プラスチック製のルームキーは竹製の鍵に置き換えられており、これにより何万枚ものプラスチックカードがゴミ埋め立て地に送られるのを防いでいます。また、チームは毎月アリソ・クリークの清掃活動を行っており、使い捨てボトルを含む数千ポンドのごみを回収。放置されていれば太平洋に流れ着いていた可能性のある廃棄物の除去に貢献しています。敷地内で実施されるファームツアーでは、ゲストがザ・ランチのサステナビリティ活動による具体的な成果を学ぶことができ、宿泊すること自体が地域の生態系保全と再生を支援する行動につながっていることを実感していただけます。さらに、「Surfrider Foundation」の「Ocean Friendly Hotels」プログラムなどのパートナーシップを通じて、ザ・ランチは施設の枠を超え、ラグナビーチの沿岸環境を守るための取り組みを広げています。

 

 ザ・パームス・ホテル&スパ(The Palms Hotel & Spa)フロリダ州、マイアミビーチ

The Palms Hotel & Spa

ザ・パームス・ホテル&スパでは、施設全体で使い捨てプラスチックの削減に取り組んでおり、プラスチックボトルはアルミニウム製やガラス製の代替品に置き換えられています。木製のルームキーや、海に流出するプラスチックを100%再生利用して作られた大容量のインルームアメニティ、布製のランドリーバッグなど、さまざまな工夫により廃棄物の削減を実現しています。また、パスタ製の堆肥化可能なストロー、コンポスト対応のコーヒーポッド、木製のビーチ用カトラリーなど、革新的な代替素材の導入も進めています。「Four Green Key Global 」認証の取得や、マイアミビーチの「#PlasticFreeMB」創設メンバー、さらに館内レストラン「Essensia」が「Surfrider Ocean Friendly Restaurant」の認定を受けていることからも、ザ・パームスが地域の取り組みと連携しながら、持続可能性とプラスチック汚染削減を継続的に取り組んでいる姿勢がうかがえます。

 

ドロモランド・キャッスル(Dromoland Castleアイルランド、ニューマーケット・オン・ファーガス

Dromoland Castle

ドロモランド・キャッスルでは、プラスチック削減への取り組みがゲスト体験の随所に丁寧に取り入れられています。客室内にはボトル式の詰め替え可能なアメニティが設置されており、使い捨てプラスチックの無駄をなくしています。また、バーでは使い捨てコースターを廃止し、上質なリユーザブルタイプに切り替えています。さらに、個別包装されたミルクの提供も取りやめ、ディスペンサー式に変更することで過剰包装の削減を実現。環境配慮とラグジュアリーを両立させた、低廃棄型のベストプラクティスに沿った取り組みが進められています。

 

旅する方々にとって、より直感的に感動的で意義あるホテル体験を見つけ予約できるように、ビヨンドグリーンの加盟施設はすべて、世界の観光におけるベストプラクティスや国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿った100以上のサステナビリティ指標に基づき厳格な審査を受けています。世界中の加盟ホテルは、持続可能な観光に欠かせない「自然」「文化」「コミュニティ」という3つの柱を重視し、未来の世代のために地球環境を守りつつ、卓越したゲスト体験を提供しています。これらの加盟ホテルについて詳しく知りたい方は、ぜひビヨンド グリーンの公式ウェブサイトをご覧ください。www.staybeyondgreen.com

 

ビヨンド グリーンについて

ビヨンド グリーンは、旅を善のための力として変革したいという情熱に導かれ、サステナビリティリーダーシップを発揮する60軒のホテル、リゾート、ロッジのグローバルポートフォリオを提供しています。「良いゲスト」と「良いホスト」が出会う世界をより目的意識を持って探索するために、サステナブルツーリズムの3本柱である「環境に配慮した秀でたオペレーション」、「自然と文化遺産の保護」、「地域社会の社会的・経済的な発展に貢献」を提供するというコミットメントを持つホテルのポートフォリオを提供します。加盟ホテルになるためには、グローバルなサステナブルツーリズムの基準と国連の持続可能な開発目標に沿った50以上の指標に基づいて審査が行われます。ビヨンド グリーンはプリファード ホテルズ&リゾーツ、ヒストリック ホテルズ オブ アメリカ、ヒストリック ホテルズ ワールドワイドを傘下に持つグローバルトラベルとホスピタリティブランドを運営する、ファミリー経営のプリファード トラベル グループが所有、運営するブランドで、「人々による地球のため」の真のホスピタリティの新たな体験を提案します。詳細については、www.StayBeyondGreen.comをご覧ください。

 

プリファード トラベル グループについて

ユベロス・ファミリーが所有し運営するプリファード トラベル グループは、プリファード ホテルズ&リゾーツ、ヒストリック ホテルズ オブ アメリカ、ヒストリック ホテルズ ワールドワイド、PTG コンサルティング、ビヨンド グリーン トラベルの親会社で、90か国において 1,100を超えるホテル、リゾートを代表するホスピタリティブランドです。デスティネーションマネージメントや観光局の業務もグローバルポートフォリオに含みます。35か国に350人以上の経験豊富な旅行スペシャリストが在籍する同社は、ブランディング、セールス、統合マーケティング、レベニューマネジメント、包括的なデストリビューションサービスとコンサルティングを通じて、独立系ホテル、ホスピタリティ企業、そしてデスティネーションをグローバルマーケットに繋いでいます。ブランドプロミスである「Believe in Travel」を軸に、同社は「旅」が人々の生活を豊かにし、変革力とより大きな寛容性を生み出すという揺ぎない信念を持っています。詳細についてはwww.PreferredTravelGroup.comをご覧ください。

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会社概要

Preferred Travel Group

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URL
https://preferredtravelgroup.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1 ロイヤルパークホテル5階
電話番号
03-6701-5690
代表者名
片岡みどり
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年03月