働く女性の約4割が「保有資産なし」、日本はおばあちゃん大国時代に突入!女性たちは定年後をどう生きる?
ファイナンシャルアカデミー、全国の女性300名を対象に「女性の定年後」に関する意識調査を実施
2018年に総務省が発表した推計によると女性の高齢者人口が初めて2,000万人を超え(出典:総務省統計局ホームページ)、女性の長寿傾向が加速する日本は「おばあちゃん大国」への道を邁進しています。そうした背景などから、老後資金については実は女性の方がシビアであるという見方もありますが、実際のところはどうなのでしょうか。ファイナンシャルアカデミー(本社:東京都千代田区、代表:泉正人、以下当校)は、その実態を把握するため「女性の定年後」に関する意識調査を実施しましたのでお知らせします。
〈この調査からわかること〉
■働く女性の9割「定年後が不安」理由は「年金など金銭面」「健康」
■働く女性の約8割が「定年後に必要な具体的金額を把握していない」
■定年後「働きたい:働きたくない=50%:50%」
■働く女性の3人に1人以上が「保有資産なし」
■定年後の主な収入源トップ2は「給与」「公的年金」
- 働く女性の9割「定年後が不安」理由は「年金など金銭面」「健康」
Q.定年後についてどのように思われますか?
- 働く女性の約8割が「定年後に必要な具体的金額を把握していない」
Q.具体的に定年後いくらのお金が必要か把握していますか?
- 定年後「働きたい:働きたくない=50%:50%」
Q.定年後も働きたいですか?
- 働く女性の約4割が「保有資産なし」
Q.現在持っている資産を教えてください
- 定年後の主な収入源トップ2は「給与」「公的年金」
Q.定年後の収入源として準備できるものを教えてください
- 50年以上前の日本を基準にした年金制度に頼らない定年後設計を
今回の調査では、「働く女性の3人に1人が保有資産なし」という、ある意味衝撃的な事実が明らかになりました。また「定年後にいくら必要か知らない」という人も全体の約8割にのぼり、働く女性であっても、大半が定年後に対する知識不足と準備不足を課題として抱えているようです。
また、定年後の収入源として「給与」「公的年金」が上位に挙がりましたが、1つ目の「給与」については調査の回答としても出ている通り、定年後は健康面の不安も高まることから、会社員やパートとしての給与を収入の柱として据えることはリスクを含んでいると言えます。また、2つ目の「公的年金」については「老後資金2,000万円問題」で取り沙汰されている通り年金不足の問題が存在します。1961年にスタートした国民皆年金制度は、平均寿命が66歳だった頃の日本を基準に設計されたものですが、時代は変わり、平均寿命は80歳を超え、年金受給年齢の段階的引き上げも検討される中、50年以上前に設計された制度に頼りっきりになることは難しいという見方が濃厚です。
既に定年後の収入源トップ2の確実性が揺らいでいる現在、老後の不安を払拭するためには、定年前のなるべく早い段階からの、他力本願ではない自らの計画的な蓄えが重要であると言えそうです。
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■調査概要
調査テーマ :「女性の定年後に関するアンケート」
調査方法: インターネットによるアンケート調査
調査地域: 全国
調査対象 :全国の女性300名
- 年齢構成:20代 25%、30代 30.3%、40代 31.0%、50代 13.7%
調査実施日 :2019年5月27日(月)
■ファイナンシャルアカデミーとは
ファイナンシャルアカデミーとはお金の教養を身につけるための「総合マネースクール」です。 2002年の創立以来、東京校・大阪校・ニューヨーク校・WEB受講を通じて17年間で延べ50万人の方が、貯蓄や家計管理といった生活に身近なお金から、資産運用、キャリア形成、人生と社会を豊かにするお金の使い方までを学んでいます。
◇オフィシャルウェブサイト https://www.f-academy.jp/
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